「Gajim」の版間の差分

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== OpenPGP の有効化 ==
 
== OpenPGP の有効化 ==
   
{{Pkg|python2-gnupg}} と {{Pkg|python2-gnupginterface}} パッケージをインストールしてください。python3 パッケージだけでは十分ではありません。
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{{Pkg|python2-gnupg}}{{Broken package link|パッケージが存在しません}} と {{Pkg|python2-gnupginterface}}{{Broken package link|パッケージが存在しません}} パッケージをインストールしてください。python3 パッケージだけでは十分ではありません。
   
 
== 名簿の表示・非表示 ==
 
== 名簿の表示・非表示 ==

2019年11月21日 (木) 18:48時点における最新版

Gajim は機能豊富で使いやすい XMPP クライアントです。

インストール

gajim パッケージをインストールしてください。

D-Bus のリモート制御を有効化

バージョン 0.16.6 現在、D-Bus のサポートはデフォルトでは無効になっています。有効化するには 'Advanced Configuration Editor' (Preferences -> Advanced -> 'Advanced Configuration Editor') で remote_control を有効にして Gajim を再起動してください。

OpenPGP の有効化

python2-gnupg[リンク切れ: パッケージが存在しません]python2-gnupginterface[リンク切れ: パッケージが存在しません] パッケージをインストールしてください。python3 パッケージだけでは十分ではありません。

名簿の表示・非表示

スクリプトを使って名簿を表示・非表示にしたい場合、ターミナルから以下のコマンドを使ってください:

$ gajim-remote toggle_roster_appearance

変更を適用するには Gajim の再起動が必要です。

サスペンド時に自動ログアウト

コンピュータをサスペンドした場合、gajim は約15分間接続したままになります。メッセージの取りこぼしを防ぐには、サスペンド・ハイバネートする前にステータスをオフラインに設定する必要があります。ステータスメッセージは変わりません。

Gajim の D-Bus インターフェイスを使用する systemd ユニット gajim-suspend@.service を作成してください:

/etc/systemd/system/gajim-suspend@.service
[Unit]
Description=Suspend Gajim
Before=sleep.target
StopWhenUnneeded=yes

[Service]
Type=oneshot
User=%I
RemainAfterExit=yes
Environment=DISPLAY=:0
ExecStart=-/usr/bin/bash -c ". /home/%I/.dbus/session-bus/$(</var/lib/dbus/machine-id)-0 && /usr/bin/gajim-remote change_status offline"
ExecStop=/usr/bin/bash -c ". /home/%I/.dbus/session-bus/$(</var/lib/dbus/machine-id)-0 && /usr/bin/gajim-remote change_status online"

[Install]
WantedBy=sleep.target

systemd ユニットを使うには D-Bus のリモート制御機能を有効にする必要があります。以下のコマンドでテストできます:

$ gajim-remote check_gajim_running

Gajim が実行しているのに "False" と返ってくる場合は D-Bus のサポートを有効にしてください。

ユニットを作成したらサービスを有効化してください。

Off-the-Record Messaging

OTR (off-the-record) メッセージはインスタントメッセージのための強力なエンドツーエンドの暗号化プロトコルです [1]。OTR はクロスプロトコルなので XMPP XEP はありません。Gajim はデフォルトでは OTR をサポートしていません。

インストール / 設定

  1. "contact-window" メニューを開いてください ("Edit => Plugins")。
  2. "Plugin Installer" を有効化してください。
  3. "plugins-window" から "Available" タブを選択してください。
  4. "Off-the-record encryption" プラグインを有効にしてください。
  5. プラグイン設定ボタンをクリックしてください。
  6. "Generate key" で OTR 鍵を生成してください。
  7. 他の設定も確認してください。
  8. ダイアログを閉じて変更を保存してください。

gajim-otr のバージョン衝突

gajim-otr には別々に開発されているバージョンが2つ存在します。片方は github で開発されていましたが gajim の plugin-repository にマージされている予定です。多数のプラグインの開発に こちらのリポジトリ が使われており、ftp.gajim.org から "Plugin Installer" ("view => plugins menu") 経由でプラグインをインストールすることができます。github/gajim-otr のソースは古くなっており メンテナンスされていない ため使用しないでください。

OMEMO のサポート

OMEMO Multi-End Message and Object Encryption はセキュアなマルチクライアントのエンドツーエンド暗号化のための XMPP Extension Protocol (XEP) です。自由に使うことができ誰でも実装が可能な Axolotl と PEP ベースのオープン標準です。最近、Gajim 用に実験的な プラグイン が作られました。

Gajim で OMEMO を使うには gajim-plugin-omemoAUR パッケージをインストールしてください。

設定

OMEMO プラグインをインストールしたら、Gajim Plugin Manager で有効化する必要があります:

  1. メニューから Edit => Plugins を開いてください。
  2. "OMEMO Multi-End Message and Object Encryption" プラグインを有効にしてください。
  3. ダイアログを閉じて変更を保存してください。

詳しくは 公式ドキュメント を参照してください。