「Talkd と talk コマンド」の版間の差分

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"talk" コマンドは、同じシステム上の他のユーザーと会話することができます。例えば、複数のユーザが同じシステムに SSH でログインしている場合などに便利です。使い方はとても簡単で、誰かと話すためのコマンドは次の通りです。
 
"talk" コマンドは、同じシステム上の他のユーザーと会話することができます。例えば、複数のユーザが同じシステムに SSH でログインしている場合などに便利です。使い方はとても簡単で、誰かと話すためのコマンドは次の通りです。
   
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=== xinetd を使用する ===
 
=== xinetd を使用する ===
   
# [[インストール]] {{Pkg|inetutils}}, which contains talk and talkd. These also rely on {{Pkg|xinetd}}. Optionally install [[screen]].
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# {{Pkg|inetutils}} を[[インストール]]します。これらは {{Pkg|xinetd}} にも依存しています。オプションで [[screen]] をインストールします。
# Configure the xinetd service entry by editing {{ic|/etc/xinetd.d/talk}} and setting "disable = no".
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# {{ic|/etc/xinetd.d/talk}} を編集して、"disable = no" と設定し、xinetd サービスエントリを設定します。
# If you are using tcp_wrappers or something similar, add an entry to {{ic|/etc/hosts.allow}}: {{bc|talkd: 127.0.0.1}}
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# tcp_wrappers などを使用している場合は、{{ic|/etc/hosts.allow}} にエントリを追加してください。
# Now [[開始]] {{ic|xinetd.service}}.
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# {{ic|xinetd.service}} を[[開始]]します。
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# ローカルシステム上にいる場合、"w" と "who" コマンドに自分が表示されるようにスクリーンセッションを開始する必要があるかもしれません -- そこで自分が表示されないと、トークはうまくいきません。
# If you are on the local system, you might need to start a screen session to make yourself show up on the "w" and "who" commands -- you need to show up there or talk will not work.
 
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# 必要であれば、ターミナルで書き込みアクセスを許可してください: {{bc|1=
# Allow write access in your terminal if needed: {{bc|1=
 
 
$ mesg y
 
$ mesg y
 
}}
 
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{{ic|talk.socket}} と {{ic|talk.service}} を[[開始]]します
 
{{ic|talk.socket}} と {{ic|talk.service}} を[[開始]]します
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{{TranslationStatus|Talkd and the talk command|2022-08-29|737329}}

2022年8月29日 (月) 10:20時点における最新版

"talk" コマンドは、同じシステム上の他のユーザーと会話することができます。例えば、複数のユーザが同じシステムに SSH でログインしている場合などに便利です。使い方はとても簡単で、誰かと話すためのコマンドは次の通りです。

$ talk username tty

もちろん、別のシステムのユーザーと話すことも可能です:

$ talk username@hostname tty

いずれの場合も、ttyはオプションです。これは、複数回ログインしているローカルユーザーと会話したい場合に、適切な端末名を示すために使用されます。"tty" は 'ttyXX'、または 'pts/X' という形式である。

セットアップ

xinetd を使用する

  1. inetutilsインストールします。これらは xinetd にも依存しています。オプションで screen をインストールします。
  2. /etc/xinetd.d/talk を編集して、"disable = no" と設定し、xinetd サービスエントリを設定します。
  3. tcp_wrappers などを使用している場合は、/etc/hosts.allow にエントリを追加してください。
  4. xinetd.service開始します。
  5. ローカルシステム上にいる場合、"w" と "who" コマンドに自分が表示されるようにスクリーンセッションを開始する必要があるかもしれません -- そこで自分が表示されないと、トークはうまくいきません。
  6. 必要であれば、ターミナルで書き込みアクセスを許可してください:
    $ mesg y

systemd を直接使用する

talk.sockettalk.service開始します

翻訳ステータス: このページは en:Talkd and the talk command の翻訳バージョンです。最後の翻訳日は 2022-08-29 です。もし英語版に 変更 があれば、翻訳の同期を手伝うことができます。