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==トレースファイルを取得する== |
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2018年1月18日 (木) 22:04時点における版
VOGL は Valve Software と RAD Game Tools により作成された、OpenGL のデバッグのためのツールです。OpenGL のコールトレースファイルを取得・リプレイ・調査することができます。
インストール
AUR より、開発バージョン vogl-gitAUR が利用可能です。
32ビットのアプリケーションをキャプチャ・デバッグするには lib32-vogl-gitAUR[リンク切れ: パッケージが存在しません] から libvogltrace32.so, voglreplay32, vogleditor32 が必要です。
トレースファイルを取得する
以下のコマンドを実行してトレースファイルを取得します:
$ VOGL_CMD_LINE="--vogl_debug --vogl_dump_stats --vogl_tracefile /tmp/vogltrace.bin" LD_PRELOAD=/usr/lib/libvogltrace64.so <command>
<command> の部分は OpenGL アプリケーションを実行するコマンドに置き換えてください。/tmp 以下にトレースファイルが作成されます。
VOGL はソースの中にテスト用に使える OpenGL のサンプルを含みます。サンプルはパッケージには含まれていませんが手動でビルドすることができます。最新の OpenGL サンプルは OpenGL Samples Pack もしくは OpenGL SuperBible から入手することができます。
トレースファイルをトリミングする
より小さいトレースファイルを作成したい場合、例えばフレーム Y から開始して X フレーム分だけトレースを取得するには:
$ voglreplay64 original_trace.bin --trim_file trimmed_trace.bin --trim_len X --trim_frame Y
トレースファイルのリプレイ
トレースをリプレイするには vogl ディレクトリ内から voglreplayer を実行します:
$ voglreplay64 /tmp/vogltrace.bin
トレースの詳細なデバッグ出力を表示するには:
$ voglreplay64 --debug --verbose vogltrace.bin
GL コールと拡張の統計を表示するには:
$ voglreplay64 --info vogltrace.bin
トレースファイルの調査
vogleditor を実行し、"File - Open Trace" から tracefile.bin を開きます:
$ vogleditor64
制約
制約については ブログの投稿 を読んでください。