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[[Wikipedia:ja:Filesystem in Userspace|Filesystem in Userspace]] (FUSE) は、Unix 系オペレーティングシステム用のメカニズムで、カーネルコードを変更せずに非特権ユーザが独自のファイルシステムを作成できるようにします。これは、ファイルシステムのコードを''ユーザ空間''で実行することにより達成され、一方、FUSE カーネルモジュールは実際のカーネルインターフェイスへの「橋渡し」のみを提供します。
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FUSE ファイルシステムは、{{Pkg|fuse3}} で提供されている {{man|1|fusermount3}} を使うか、{{Pkg|fuse2}} で提供されている {{man|1|fusermount}} を使ってアンマウントできます。例えば:
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== FUSE ファイルシステムの一覧 ==
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* {{App|adbfs-rootless|USB を介して接続された Android デバイスをマウントします。|https://github.com/spion/adbfs-rootless|{{AUR|adbfs-rootless-git}}}}
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* {{App|apfs-fuse|APFS (Apple File System) 用の FUSE ドライバ。|https://github.com/sgan81/apfs-fuse|{{AUR|apfs-fuse-git}}}}
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* {{App|astreamfs|A(synchronous) Stream(ing) (fuse) F(ile)S(ystem).(非同期ストリーミング FUSE ファイルシステム)|https://gitlab.com/BylonAkila/astreamfs/tree/master|{{AUR|astreamfs-git}}}}
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* {{App|AVFS|圧縮ファイル(アーカイブ)を閲覧できる仮想ファイルシステム。|https://avf.sourceforge.net|{{Pkg|avfs}}}}
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* {{App|fuseiso|ISO を通常ユーザとしてマウントします。|https://sourceforge.net/projects/fuseiso/|{{Pkg|fuseiso}}}}
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* {{App|GDriveFS|Google Drive 用の革新的な FUSE ラッパ。|https://github.com/dsoprea/GDriveFS|{{AUR|gdrivefs}}}}
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* {{App|[[gitfs]]|gitfs は、git と完全に統合する FUSE ファイルシステムです。|https://www.presslabs.com/gitfs/|{{AUR|gitfs}}}}
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* {{App|[[gocryptfs]]|gocryptfs はユーザ空間のスタック可能な暗号化ファイルシステムです。|https://nuetzlich.net/gocryptfs/|{{Pkg|gocryptfs}}}}
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* {{App|google-drive-ocamlfuse|OCaml で記述された、Google Drive を使用する、FUSE ベースのファイルシステム。|https://astrada.github.io/google-drive-ocamlfuse/|{{AUR|google-drive-ocamlfuse}}}}
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* {{App|gphotofs|カメラをファイルシステムとしてマウントする FUSE モジュール。|http://www.gphoto.org/proj/gphotofs/|{{AUR|gphotofs}}}}
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* {{App|HubicFuse|HubiC クラウドストレージにアクセスするための FUSE ファイルシステム。|https://github.com/TurboGit/hubicfuse|{{AUR|hubicfuse}}}}
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* {{App|iFuse|iPhone や iPod Touch のコンテンツにアクセスするための FUSE ファイルシステム。|https://libimobiledevice.org/|{{Pkg|ifuse}}}}
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* {{App|[[NTFS-3G]]|拡張機能付きの NTFS ドライバ。|https://github.com/tuxera/ntfs-3g|{{Pkg|ntfs-3g}}}}
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* {{App|s3fs|Amazon S3 を使用する FUSE ベースのファイルシステム。|https://github.com/s3fs-fuse/s3fs-fuse|{{Pkg|s3fs-fuse}}}}
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* {{App|splitviewfuse|ファイルをセグメントに分割/マージする、ディレクトリ上のビュー。|https://github.com/seiferma/splitviewfuse|{{AUR|splitviewfuse}}}}
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* {{App|[[SSHFS]]|SSH を介してディレクトリをマウントするための FUSE ベースのファイルシステムクライアント。|https://github.com/libfuse/sshfs|{{Pkg|sshfs}}}}
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* {{App|TMSU|ファイルにタグをつけ、仮想ファイルシステムを介してそれらのファイルにアクセスするためのコマンドラインツール。|https://tmsu.org/|{{AUR|tmsu}}}}
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* {{App|vdfuse|VirtualBox ディスクイメージ (VDI/VMDK/VHD) をマウントします。|https://github.com/muflone/virtualbox-includes|{{AUR|vdfuse}}}}
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* {{App|vramfs|VRAM ベースのファイルシステム。|https://github.com/Overv/vramfs|{{AUR|vramfs-git}}}}
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* {{App|wimmount|Windows Imaging Format (WIM) イメージをマウントします。|https://wimlib.net/|{{Pkg|wimlib}}}}
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* {{App|xbfuse|Xbox (360) ISO をマウントします。|https://multimedia.cx/xbfuse/|{{AUR|xbfuse-git}}}}
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* {{App|xmlfs|XML ファイルをディレクトリ構造として表現し、容易にアクセスできるようにします。|https://github.com/halhen/xmlfs|{{AUR|xmlfs}}}}
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* [[Media Transfer Protocol#FUSE filesystems]]
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== 参照 ==
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* [[Wikipedia:Filesystem in Userspace#Applications]]
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{{TranslationStatus|FUSE|2024-05-10|804465}}

2024年5月10日 (金) 19:16時点における最新版

関連記事

Filesystem in Userspace (FUSE) は、Unix 系オペレーティングシステム用のメカニズムで、カーネルコードを変更せずに非特権ユーザが独自のファイルシステムを作成できるようにします。これは、ファイルシステムのコードをユーザ空間で実行することにより達成され、一方、FUSE カーネルモジュールは実際のカーネルインターフェイスへの「橋渡し」のみを提供します。

アンマウント

FUSE ファイルシステムは、fuse3 で提供されている fusermount3(1) を使うか、fuse2 で提供されている fusermount(1) を使ってアンマウントできます。例えば:

$ fusermount3 -u マウントポイント

FUSE ファイルシステムの一覧

  • adbfs-rootless — USB を介して接続された Android デバイスをマウントします。
https://github.com/spion/adbfs-rootless || adbfs-rootless-gitAUR
  • apfs-fuse — APFS (Apple File System) 用の FUSE ドライバ。
https://github.com/sgan81/apfs-fuse || apfs-fuse-gitAUR
  • astreamfs — A(synchronous) Stream(ing) (fuse) F(ile)S(ystem).(非同期ストリーミング FUSE ファイルシステム)
https://gitlab.com/BylonAkila/astreamfs/tree/master || astreamfs-gitAUR
  • AVFS — 圧縮ファイル(アーカイブ)を閲覧できる仮想ファイルシステム。
https://avf.sourceforge.net || avfs
  • CurlFtpFS — FTP ホストにアクセスするための、FUSE と libcurl をベースとしたファイルシステム。
https://curlftpfs.sourceforge.net/ || curlftpfs
  • davfs2 — WebDAV フォルダをマウントできるようにするファイルシステムドライバ。
https://savannah.nongnu.org/projects/davfs2 || davfs2AUR
  • EncFS — ユーザ空間のスタック可能な暗号化ファイルシステム。
https://vgough.github.io/encfs/ || encfs
  • fuse-archive — アーカイブファイルや圧縮ファイルを読み取り専用の FUSE ファイルシステムとして提供します。
https://github.com/google/fuse-archive || fuse-archiveAUR
  • fuseiso — ISO を通常ユーザとしてマウントします。
https://sourceforge.net/projects/fuseiso/ || fuseiso
  • GDriveFS — Google Drive 用の革新的な FUSE ラッパ。
https://github.com/dsoprea/GDriveFS || gdrivefsAUR
  • gitfs — gitfs は、git と完全に統合する FUSE ファイルシステムです。
https://www.presslabs.com/gitfs/ || gitfsAUR
  • gocryptfs — gocryptfs はユーザ空間のスタック可能な暗号化ファイルシステムです。
https://nuetzlich.net/gocryptfs/ || gocryptfs
  • google-drive-ocamlfuse — OCaml で記述された、Google Drive を使用する、FUSE ベースのファイルシステム。
https://astrada.github.io/google-drive-ocamlfuse/ || google-drive-ocamlfuseAUR
  • gphotofs — カメラをファイルシステムとしてマウントする FUSE モジュール。
http://www.gphoto.org/proj/gphotofs/ || gphotofsAUR
  • HubicFuse — HubiC クラウドストレージにアクセスするための FUSE ファイルシステム。
https://github.com/TurboGit/hubicfuse || hubicfuseAUR
  • iFuse — iPhone や iPod Touch のコンテンツにアクセスするための FUSE ファイルシステム。
https://libimobiledevice.org/ || ifuse
  • NTFS-3G — 拡張機能付きの NTFS ドライバ。
https://github.com/tuxera/ntfs-3g || ntfs-3g
  • s3fs — Amazon S3 を使用する FUSE ベースのファイルシステム。
https://github.com/s3fs-fuse/s3fs-fuse || s3fs-fuse
  • splitviewfuse — ファイルをセグメントに分割/マージする、ディレクトリ上のビュー。
https://github.com/seiferma/splitviewfuse || splitviewfuseAUR
  • SSHFS — SSH を介してディレクトリをマウントするための FUSE ベースのファイルシステムクライアント。
https://github.com/libfuse/sshfs || sshfs
  • TMSU — ファイルにタグをつけ、仮想ファイルシステムを介してそれらのファイルにアクセスするためのコマンドラインツール。
https://tmsu.org/ || tmsuAUR
  • vdfuse — VirtualBox ディスクイメージ (VDI/VMDK/VHD) をマウントします。
https://github.com/muflone/virtualbox-includes || vdfuseAUR
  • vramfs — VRAM ベースのファイルシステム。
https://github.com/Overv/vramfs || vramfs-gitAUR
  • wimmount — Windows Imaging Format (WIM) イメージをマウントします。
https://wimlib.net/ || wimlib
  • xbfuse — Xbox (360) ISO をマウントします。
https://multimedia.cx/xbfuse/ || xbfuse-gitAUR
  • xmlfs — XML ファイルをディレクトリ構造として表現し、容易にアクセスできるようにします。
https://github.com/halhen/xmlfs || xmlfsAUR

参照

翻訳ステータス: このページは en:FUSE の翻訳バージョンです。最後の翻訳日は 2024-05-10 です。もし英語版に 変更 があれば、翻訳の同期を手伝うことができます。