「Lenovo ThinkPad T470s」の版間の差分
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Bus 001 Device 002: ID 058f:9540 Alcor Micro Corp. AU9540 Smartcard Reader |
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sudo については {{ic|/etc/pam.d/sudo}}を、su については {{ic|/etc/pam.d/su}} を同様に編集してください。 |
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詳細は、[https://github.com/3v1n0/libfprint libfprint] および vfs0097 パッケージを確認して適合させてください。 |
詳細は、[https://github.com/3v1n0/libfprint libfprint] および vfs0097 パッケージを確認して適合させてください。 |
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== 参照 == |
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2019年4月16日 (火) 19:37時点における版
デバイス | 動作 |
Intel Graphics | Yes |
ワイヤレス | Yes |
モバイルブロードバンド | Yes |
ALSA | Yes |
トラックポイント | Yes |
タッチパッド | Yes |
スマートカードリーダー | Yes |
Bluetooth | Yes |
指紋リーダー | Yes |
この記事では Lenovo T470s ノートパソコンに Arch Linux をインストール・設定する方法を扱っています。
ノートパソコン一般の記事や推奨事項についてはノートパソコンを見てください。
目次
ファームウェア (BIOS や周辺機器など)
執筆時点で、最新の BIOS バージョンは 1.0.7 です。こちら から (HG/HF T470s 用の) ISO をダウンロードしてディスクに書き込んでアップデートを実行することができます。
T470s は ThinkPad のドック接続だけなく USB-C によるドック機能も備えています。Thinkpad Ultra Dock で複数の HiDPI モニターを使えることを確認済みです。ドックの ファームウェアアップデート をインストールするには Windows が必要です。USB-C から DisplayPort に変換するアダプタを使うことで DisplayPort で接続することもできます。
カーネルとハードウェアのサポート
最新メディアではカーネル 4.10.10-1 が搭載されていますが、NVME 省電力パッチがマージされている linux-mainlineAUR を使うことを推奨します。
Intel Graphics#KMS (Kernel Mode Setting) や Kernel Mode Setting に書かれているように i915 をモジュールに追加できます。
Kaby Lake のハードウェアビデオアクセラレーションは va-api で問題なく機能します。
Wayland で GNOME を動作させている場合、サスペンドするとファンの回転速度が 100% のまま落ちなくなってしまうことがあります。Xorg を使っている場合、この問題は発生しません。
モバイルブロードバンド
モバイルブロードバンドのカードは Sierra EM7455 です (下にあるように lsusb で確認できます)。Google の Project Fi で動作することを確認しています。
lspci と lsusb
20HG T470s と linux-mainlineAUR でインストールした '4.11.0-rc6-mainline' カーネルで確認しています。
lspci
00:00.0 Host bridge: Intel Corporation Device 5904 (rev 02) 00:02.0 VGA compatible controller: Intel Corporation Device 5916 (rev 02) 00:14.0 USB controller: Intel Corporation Sunrise Point-LP USB 3.0 xHCI Controller (rev 21) 00:14.2 Signal processing controller: Intel Corporation Sunrise Point-LP Thermal subsystem (rev 21) 00:16.0 Communication controller: Intel Corporation Sunrise Point-LP CSME HECI #1 (rev 21) 00:16.3 Serial controller: Intel Corporation Device 9d3d (rev 21) 00:1c.0 PCI bridge: Intel Corporation Device 9d10 (rev f1) 00:1c.2 PCI bridge: Intel Corporation Device 9d12 (rev f1) 00:1d.0 PCI bridge: Intel Corporation Sunrise Point-LP PCI Express Root Port #9 (rev f1) 00:1f.0 ISA bridge: Intel Corporation Device 9d4e (rev 21) 00:1f.2 Memory controller: Intel Corporation Sunrise Point-LP PMC (rev 21) 00:1f.3 Audio device: Intel Corporation Device 9d71 (rev 21) 00:1f.4 SMBus: Intel Corporation Sunrise Point-LP SMBus (rev 21) 00:1f.6 Ethernet controller: Intel Corporation Ethernet Connection (4) I219-LM (rev 21) 3a:00.0 Network controller: Intel Corporation Device 24fd (rev 78) 3c:00.0 Non-Volatile memory controller: Samsung Electronics Co Ltd Device a804
lsusb
Bus 002 Device 003: ID 0bda:0316 Realtek Semiconductor Corp. Bus 002 Device 001: ID 1d6b:0003 Linux Foundation 3.0 root hub Bus 001 Device 006: ID 138a:0097 Validity Sensors, Inc. Bus 001 Device 005: ID 5986:111c Acer, Inc Bus 001 Device 008: ID 1199:9079 Sierra Wireless, Inc. Bus 001 Device 002: ID 058f:9540 Alcor Micro Corp. AU9540 Smartcard Reader Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
設定
スマートカードリーダー
Bus 001 Device 002: ID 058f:9540 Alcor Micro Corp. AU9540 Smartcard Reader
指紋リーダー
現時点では、指紋リーダーは プロトタイプ開発下ですが、T470s ではうまく動作しているようです。 センサーを動作させるためには、まずデータを与え初期化しなければなりません。現時点では、初期化は Windows 上でのみできます。Arch をインストールする前に指紋リーダーを動作させた場合ならうまく動作するはずです。動作させたことがない場合は、まずVirtualBox に Windows を導入します。仮想環境で、Validity Sensor をUSB 2.0を通し接続しドライバーをインストールし、その上でいくらか指紋リーダーを使用します。
以上が完了すると、Linux 環境でも指紋センサーを利用できます。Validity90 prototype を参照し、ビルドして、センサーが動作しているか確認してください。 fprintd と libfprint-vfs0097-gitAUR をインストールします。テストのためには、fprint_demoAUR をインストールします。 これをもって、指紋を登録できます。fprintd および fprint_demo は管理者権限で起動しなければならないかもしれません。
指紋センサーの設定が完了した後、指紋センサーでログインしたり、sudo
や su
で認証したりできます (fprintd_enroll を root 権限で先に起動させておいてください)。
指紋認証でログインするには、/etc/pam.d/login
を編集します。次の行を加えて他のエントリをコメントアウトして下さい:
auth required pam_env.so auth sufficient pam_fprintd.so auth sufficient pam_unix.so try_first_pass likeauth nullok auth required pam_deny.so
sudo については /etc/pam.d/sudo
を、su については /etc/pam.d/su
を同様に編集してください。
詳細は、libfprint および vfs0097 パッケージを確認して適合させてください。