「Lenovo ThinkPad X250」の版間の差分
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− | ! 機能 !! 構成 |
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+ | |CPU||Intel(R) Core(TM) i5-5200U CPU @ 2.20GHz || Intel i7-5600U |
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− | |システム||X250 |
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+ | |グラフィック||Intel HD 5400 - Broadwell ||Intel HD 5500 |
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− | |CPU||Intel(R) Core(TM) i5-5200U CPU @ 2.20GHz |
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+ | |メモリ||8 GB || 8 GB |
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− | |グラフィック||Intel HD 5400 - Broadwell |
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+ | |ディスク||unknown 180 GB SSD||SanDisk X300 256GB |
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− | |メモリ||8 GB |
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+ | |ディスプレイ||12.5" IPS FHD (1920x1080) non-touch||12.5" IPS FHD (1920x1080) non-touch |
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− | |ディスク||180 GB ソリッドステートドライブ Opal 2.0 - XCapable |
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+ | |無線||Intel Corporation Wireless 7265 AC ||Intel Corporation Wireless 7265 AC |
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− | |ディスプレイ||12.5" IPS FHD (1920x1080) non-touch |
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+ | |内蔵バッテリー||9 Cell || 9 Cell |
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− | |無線||Intel Corporation Wireless 7265 |
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+ | |追加の接続バッテリー||6 Cell 19+||6 Cell 19+ |
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+ | |バックライトキーボード||{{Yes}}||{{Yes}} |
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− | |追加の接続バッテリー||6 Cell 19+ |
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+ | |ThinkLight||{{No}}||{{No}} |
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− | |バックライトキーボード||{{Yes}} |
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+ | |指紋スキャナ||{{Yes}}||{{Yes}} |
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− | |ThinkLight||{{No}} |
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+ | |Bluetooth||{{Yes}}||{{Yes}} |
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+ | |カメラ||{{Yes}}||{{Yes}} |
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+ | |モバイルブロードバンド||?||Sierra EM7345 |
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− | |カメラ||{{Yes}} |
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+ | |- |
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+ | |スマートカードリーダー|| ? || {{Yes}} |
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バックライトを機能させるには、{{ic|1=options thinkpad_acpi force-load=1}} を {{ic|/etc/modprobe.d/x250.conf}} に追加します。これによって thinkpad_acpi モジュールが強制的にロードされ、{{Pkg|xorg-xbacklight}} パッケージによってバックライトを制御したりメディアキーを使用することが可能になります。 |
バックライトを機能させるには、{{ic|1=options thinkpad_acpi force-load=1}} を {{ic|/etc/modprobe.d/x250.conf}} に追加します。これによって thinkpad_acpi モジュールが強制的にロードされ、{{Pkg|xorg-xbacklight}} パッケージによってバックライトを制御したりメディアキーを使用することが可能になります。 |
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+ | {{Note|バックライトを搭載しない機種もあります。}}} |
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+ | {{ic|Pause}} キーはありませんが、{{ic|Fn+P}} の組み合わせで入力できます。 |
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==== サウンドとボリューム制御 ==== |
==== サウンドとボリューム制御 ==== |
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+ | HDMI オーディオを動作さえるには、Intel PCH を利用するために、Intel HDMI を無効にしなければなりません。[[ALSA#デフォルトサウンドカードの設定]] を参照して、スピーカーおよびヘッドフォンのデフォルトサウンドカードを Intel PCH に設定してください。 |
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+ | {{hc| /etc/modprobe.d/thinkpad-x250.conf | 2= |
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+ | options snd_hda_intel index=1,0 }} |
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{{Pkg|acpid}} と {{Pkg|alsa-utils}} をインストールして、ボリュームボタンでボリュームを変更するようにマッピングしてください。例: |
{{Pkg|acpid}} と {{Pkg|alsa-utils}} をインストールして、ボリュームボタンでボリュームを変更するようにマッピングしてください。例: |
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==== Bluetooth ==== |
==== Bluetooth ==== |
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− | Bluetooth は {{Pkg|bluez}} と {{Pkg|gnome-bluetooth}} で問題なく動作します。 |
+ | Bluetooth は {{Pkg|bluez}} と {{Pkg|gnome-bluetooth}} で問題なく動作します。{{Pkg|i3-wm}} を利用している場合は、{{Pkg|blueman}} でトレイアイコン含め接続を動作させることができます。i3 の設定に {{ic|blueman-applet}} を追記してください。 |
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+ | === BIOS アップデート === |
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+ | {{Warning|更新に失敗するなどの理由により、デバイスが動作しなくなる可能性があります。}} |
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+ | 更新前の BIOS をクリアする起動可能な USB ドングルを取得するには、次のようにする必要があるかもしれません: |
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+ | 1. 最新版の BIOS アップデートツール (ISO) を公式サイトから取得する[https://pcsupport.lenovo.com/de/en/products/laptops-and-netbooks/thinkpad-x-series-laptops/thinkpad-x250/downloads/] |
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+ | 2. {{AUR|geteltorito}} を[[インストール]] するなどして、イメージを展開してください。例えば geteltorito ならば、{{ic|geteltorito -o thinkpadbios.img xyz.iso}} とします。 |
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+ | 3. 展開されたイメージを [[dd]] コマンドで USB ドングルにコピーしてください: {{ic|sudo dd if᐀thinkpadbios.img of᐀/dev/sdX bs᐀1M}} |
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+ | 4. {{ic|sync}} を一回実行してください。 |
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+ | 5. PC を再起動してください。 |
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+ | 6. Lenovo スクリーンで {{ic|Enter}} キーを押し、USB ドングルから起動します。 |
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+ | 7. スクリーンに表示された説明に従い、BIOS を更新します。バッテリーは充電されてあり、AC アダプターも接続される必要があります。 |
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+ | === ヒント === |
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+ | ==== バッテリー ==== |
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+ | 機種によっては、内蔵されたバッテリーと着脱可能なバッテリーの両方が備わっています。システムトレイ用のバッテリーモニターである {{Pkg|cbatticon}} などのアプリケーションでは、[https://github.com/valr/cbatticon/issues/25 デュアルバッテリーに対応していません]。バッテリーの状況を確認するのに、{{Pkg|conky}} を利用する手もあります。 |
2019年5月3日 (金) 23:21時点における最新版
Lenovo ThinkPad X250 は Lenovo ThinkPad X240 の後継機です。主な違いはタッチパッドマウスの上部にある物理的な TrackPoint ボタンや Intel CPU の Broadwell などです。
目次
テスト構成
機能 | 構成1 | 構成2 |
---|---|---|
CPU | Intel(R) Core(TM) i5-5200U CPU @ 2.20GHz | Intel i7-5600U |
グラフィック | Intel HD 5400 - Broadwell | Intel HD 5500 |
メモリ | 8 GB | 8 GB |
ディスク | unknown 180 GB SSD | SanDisk X300 256GB |
ディスプレイ | 12.5" IPS FHD (1920x1080) non-touch | 12.5" IPS FHD (1920x1080) non-touch |
無線 | Intel Corporation Wireless 7265 AC | Intel Corporation Wireless 7265 AC |
内蔵バッテリー | 9 Cell | 9 Cell |
追加の接続バッテリー | 6 Cell 19+ | 6 Cell 19+ |
バックライトキーボード | Yes | Yes |
ThinkLight | No | No |
指紋スキャナ | Yes | Yes |
Bluetooth | Yes | Yes |
カメラ | Yes | Yes |
モバイルブロードバンド | ? | Sierra EM7345 |
スマートカードリーダー | ? | Yes |
システム設定
マウス
タッチパッドとトラックポイントは特に設定しなくても動作しますが、トラックポイントの物理ボタンは動作しません。xf86-input-synaptics をインストールする必要があります。
最新カーネルをインストールしたくない場合、Linux 3.19.2-ARCH 向けの対応方法があります。options psmouse proto=imps
を /etc/modprobe.d/x250.conf
に追加することで、パッチが必要な TrackPoint 用のプロトコルではなく、もっと基本的なプロトコルをマウスモジュールで使用することができます。タッチパッドやマウスが一つのデバイスとして扱われますが、synaptics はサポートされていません。2本指のスクロールを使いたい場合、新しいモジュールをインストールするか、壊れた TrackPoint ボタンで何とかする必要があります。
指紋
指紋リーダーは fprintd を使うことで機能します。
バックライトとキーボード
バックライトを機能させるには、options thinkpad_acpi force-load=1
を /etc/modprobe.d/x250.conf
に追加します。これによって thinkpad_acpi モジュールが強制的にロードされ、xorg-xbacklight パッケージによってバックライトを制御したりメディアキーを使用することが可能になります。
}
Pause
キーはありませんが、Fn+P
の組み合わせで入力できます。
サウンドとボリューム制御
HDMI オーディオを動作さえるには、Intel PCH を利用するために、Intel HDMI を無効にしなければなりません。ALSA#デフォルトサウンドカードの設定 を参照して、スピーカーおよびヘッドフォンのデフォルトサウンドカードを Intel PCH に設定してください。
/etc/modprobe.d/thinkpad-x250.conf
options snd_hda_intel index=1,0
acpid と alsa-utils をインストールして、ボリュームボタンでボリュームを変更するようにマッピングしてください。例:
/etc/acpi/events/volumemute
event=button/mute action=amixer -c 1 sset Master toggle -q
/etc/acpi/events/volumedown
event=button/volumedown action=amixer -c 1 sset -M Master 5%%- unmute -q
/etc/acpi/events/volumeup
event=button/volumeup action=amixer -c 1 sset -M Master 5%%+ unmute -q
/etc/acpi/events/mutemic
event=button/f20 action=amixer -c 1 sset Mic toggle -q
PulseAudio と pavucontrol でもボリュームを調整することができます。
Bluetooth
Bluetooth は bluez と gnome-bluetooth で問題なく動作します。i3-wm を利用している場合は、blueman でトレイアイコン含め接続を動作させることができます。i3 の設定に blueman-applet
を追記してください。
BIOS アップデート
更新前の BIOS をクリアする起動可能な USB ドングルを取得するには、次のようにする必要があるかもしれません:
1. 最新版の BIOS アップデートツール (ISO) を公式サイトから取得する[1]
2. geteltoritoAUR をインストール するなどして、イメージを展開してください。例えば geteltorito ならば、geteltorito -o thinkpadbios.img xyz.iso
とします。
3. 展開されたイメージを dd コマンドで USB ドングルにコピーしてください: sudo dd if᐀thinkpadbios.img of᐀/dev/sdX bs᐀1M
4. sync
を一回実行してください。
5. PC を再起動してください。
6. Lenovo スクリーンで Enter
キーを押し、USB ドングルから起動します。
7. スクリーンに表示された説明に従い、BIOS を更新します。バッテリーは充電されてあり、AC アダプターも接続される必要があります。
ヒント
バッテリー
機種によっては、内蔵されたバッテリーと着脱可能なバッテリーの両方が備わっています。システムトレイ用のバッテリーモニターである cbatticon などのアプリケーションでは、デュアルバッテリーに対応していません。バッテリーの状況を確認するのに、conky を利用する手もあります。