「アクセシビリティ機能を使って Arch Linux をインストール」の版間の差分

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新しくインストールしたシステムから起動した後、発音は自動で開始されます。
 
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Gtk、 Qt や Gecko ベースのほとんどのグラフィカルアプリケーションはそのまま動くはずです。{{Pkg|accerciser}} を実行することで機能の確認をすることができます。選択したアプリケーションは深くネストした構造を持っています。起き得る問題は以下の通りです。
{{Merge|Accessibility|The listed issues are out of scope of the Arch installation process.}}
 
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* ディストリビューションの支援テクノロジーの設定を有効化していない。通常どこかに有効化できるチェックボックスが見つかるはずです。有効化した後は、再起動が必要です。
Most graphical applications should work out of the box, such as Gtk-, Qt- or Gecko-based ones. You can verify the functionality by running {{Pkg|accerciser}}. The application of choice should appear and have a deeply nested tree structure of children. Issues may arise if:
 
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* アプリケーションが [[Chromium]] か [[Electron]] ベースである。これらのプログラムは通常、起動時に [[環境変数]] {{ic|1=ACCESSIBILITY_ENABLED=1}} と、追加の引数 {{ic|--force-renderer-accessibility}} の両方を必要とします。Chrome では {{ic|chrome://accessibility}} の中のアクセシビリティオプションを有効化することで引数のステップを置き換えることができますが、この設定は再起動すると元に戻るようです。
* You haven't enabled the assistive technologies setting for your distribution. There's usually a single checkbox somewhere to be found to enable it. After enabling, you need to reboot.
 
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* [[Java]] ベースのアプリケーション。この場合、ATK ブリッジ {{Pkg|java-atk-wrapper-openjdk8}} (Java のバージョンによる) をインストールする必要があります。
* The application is [[Chromium]]- or [[Electron]]-based. These programs typically need both the [[Environment variable]] {{ic|1=ACCESSIBILITY_ENABLED=1}}, and an additional argument {{ic|--force-renderer-accessibility}} when launching. For Chrome you can replace the latter step with enabling the accessibility options inside {{ic|chrome://accessibility}}, however this seems to not persist after restart.
 
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* 稀なケースでアプリケーションが特殊で、Qt4 でビルドされた古いアプリケーション、例えば2015年からメンテナンスされていないプログラムなどでは、{{ic|qt-at-spi}} をインストールする必要があります。
* The application is [[Java]]-based. In this case, you need to install the ATK bridge {{Pkg|java-atk-wrapper-openjdk8}} (depending on your Java version)
 
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* 最後の手段として、他にこれらのどれかの環境変数が有効かもしれません。{{ic|1=GTK_MODULES=gail:atk-bridge}}, {{ic|1=OOO_FORCE_DESKTOP=gnome}}, {{ic|1=GNOME_ACCESSIBILITY=1}}, {{ic|1=QT_ACCESSIBILITY=1}}, {{ic|1=QT_LINUX_ACCESSIBILITY_ALWAYS_ON=1}}
* In the rare case that the application is an exotic, old application built with Qt4, such as some programs that haven't been maintained since 2015, you need to install {{ic|qt-at-spi}}
 
* As a last resort, any of these other environment variables may help: {{ic|1=GTK_MODULES=gail:atk-bridge}}, {{ic|1=OOO_FORCE_DESKTOP=gnome}}, {{ic|1=GNOME_ACCESSIBILITY=1}}, {{ic|1=QT_ACCESSIBILITY=1}}, {{ic|1=QT_LINUX_ACCESSIBILITY_ALWAYS_ON=1}}
 
   
 
{{TranslationStatus|Install Arch Linux with accessibility options|2022-12-20|755914}}
 
{{TranslationStatus|Install Arch Linux with accessibility options|2022-12-20|755914}}

2023年4月5日 (水) 17:16時点における最新版

公式 Arch Linux インストールメディアはいくつかの アクセシビリティ 機能をサポートしています。

この文章では、それらの機能を使って Arch Linux をインストールする方法を説明します。

ノート: このページでは、インストールガイド と異なる手順のみ説明します。

インストール前

ライブ環境を起動する

ノート: インストールメディアのブートローダーは、デフォルトのメニューアイテムを開始する前に15秒のタイムアウトが設定されています。

インストールメディアが起動を開始するときに、Down に続けて Enter を押して、発音が有効な環境を起動してください。

USB 点字ディスプレイは udev により自動で認識されるはずです。

複数のサウンドカード

コンピュータにいくつかのサウンドカードがある場合、次のメッセージが発音されます。 Please select your sound card for speech output.

使いたい出力からビープ音が聞こえたとき、Enter を押してサウンドカードを選択してください。

読み上げの言語を変更する

espeakup.service で使われる espeak-ng 言語/音声を変更するには、Environment= ディレクティブの中の default_voice= に言語コードが追記されるようにユニットを 編集 してください。

+variant を言語コードに追加することでも、espeak-ng 音声の種類を変更することができます。詳しくは espeakup(8)espeak-ng(1) を参照してください。

インストール

必要なパッケージのインストール

インストールされたシステムで発音を有効にするには、espeakupalsa-utils パッケージが必要です。点字ディスプレイを使うのであれば brltty パッケージを インストール してください。

必要なパッケージを、インストール時の pacstrap(8) 呼び出しに追加してください。

# pacstrap -K /mnt base linux linux-firmware espeakup alsa-utils

システムの設定

サウンドカード

#複数のサウンドカード が検出された場合、インストールメディアにより生成された /etc/asound.conf ファイルをコピーしてください。

# cp /etc/asound.conf /mnt/etc/

サービスの有効化

インストールしたシステムから起動した後に発音のサポートを有効化するには、espeakup.service サービスを 有効化 する必要があります。#読み上げの言語を変更する も参照してください。

再起動

新しくインストールしたシステムから起動した後、発音は自動で開始されます。

トラブルシューティング

Gtk、 Qt や Gecko ベースのほとんどのグラフィカルアプリケーションはそのまま動くはずです。accerciser を実行することで機能の確認をすることができます。選択したアプリケーションは深くネストした構造を持っています。起き得る問題は以下の通りです。

  • ディストリビューションの支援テクノロジーの設定を有効化していない。通常どこかに有効化できるチェックボックスが見つかるはずです。有効化した後は、再起動が必要です。
  • アプリケーションが ChromiumElectron ベースである。これらのプログラムは通常、起動時に 環境変数 ACCESSIBILITY_ENABLED=1 と、追加の引数 --force-renderer-accessibility の両方を必要とします。Chrome では chrome://accessibility の中のアクセシビリティオプションを有効化することで引数のステップを置き換えることができますが、この設定は再起動すると元に戻るようです。
  • Java ベースのアプリケーション。この場合、ATK ブリッジ java-atk-wrapper-openjdk8 (Java のバージョンによる) をインストールする必要があります。
  • 稀なケースでアプリケーションが特殊で、Qt4 でビルドされた古いアプリケーション、例えば2015年からメンテナンスされていないプログラムなどでは、qt-at-spi をインストールする必要があります。
  • 最後の手段として、他にこれらのどれかの環境変数が有効かもしれません。GTK_MODULES=gail:atk-bridge, OOO_FORCE_DESKTOP=gnome, GNOME_ACCESSIBILITY=1, QT_ACCESSIBILITY=1, QT_LINUX_ACCESSIBILITY_ALWAYS_ON=1
翻訳ステータス: このページは en:Install Arch Linux with accessibility options の翻訳バージョンです。最後の翻訳日は 2022-12-20 です。もし英語版に 変更 があれば、翻訳の同期を手伝うことができます。