「Urban Terror」の版間の差分
(en:Urban Terrorへの転送ページ) |
|||
1行目: | 1行目: | ||
+ | [[Category:ゲーム]] |
||
− | #redirect[[en:Urban Terror]] |
||
+ | [[en:Urban Terror]] |
||
+ | [http://www.urbanterror.info/home/ 公式サイト] より: |
||
+ | :[http://www.urbanterror.net Urban Terror]™ はフリーのマルチプレイ FPS です。言うなればハリウッドのような戦略シューティングゲーム。リアリズムに基づいていますが、モットーは「面白さは現実を超える」です。それによって、とてもユニークで楽しい、やみつきになるゲームが出来ました。 |
||
+ | |||
+ | ==インストール== |
||
+ | |||
+ | ===クライアント=== |
||
+ | |||
+ | Urban Terror は[[公式リポジトリ]]に含まれています。2つのパッケージを[[pacman|インストール]]してください: {{Pkg|urbanterror}} と {{Pkg|urbanterror-data}}。 |
||
+ | |||
+ | ====別の X サーバーで Urban Terror を実行==== |
||
+ | 別の X サーバーでゲームを起動したい場合、以下の内容で新しい Bash スクリプトを作成して実行可能権限を付与してください: |
||
+ | {{hc|~/xstart/urbanterror.sh|#!/bin/bash |
||
+ | <nowiki>DISPLAY=:1.0</nowiki> |
||
+ | xinit /usr/bin/urbanterror $* -- :1}} |
||
+ | |||
+ | {{ic|Ctrl+Alt+F7}} を使うことで通常のデスクトップの X サーバーを表示することができ、{{ic|Ctrl+Alt+F8}} でゲームに戻ることができます。 |
||
+ | |||
+ | 2番目の X サーバーはゲームだけを実行して、1番目の X サーバーのプログラムは全てバックグラウンドで実行されるので、パフォーマンスが改善されます。さらに、ゲームを完全に終了したり {{ic|Alt+Tab}} を押さなくても、X サーバーを切り替えられるのはとても便利です。最後に、Urban Terror がクラッシュした場合に困りません。{{ic|Ctrl+Alt+Backspace}} で2番目の X サーバーを終了すればデスクトップの X や全てのプロセスは同じように終了します。 |
||
+ | |||
+ | ====同じ X サーバーで Urban Terror を実行==== |
||
+ | 既に X セッションを起動していて tty1 ({{ic|Ctrl+Alt+F1}}) からファイルを実行している場合、X セッションからログアウトすることで urbanterror を1番目の X サーバーで実行できます ({{ic|Ctrl+Alt+F7}})。ターミナルの出力は全て tty1 に表示されます。ウィンドウマネージャに依存せず全てのゲームで機能します。 |
||
+ | |||
+ | ==マップ== |
||
+ | |||
+ | マップを作成する方法。 |
||
+ | |||
+ | ===ゲームファイルの準備=== |
||
+ | 準備する方法は2つあります。ディスクの容量があまりない場合は2番目の方法を使ってください。 |
||
+ | |||
+ | ==== pk3s を展開する (推奨, ~1GB の空きディスク容量が必要) ==== |
||
+ | Urban Terror の pk3 ファイルを新しいフォルダに展開してください: |
||
+ | install -d ~/urtmapping/q3ut4 |
||
+ | cd ~/urtmapping/q3ut4 |
||
+ | |||
+ | bsdtar -x -f /opt/urbanterror/q3ut4/zpak000_assets.pk3 --exclude maps |
||
+ | bsdtar -x -f /opt/urbanterror/q3ut4/zpak000.pk3 |
||
+ | |||
+ | ==== GTKRadiant からゲームフォルダに書き込めるようにする (シングルユーザーマシン向け) ==== |
||
+ | GTKradiant はゲームプロファイルを作成するときにゲームディレクトリの中にファイルを作成します。一時的に Urban Terror フォルダの所有者をあなたに変えることができます: |
||
+ | chown ''yourusername'' -R /opt/urbanterror |
||
+ | |||
+ | それから GTKRadiant を起動してゲームプロファイルを設定してください ([[#ZeroRadiant .28gtkradiant-svn.29|下]]を参照、パスに {{ic|/opt/urbanterror}} を使用)。終了したらアクセス権限を元に戻してください: |
||
+ | |||
+ | chown root -R /opt/urbanterror |
||
+ | |||
+ | 新しく作成したファイルの所有者はあなたのユーザーになるので注意してください。 |
||
+ | |||
+ | ===レベルエディタのインストール=== |
||
+ | Urban Terror のマップは [http://dev.alientrap.org/wiki/7 netradiant] など他のレベルエディタで作成することが可能です。 |
||
+ | |||
+ | ====ZeroRadiant (gtkradiant-svn)==== |
||
+ | {{AUR|gtkradiant-svn}}{{Broken package link|{{aur-mirror|gtkradiant-svn}}}} と {{AUR|gtkradiant-gamepack-urt-svn}}{{Broken package link|{{aur-mirror|gtkradiant-gamepack-urt-svn}}}} の両方を AUR からビルド・インストールしてください。 |
||
+ | |||
+ | ターミナルで名前を入力するか、新しく作成されたメニューエントリをクリックして gtkradiant を起動してください。ダイアログが表示されるので、ドロップダウンリストから ''Urban Terror (standalone)'' を選択してエンジンのディレクトリとして {{ic|/home/you/urtmapping}} を選んでください (q3ut4 ではありません)。次のウィンドウで OK をクリックするとエディタが表示されます。 |
||
+ | |||
+ | [http://daffy.nerius.com/radiant/#first-map こちら] に初めてマップを作成するときのガイドがあります。 |
||
+ | |||
+ | ===マップのテスト=== |
||
+ | 作成した .bsp マップファイルを {{ic|~/.urbanterror/q3ut4/maps}} にコピーして次を実行: |
||
+ | $ urbanterror +set fs_game iourtmap +set sv_pure 0 +map ''ut4_yourmap'' |
||
+ | |||
+ | ==トラブルシューティング== |
||
+ | |||
+ | ===urbanterror_ui.shader の修正=== |
||
+ | {{ic|~/urtmapping/q3ut4/scripts/urbanterror_ui.shader}} をテキストエディタで開いて29行目-55行目まで削除してください (/* から */)。gtkradiant はこの部分をコメントと認識せずパースしようとします。 |
||
+ | |||
+ | === libcurl の問題 === |
||
+ | cURL パッケージはインストールされているのに、UrbanTerror から cURL ライブラリがロードできないためファイルを自動ダウンロードできないと表示することがあります。UrbanTerror では共有ライブラリファイルの名前は {{ic|libcurl.so.3}} であると想定していますが、Arch Linux では現在 {{ic|libcurl.so.4}} が使われています。 |
||
+ | |||
+ | この問題を修正するには、パラメータを追加してターミナルエミュレータから UrbanTerror を起動してください: |
||
+ | $ urbanterror +cl_curllib libcurl.so.4 |
||
+ | |||
+ | === 音が流れない === |
||
+ | ALSA を使っている場合: |
||
+ | $ export SDL_AUDIODRIVER=alsa |
||
+ | 別のデバイスを使っている場合: |
||
+ | $ emacs .asoundrc |
||
+ | もしくは次を実行することで直すのに役立つこともあります: |
||
+ | $ cat /proc/asound/card*/id |
||
+ | |||
+ | ==参照== |
||
+ | * [http://www.urbanterror.info Urban Terror ホームページ] |
||
+ | * [http://www.qeradiant.com/cgi-bin/trac.cgi/wiki/ZeroRadiant ZeroRadiant ホームページ] |
||
+ | * [http://forums.urbanterror.info/topic/141-level-design-links/ UT-Forums: Level Design Linklist] |
||
+ | * [http://daffy.nerius.com/radiant/ Debian + GTKRadiant + Urban Terror HOW-TO] |
||
+ | * [http://forums.urbanterror.info/topic/13539-complete-linux-gtkradiant-urt-mapping-how-to/page__hl__urtpack__fromsearch__1__s__0bed93b96b8f19a3707143f46acfb964 UT-Forums: Urban Terror GTKRadiant Tutorial] ''Please note'' that the example from this guide has no light and Urban Terror will just display black walls. |
2016年1月9日 (土) 18:58時点における版
公式サイト より:
- Urban Terror™ はフリーのマルチプレイ FPS です。言うなればハリウッドのような戦略シューティングゲーム。リアリズムに基づいていますが、モットーは「面白さは現実を超える」です。それによって、とてもユニークで楽しい、やみつきになるゲームが出来ました。
インストール
クライアント
Urban Terror は公式リポジトリに含まれています。2つのパッケージをインストールしてください: urbanterror と urbanterror-data。
別の X サーバーで Urban Terror を実行
別の X サーバーでゲームを起動したい場合、以下の内容で新しい Bash スクリプトを作成して実行可能権限を付与してください:
~/xstart/urbanterror.sh
#!/bin/bash DISPLAY=:1.0 xinit /usr/bin/urbanterror $* -- :1
Ctrl+Alt+F7
を使うことで通常のデスクトップの X サーバーを表示することができ、Ctrl+Alt+F8
でゲームに戻ることができます。
2番目の X サーバーはゲームだけを実行して、1番目の X サーバーのプログラムは全てバックグラウンドで実行されるので、パフォーマンスが改善されます。さらに、ゲームを完全に終了したり Alt+Tab
を押さなくても、X サーバーを切り替えられるのはとても便利です。最後に、Urban Terror がクラッシュした場合に困りません。Ctrl+Alt+Backspace
で2番目の X サーバーを終了すればデスクトップの X や全てのプロセスは同じように終了します。
同じ X サーバーで Urban Terror を実行
既に X セッションを起動していて tty1 (Ctrl+Alt+F1
) からファイルを実行している場合、X セッションからログアウトすることで urbanterror を1番目の X サーバーで実行できます (Ctrl+Alt+F7
)。ターミナルの出力は全て tty1 に表示されます。ウィンドウマネージャに依存せず全てのゲームで機能します。
マップ
マップを作成する方法。
ゲームファイルの準備
準備する方法は2つあります。ディスクの容量があまりない場合は2番目の方法を使ってください。
pk3s を展開する (推奨, ~1GB の空きディスク容量が必要)
Urban Terror の pk3 ファイルを新しいフォルダに展開してください:
install -d ~/urtmapping/q3ut4 cd ~/urtmapping/q3ut4 bsdtar -x -f /opt/urbanterror/q3ut4/zpak000_assets.pk3 --exclude maps bsdtar -x -f /opt/urbanterror/q3ut4/zpak000.pk3
GTKRadiant からゲームフォルダに書き込めるようにする (シングルユーザーマシン向け)
GTKradiant はゲームプロファイルを作成するときにゲームディレクトリの中にファイルを作成します。一時的に Urban Terror フォルダの所有者をあなたに変えることができます:
chown yourusername -R /opt/urbanterror
それから GTKRadiant を起動してゲームプロファイルを設定してください (下を参照、パスに /opt/urbanterror
を使用)。終了したらアクセス権限を元に戻してください:
chown root -R /opt/urbanterror
新しく作成したファイルの所有者はあなたのユーザーになるので注意してください。
レベルエディタのインストール
Urban Terror のマップは netradiant など他のレベルエディタで作成することが可能です。
ZeroRadiant (gtkradiant-svn)
gtkradiant-svnAUR[リンク切れ: アーカイブ: aur-mirror] と gtkradiant-gamepack-urt-svnAUR[リンク切れ: アーカイブ: aur-mirror] の両方を AUR からビルド・インストールしてください。
ターミナルで名前を入力するか、新しく作成されたメニューエントリをクリックして gtkradiant を起動してください。ダイアログが表示されるので、ドロップダウンリストから Urban Terror (standalone) を選択してエンジンのディレクトリとして /home/you/urtmapping
を選んでください (q3ut4 ではありません)。次のウィンドウで OK をクリックするとエディタが表示されます。
こちら に初めてマップを作成するときのガイドがあります。
マップのテスト
作成した .bsp マップファイルを ~/.urbanterror/q3ut4/maps
にコピーして次を実行:
$ urbanterror +set fs_game iourtmap +set sv_pure 0 +map ut4_yourmap
トラブルシューティング
urbanterror_ui.shader の修正
~/urtmapping/q3ut4/scripts/urbanterror_ui.shader
をテキストエディタで開いて29行目-55行目まで削除してください (/* から */)。gtkradiant はこの部分をコメントと認識せずパースしようとします。
libcurl の問題
cURL パッケージはインストールされているのに、UrbanTerror から cURL ライブラリがロードできないためファイルを自動ダウンロードできないと表示することがあります。UrbanTerror では共有ライブラリファイルの名前は libcurl.so.3
であると想定していますが、Arch Linux では現在 libcurl.so.4
が使われています。
この問題を修正するには、パラメータを追加してターミナルエミュレータから UrbanTerror を起動してください:
$ urbanterror +cl_curllib libcurl.so.4
音が流れない
ALSA を使っている場合:
$ export SDL_AUDIODRIVER=alsa
別のデバイスを使っている場合:
$ emacs .asoundrc
もしくは次を実行することで直すのに役立つこともあります:
$ cat /proc/asound/card*/id
参照
- Urban Terror ホームページ
- ZeroRadiant ホームページ
- UT-Forums: Level Design Linklist
- Debian + GTKRadiant + Urban Terror HOW-TO
- UT-Forums: Urban Terror GTKRadiant Tutorial Please note that the example from this guide has no light and Urban Terror will just display black walls.