「Netbird」の版間の差分
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2024年8月14日 (水) 23:05時点における最新版
NetBird は、WireGuard の上に構築されたオープンソースの VPN 管理プラットフォームであり、組織や家庭向けに安全なプライベートネットワークを簡単に作成できます。Tailscale と非常に似ており、機能も非常に似ています。
Netbird は自己ホスティングが可能です。
初期ネットワーク設定
[htps://app.netbird.io/ アカウントを登録]して、各デバイスに netbird をインストールします。アカウントを登録することで、仮想ネットワークが自動的に作成されます。
インストール
ネットワークに参加
netbird サービスはテンプレートユニットとしてインストールされます。デフォルトのインスタンスを作成します。
# systemctl enable --now netbird@main.service
次に、ネットワークに参加します。
# netbird up
管理サーバーとの通信が成功すると、URL が表示されます。ブラウザで開いて、必要に応じてアカウントの認証情報でサインインします。ブラウザ上のプロンプトに従って操作を行い、成功メッセージがコンソールに表示されます。
Tailscale と同様に、セットアップキーを使ってノードを追加することができます。
# netbird up --setup-key 2CA35F84-3D54-4997-884D-FE72864ACFD7
トラブルシューティング
ネットワークにアクセスできない
原因の一つは Tailscale との競合です。デフォルトでは、Tailscale サービスは仮想ネットワーク内のトラフィックをフィルタリングするファイアウォールエントリを作成します。Tailscale のサブネットからのすべてのトラフィックは、Tailscale のネットワークインターフェイスから来る必要があります。しかし、Tailscale と Netbird はどちらも同じ 100.64.0.0/10
サブネットを使用しているため、Tailscale のトラフィックは正常に機能しますが、Netbird のトラフィックは完全にブロックされます。
これが問題のルールです:
-A ts-input -s 100.64.0.0/10 ! -i tailscale0 -j DROP
すべての影響を受けるノードでこのルールを削除すると、問題が解決されます。ただし、これは恒久的な解決策ではありません。代わりに、iptables のルールを完全に無効にします:
# tailscale up --netfilter-mode off
Tailscale と Netbird で異なるサブネットを使用する方がよいでしょうが、現時点ではサポートされていません: