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[[公式リポジトリ]]から {{Pkg|tt-rss}} をインストールします。PostgreSQL を使用する場合は {{pkg|php-pgsql}} もインストールしてください。 |
2022年8月1日 (月) 09:45時点における最新版
Tiny Tiny RSS はオープンソースで開発されているウェブベースの RSS リーダー/アリゲーターです。可能な限り実際のデスクトップアプリケーションに近い感覚で使用できるように設計されており、ニュースをどこからでも読むことができます。
インストール
公式リポジトリから tt-rss をインストールします。PostgreSQL を使用する場合は php-pgsql もインストールしてください。
tt-rss は /usr/share/webapps/tt-rss/
ディレクトリにインストールされます。あなたのウェブサーバからこのディレクトリを利用可能にするために、シンボリックリンクを貼ります:
- Apache HTTP Server の場合:
# ln -s /usr/share/webapps/tt-rss /srv/http/tt-rss
- Nginx の場合:
# ln -s /usr/share/webapps/tt-rss /usr/share/nginx/html/tt-rss
データベースを設定する
MySQL か PostgreSQL の設定が必要です。ユーザーとデータベースを作成してください(以下は mysql の例です):
$ mysql -p -u root mysql> CREATE USER 'ttrss'@'localhost' IDENTIFIED BY 'somepassword'; mysql> CREATE DATABASE ttrss; mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON ttrss.* TO "ttrss"@"localhost" IDENTIFIED BY 'somepassword';
PostgreSQL にユーザーとデータベースを作成する場合:
[postgres]$ createuser -P --interactive [postgres]$ createdb -U ttrss ttrss
次に /etc/php/php.ini
にいくつか変更を加えます (PHP 7.0 からはデフォルトで 設定が解除される ため、変更は必要ありません):
... open_basedir = ... :/usr/share/webapps/:/etc/webapps/:/var/lib/tt-rss ...
また、同ファイルの下記のモジュールを有効化します:
extension=curl.so extension=iconv.so extension=mysqli.so # extension=pdo_mysql.so might be an alternative extension=soap.so
アプリケーションの初期化は自動的に行うか、手動で実行します。
自動で行う方法:
- デフォルトの設定ファイル
/etc/webapps/tt-rss/config.php
を削除してください。このファイルが存在しない場合、tt-rss のウェブアプリはインストールウィザードを開始します。 - (サーバーのルート)/tt-rss/ を開いてインストーラーの指示に従って下さい。
- 生成された設定ファイルを
/etc/webapps/tt-rss/config.php
に保存してください。
手動の方法:
- tt-rss の設定ファイル
/etc/webapps/tt-rss/config.php
を編集してデータベースの設定を更新してください。 /usr/share/webapps/tt-rss/schema/ttrss_schema_TYPE.sql
からデータベースを再生成してください。MySQL の場合、以下を実行:
$ mysql --user ttrss --password=<PASSWORD> ttrss < /usr/share/webapps/tt-rss/schema/ttrss_schema_mysql.sql
PostgreSQL を使用する場合:
$ psql ttrss -U ttrss -f /usr/share/webapps/tt-rss/schema/ttrss_schema_pgsql.sql
アップデートデーモンのセットアップ
https://tt-rss.org/gitlab/fox/tt-rss/wikis/UpdatingFeeds を見てください。とはいっても実行するのはとっても簡単です。
# systemctl start tt-rss
以下のコマンドを実行して動いているかどうか確認してみてください:
$ systemctl status tt-rss