「VDPAU」の版間の差分

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*[[ATI|AMD]] Radeon 9500 以降の GPU が[[Official Repositories|公式リポジトリ]]にある {{pkg|ati-dri}} パッケージでサポートされています。
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*[[Intel Graphics|Intel]] GMA 4500 以降の GPU が {{pkg|libvdpau-va-gl}} パッケージと {{pkg|libva-intel-driver}} によってサポートされています。
  
*[[Intel Graphics|Intel]] GMA 4500 以降の GPU が {{pkg|libvdpau-va-gl}} パッケージと {{pkg|libva-intel-driver}} によってサポートされています。
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*[[Nouveau|NVIDIA]] GeForce 8 以降の GPU が[[公式リポジトリ]]にある {{Pkg|mesa-vdpau}} パッケージでサポートされています。{{AUR|nouveau-fw}} パッケージを使います、このパッケージには動作に必要なファームウェアが NVIDIA のバイナリドライバーから展開されて含まれています。
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*[[Nouveau|NVIDIA]] GeForce 8 以降の GPU が[[Official Repositories|公式リポジトリ]]にある {{pkg|nouveau-dri}} パッケージでサポートされています。{{AUR|nouveau-fw}} パッケージを使います、このパッケージには動作に必要なファームウェアが NVIDIA のバイナリドライバーから展開されて含まれています。
  
   
 
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*[[AMD Catalyst|AMD]] Radeon HD 4000 以降の GPU が[[Official Repositories|公式リポジトリ]]にある {{pkg|libvdpau-va-gl}} と [[Arch User Repository|AUR]] にある {{AUR|libva-xvba-driver}} パッケージでサポートされています。Radeon HD 5000 以降では {{AUR|catalyst-utils}} ドライバを使い、Radeon HD 4000 シリーズでは {{AUR|catalyst-legacy-utils}} を使います。
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*[[AMD Catalyst|AMD]] Radeon HD 4000 以降の GPU が[[公式リポジトリ]]にある {{pkg|libvdpau-va-gl}} と [[Arch User Repository|AUR]] にある {{AUR|libva-xvba-driver}} パッケージでサポートされています。Radeon HD 5000 以降では {{AUR|catalyst-utils}} ドライバを使い、Radeon HD 4000 シリーズでは {{AUR|catalyst-total-hd234k}} を使います。
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*[[NVIDIA]] GeForce 400 以降の GPU が[[公式リポジトリ]]にある {{pkg|nvidia-utils}} パッケージでサポートされています。
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*[[NVIDIA|NVIDIA]] GeForce 8 以降の GPU が[[Official Repositories|公式リポジトリ]]にある {{pkg|nvidia-utils}} パッケージでサポートされています。
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** GeForce 8/9 や GeForce 100-300 シリーズは {{Pkg|nvidia-340xx-utils}} パッケージでサポートされています。
   
 
===サポートしているフォーマット===
  
===サポートしているフォーマット===
 
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| MPEG2 デコード
  
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| Nvidia GeForce 8 以降
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| MPEG4 デコード
  
| MPEG4 デコード
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| Radeon HD 6000 以降
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| GeForce 200 以降
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| Nvidia GeForce 200 以降
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| H264 デコード
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| H.264 デコード
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| AMD Radeon HD 4000 以降
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| Radeon HD 4000 以降
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| Intel GMA 4500<sup>1</sup>, Ironlake Graphics 以降
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| GMA 4500<sup>1</sup>, Ironlake Graphics 以降
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| Nvidia GeForce 8 以降
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| GeForce 8 以降
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| AMD Radeon HD 4000 以降
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| Radeon HD 4000 以降
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| Nvidia GeForce 8 以降
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| GeForce 8 以降
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| HEVC (H.265) デコード
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| GeForce 900<sup>4</sup> 以降
 
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| VC1 デコード
  
| VC1 デコード
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| AMD Radeon HD 4000 以降
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| Radeon HD 4000 以降
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| Intel Sandy Bridge Graphics 以降
  
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| Nvidia GeForce 8200, 8300, 8400, 9300, 200 以降
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| GeForce 8<sup>3</sup> 以降
  +
| <center>—<sup>2</sup></center>
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| AMD Radeon HD 4000 以降
  
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| Nvidia GeForce 8 以降
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| GeForce 8<sup>3</sup> 以降
 
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<sup>1</sup>AUR にある {{AUR|libva-driver-intel-g45-h264}} パッケージによってサポートされています。方法と注意事項は [[Intel_Graphics#GMA 4500 での H.264 デコーディング|GMA 4500 での H.264 デコーディング]]を見て下さい。
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* <sup>1</sup> AUR にある {{AUR|libva-driver-intel-g45-h264}} パッケージによってサポートされています。方法と注意事項は [[Intel_Graphics#GMA 4500 での H.264 デコーディング|GMA 4500 での H.264 デコーディング]]を見て下さい。
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* <sup>2</sup> バージョン 0.3 現在、VA GL ドライバーは H.264 以外のハードウェアデコーダをサポートしていません。
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* <sup>3</sup> GeForce 8800 Ultra, 8800 GTX, 8800 GTS (320/640 MB) は[[Wikipedia:Nvidia PureVideo|除外]]。
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* <sup>4</sup> GeForce GTX 970 と GTX 980 は除外。
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あなたの GPU によってサポートされている機能を確認するには、{{Pkg|vdpauinfo}} パッケージによって提供されている、次のコマンドを実行してください:
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{{bc|$ vdpauinfo}}
   
 
===設定===
  
===設定===
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再起動してログインしなおしてください。
  
再起動してログインしなおしてください。
   
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==== ハイブリッドグラフィック ====
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あなたの GPU によってサポートされている機能を確認するには、{{AUR|vdpauinfo}} パッケージによって提供されている、次のコマンドを実行してください:
  
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{{bc|$ vdpauinfo}}
  
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ハイブリッド環境 (NVIDIA と AMD の両方) の場合、以下の環境変数を設定する必要があります:
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$ export DRI_PRIME=1
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詳しくは [[PRIME]] のページを見て下さい。
   
 
==サポートしているソフトウェア==
  
==サポートしているソフトウェア==
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=== MPlayer ===
  
=== MPlayer ===
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[[MPlayer|MPlayer]] をインストールしてください。
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[[MPlayer]] をインストールしてください。
 
{{bc|$ mplayer -vo vdpau, -vc ffmpeg12vdpau,ffwmv3vdpau,ffvc1vdpau,ffh264vdpau,ffodivxvdpau, ''foobar.mpeg''}}
  
{{bc|$ mplayer -vo vdpau, -vc ffmpeg12vdpau,ffwmv3vdpau,ffvc1vdpau,ffh264vdpau,ffodivxvdpau, ''foobar.mpeg''}}
 
{{Warning|{{ic|ffodivxvdpau}} コーデックをサポートしているのは最新の NVIDIA ハードウェアだけです。あなたのハードウェアの仕様によってはサポートされていないものと考えて下さい。}}
  
{{Warning|{{ic|ffodivxvdpau}} コーデックをサポートしているのは最新の NVIDIA ハードウェアだけです。あなたのハードウェアの仕様によってはサポートされていないものと考えて下さい。}}

2015年10月31日 (土) 20:10時点における版

関連記事

Video Decode and Presentation API for Unix は動画のデコード処理・ポストプロセスを部分的に GPU ビデオハードウェアにオフロードするためのオープンソースライブラリと API です。

サポートしているハードウェア

オープンソースドライバー:

プロプライエタリドライバー:

サポートしているフォーマット

オープンソース プロプライエタリ
AMD Intel Nvidia AMD Nvidia
MPEG2 デコード Radeon 9500 以降
—2
 GeForce 8 以降
—2
 GeForce 8 以降
MPEG4 デコード Radeon HD 6000 以降
—2
 GeForce 200 以降
—2
 GeForce 200 以降
H.264 デコード Radeon HD 4000 以降 GMA 45001, Ironlake Graphics 以降 GeForce 8 以降 Radeon HD 4000 以降 GeForce 8 以降
HEVC (H.265) デコード
—
—2
—
—2
 GeForce 9004 以降
VC1 デコード Radeon HD 4000 以降
—2
 GeForce 83 以降
—2
 GeForce 83 以降
  • 1 AUR にある libva-driver-intel-g45-h264AUR パッケージによってサポートされています。方法と注意事項は GMA 4500 での H.264 デコーディングを見て下さい。
  • 2 バージョン 0.3 現在、VA GL ドライバーは H.264 以外のハードウェアデコーダをサポートしていません。
  • 3 GeForce 8800 Ultra, 8800 GTX, 8800 GTS (320/640 MB) は除外。
  • 4 GeForce GTX 970 と GTX 980 は除外。

あなたの GPU によってサポートされている機能を確認するには、vdpauinfo パッケージによって提供されている、次のコマンドを実行してください: 

$ vdpauinfo

設定

(Intel Graphics や AMD Catalyst で使う) libvdpau-va-gl ドライバーは手動で有効にする必要があります。有効にするには、次のファイルを作成してください: 

/etc/profile.d/vdpau_vaapi.sh
#!/bin/sh
export VDPAU_DRIVER=va_gl

ファイルを実行可能にしてください: 

# chmod +x /etc/profile.d/vdpau_vaapi.sh

再起動してログインしなおしてください。

ハイブリッドグラフィック

ハイブリッド環境 (NVIDIA と AMD の両方) の場合、以下の環境変数を設定する必要があります: 

$ export DRI_PRIME=1

詳しくは PRIME のページを見て下さい。

サポートしているソフトウェア

Adobe Flash Player

Adobe Flash Player のハードウェアによるビデオデコードを有効にするには、次の行を /etc/adobe/mms.cfg ファイルに追加してください: 

EnableLinuxHWVideoDecode=1

MPlayer

MPlayer をインストールしてください。 

$ mplayer -vo vdpau, -vc ffmpeg12vdpau,ffwmv3vdpau,ffvc1vdpau,ffh264vdpau,ffodivxvdpau, foobar.mpeg
警告: ffodivxvdpau コーデックをサポートしているのは最新の NVIDIA ハードウェアだけです。あなたのハードウェアの仕様によってはサポートされていないものと考えて下さい。
  • -vo - vdpau ビデオ出力ドライバの選択
  • -vc - vdpau ビデオコーデックの選択

MPlayer ベースのプレイヤー:

  • gnome-mplayer: ハードウェアアクセラレーションを有効にするには: 編集 -> 環境設定 -> プレイヤー からビデオの出力を vdpau に設定してください。
  • smplayer: ハードウェアアクセラレーションを有効にするには: オプション -> 環境設定 -> 全般 -> ビデオ から出力ドライバーを vdpau に設定してください。

VLC メディアプレイヤー

VLC をインストールしてください。

ハードウェアアクセラレーションを有効にするには: ツール -> 設定 -> 入力とコーデック から ハードウェアアクセラレーションによるデコード を Video Decode and Presentation API for Unix (VDPAU) に設定してください。

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