「Lenovo IdeaPad S10-3」の版間の差分
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===Atheros AR9285 802.11b/g チップセットのオープンソースのカーネルドライバー=== |
===Atheros AR9285 802.11b/g チップセットのオープンソースのカーネルドライバー=== |
2018年6月10日 (日) 19:01時点における版
目次
スペック
- CPU: Intel Atom N450 (1.66 GHz, 512 MB L2 キャッシュ)
- メモリ: 1 GB DDR2 SDRAM - 最大 2GB (RAM スロット)
- WiFi: Broadcom BCM4113
- ハードドライブ: 250 GB 2,5インチ SATA, 5400 RPM
- 光学ドライブ: なし
- 内蔵グラフィック: Intel GMA 3150
- サウンド: Intel HDA: Realtek ALC272
- ディスプレイ: 10.1インチ LCD 1024x600 (WSVGA)
- 5 in 1 カードリーダー
- ウェブカメラ: Lenovo Easycam
ワイヤレス
IdeaPad S10-3 は無線ネットワーク用に Broadcom BCM4113 チップセットが搭載されています。モデルによっては Atheros AR9285 802.11b/g チップセットが載っていることもあります。
Broadcom BCM4113 チップセットのオープンソースのカーネルドライバー
カーネルバージョン 2.6.37 現在、フリーなドライバーがカーネルに含まれています: brcmsmac。このドライバーは特に何も設定しなくてもロードされます。ただしノートパソコンをサスペンドから復帰させときに問題が発生します。Wi-Fi が使えなくなったときはドライバーをリロードしてください。
Broadcom BCM4113 チップセットのプロプライエタリなドライバー
オープンソースドライバーのかわりとして AUR からインストールできる 802.11 Linux STA ドライバー が存在します: broadcom-wl。
Atheros AR9285 802.11b/g チップセットのオープンソースのカーネルドライバー
ath9k モジュールが udev によって自動的にロードされます。
一部のユーザーは ath9k
ドライバーで問題が発生すると報告しています。そのような場合、ndiswrapper を使ってください。
グラフィック
Intel GMA 3150 は xf86-video-intel パッケージを必要とします。xorg.conf
ファイルの設定は必要ありません。
入力
xf86-input-keyboard や xf86-input-synaptics モジュールを使うことでキーボードやタッチパッドは問題なく動作します。
ファンクションキー
ファンクションキーは一部しか機能しません。LCD バックライトをオフにするキーは動作しますが、Wi-Fi やタッチパッドのオンオフを切り替えるキーは動作しません。ボリュームキーを使いたい場合、XF86AudioRaiseVolume
を amixer set Master 5%+
に、XF86AudioLowerVolume
を amixer set Master 5%-
にマッピングしてください。
輝度調整キーは機能しません。システムから認識されないようです。輝度を調整したい場合、Super
+Up
と Super
+Down
をそれぞれ輝度を上げ下げするスクリプトにマッピングしてください [1]。
適当なディレクトリに brighness_up
という名前のファイルを作成してください。例: /home/your_user_name/scripts/brightness_up
。
以下の内容で保存してください
#!/bin/bash # these are the possible values: # 42 56 70 92 AF CC E5 FF # 30 40 50 60 70 80 90 100 % Current=`sudo setpci -s 00:02.0 F4.B` case $Current in 42) sudo setpci -s 00:02.0 F4.B=56 ;; 56) sudo setpci -s 00:02.0 F4.B=70 ;; 70) sudo setpci -s 00:02.0 F4.B=92 ;; 92) sudo setpci -s 00:02.0 F4.B=af ;; af) sudo setpci -s 00:02.0 F4.B=cc ;; cc) sudo setpci -s 00:02.0 F4.B=e5 ;; e5) sudo setpci -s 00:02.0 F4.B=ff ;; esac Current=`sudo setpci -s 00:02.0 F4.B` case $Current in 42) notify-send "Brightness is at 30%" ;; 56) notify-send "Brightness is at 40%" ;; 70) notify-send "Brightness is at 50%" ;; 92) notify-send "Brightness is at 60%" ;; af) notify-send "Brightness is at 70%" ;; cc) notify-send "Brightness is at 80%" ;; e5) notify-send "Brightness is at 90%" ;; ff) notify-send "Brightness is at 100%" ;; esac
それからファイルに実行可能属性を付与してください:
$ chmod u+x ~/scripts/brightness_up
画面の輝度を下げるには、以下のようなスクリプトを作成します:
#!/bin/bash # these are the possible values: # 42 56 70 92 AF CC E5 FF # 30 40 50 60 70 80 90 100 % Current=`sudo setpci -s 00:02.0 F4.B` case $Current in ff) sudo setpci -s 00:02.0 F4.B=e5 ;; e5) sudo setpci -s 00:02.0 F4.B=cc ;; cc) sudo setpci -s 00:02.0 F4.B=af ;; af) sudo setpci -s 00:02.0 F4.B=92 ;; 92) sudo setpci -s 00:02.0 F4.B=70 ;; 70) sudo setpci -s 00:02.0 F4.B=56 ;; 56) sudo setpci -s 00:02.0 F4.B=42 ;; esac Current=`sudo setpci -s 00:02.0 F4.B` case $Current in 42) notify-send "Brightness is at 30%" ;; 56) notify-send "Brightness is at 40%" ;; 70) notify-send "Brightness is at 50%" ;; 92) notify-send "Brightness is at 60%" ;; af) notify-send "Brightness is at 70%" ;; cc) notify-send "Brightness is at 80%" ;; e5) notify-send "Brightness is at 90%" ;; ff) notify-send "Brightness is at 100%" ;; esac