「Yt-dlp」の版間の差分

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== 使用方法 ==
  
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{{man|1|youtube-dl}} の [[man ページ]]を見てください。例:
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マニュアル {{man|1|yt-dlp}} を見てください。
   
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$ youtube-dl [OPTIONS] ''URL''
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$ yt-dlp [OPTIONS] ''URL''
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{{tip|場合によっては（YouTubeなど）{{ic|''URL''}} を動画 ID で代用することも可能です。}}
   
 
=== フォーマットの選択 ===
  
=== フォーマットの選択 ===
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複数のフォーマットが選択できる場合、youtube-dl はデフォルトで一番良いフォーマットをダウンロードします。ダウンロードするフォーマットを指定したい場合、まず利用可能なフォーマットを確認してください:
  
複数のフォーマットが選択できる場合、youtube-dl はデフォルトで一番良いフォーマットをダウンロードします。ダウンロードするフォーマットを指定したい場合、まず利用可能なフォーマットを確認してください:
   
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$ youtube-dl -F ''URL''
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$ yt-dlp -F ''URL''
   
 
ダウンロードしたいフォーマットのコードを覚えたら、以下のコマンドを実行:
  
ダウンロードしたいフォーマットのコードを覚えたら、以下のコマンドを実行:
   
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$ youtube-dl -f ''format'' ''URL''
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$ yt-dlp -f ''format'' ''URL''
   
 
上記の方法で音声のみ・動画のみフォーマットでダウンロードすることもできます。[[FFmpeg]] をインストールしていれば、動画のみ・音声のみフォーマットをダウンロードしてから、ひとつのファイルにまとめることができます:
  
上記の方法で音声のみ・動画のみフォーマットでダウンロードすることもできます。[[FFmpeg]] をインストールしていれば、動画のみ・音声のみフォーマットをダウンロードしてから、ひとつのファイルにまとめることができます:
   
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$ youtube-dl -f ''video_format''+''audio_format'' ''URL''
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$ yt-dlp -f ''video_format''+''audio_format'' ''URL''
   
 
=== 音声の抽出 ===
  
=== 音声の抽出 ===
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音声のみをダウンロードしたい場合は {{ic|-x}} を使います ([[FFmpeg]] が必要):
  
音声のみをダウンロードしたい場合は {{ic|-x}} を使います ([[FFmpeg]] が必要):
   
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$ youtube-dl -x -f bestaudio ''URL''
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$ yt-dlp -x -f bestaudio ''URL''
   
 
利用可能なソースストリームによりますが、これにより、多くの場合、音声のみコンテナに修正されます。音声のみのストリームが利用できない場合は、上記の例から、{{ic|-f bestaudio}} を除外してください。これは、ビデオをダウンロードして、後処理としてオーディオがコピーされます。デフォルトでは、ダウンロードしたビデオを削除しますが、{{ic|-k}} を含めるとビデオが残ります。
  
利用可能なソースストリームによりますが、これにより、多くの場合、音声のみコンテナに修正されます。音声のみのストリームが利用できない場合は、上記の例から、{{ic|-f bestaudio}} を除外してください。これは、ビデオをダウンロードして、後処理としてオーディオがコピーされます。デフォルトでは、ダウンロードしたビデオを削除しますが、{{ic|-k}} を含めるとビデオが残ります。
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アルバムアートを含めるには、{{Pkg|atomicparsley}} が必要です。
  
アルバムアートを含めるには、{{Pkg|atomicparsley}} が必要です。
   
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$ youtube-dl -x -f bestaudio[ext=m4a] --add-metadata --embed-thumbnail ''URL''
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$ yt-dlp -x -f bestaudio[ext=m4a] --add-metadata --embed-thumbnail ''URL''
   
 
=== 字幕 ===
  
=== 字幕 ===
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利用可能な言語を確認するには、
  
利用可能な言語を確認するには、
   
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$ youtube-dl --list-subs ''URL''
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$ yt-dlp --list-subs ''URL''
   
 
選択した字幕つきビデオをダウンロードするには(カンマ区切り)、
  
選択した字幕つきビデオをダウンロードするには(カンマ区切り)、
   
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$ youtube-dl --write-sub --sub-lang ''LANG'' ''URL''
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$ yt-dlp --write-sub --sub-lang ''LANG'' ''URL''
   
 
自動生成された字幕の場合、
  
自動生成された字幕の場合、
   
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$ youtube-dl --write-auto-sub --sub-lang ''LANG'' ''URL''
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$ yt-dlp --write-auto-sub --sub-lang ''LANG'' ''URL''
   
 
字幕のみを取得するには、{{ic|--skip-download}} を追加します。
  
字幕のみを取得するには、{{ic|--skip-download}} を追加します。

2023年3月23日 (木) 10:48時点における版

関連記事

yt-dlpは、1000以上のウェブサイトからビデオや音声を簡単にダウンロードできるコマンドラインプログラムです。サポートされるサイトの一覧を参照してください。

ノート: yt-dlpは、元のプロジェクトが停滞した後に作成されたyoutube-dlのフォークです。上流のyoutube-dlはまだyoutube-dlとしてインストールできます。このページのコマンドは引き続き機能しますが、差異のリストを確認してください。

インストール

yt-dlpパッケージをインストールするか、開発バージョンの場合はyt-dlp-gitAURをインストールしてください。muxingに一部のサイトで使用されるため、FFmpegもインストールすることをお勧めします。オプションの依存関係を参照してください。

tartubeAURやyoutube-dl-gui-gitAURのようなyt-dlpのグラフィカルフロントエンドもあります。また、youtube-dl実行ファイルを探している古いプログラムに偽の/usr/bin/youtube-dl実行ファイル（yt-dlpにリダイレクトするだけ）を提供するyt-dlp-drop-inAURをインストールすることもできます。

設定

システム全体の設定ファイルは、/etc/youtube-dl.conf で、ユーザー毎の設定ファイルは、~/.config/youtube-dl/config です。構文は 1 行に 1 つのコマンドラインオプションです。設定例: 

--ignore-errors
# --no-playlist

# Save in ~/Videos
-o ~/Videos/%(title)s.%(ext)s

# Prefer 1080p or lower resolutions
-f bestvideo[ext=mp4][width<2000][height<=1200]+bestaudio[ext=m4a]/bestvideo[ext=webm][width<2000][height<=1200]+bestaudio[ext=webm]/bestvideo[width<2000][height<=1200]+bestaudio/best[width<2000][height<=1200]/best

詳細については、[1] を参照してください。

使用方法

マニュアル yt-dlp(1) を見てください。 

$ yt-dlp [OPTIONS] URL
ヒント: 場合によっては（YouTubeなど）URL を動画 ID で代用することも可能です。

フォーマットの選択

複数のフォーマットが選択できる場合、youtube-dl はデフォルトで一番良いフォーマットをダウンロードします。ダウンロードするフォーマットを指定したい場合、まず利用可能なフォーマットを確認してください: 

$ yt-dlp -F URL

ダウンロードしたいフォーマットのコードを覚えたら、以下のコマンドを実行: 

$ yt-dlp -f format URL

上記の方法で音声のみ・動画のみフォーマットでダウンロードすることもできます。FFmpeg をインストールしていれば、動画のみ・音声のみフォーマットをダウンロードしてから、ひとつのファイルにまとめることができます: 

$ yt-dlp -f video_format+audio_format URL

音声の抽出

音声のみをダウンロードしたい場合は -x を使います (FFmpeg が必要): 

$ yt-dlp -x -f bestaudio URL

利用可能なソースストリームによりますが、これにより、多くの場合、音声のみコンテナに修正されます。音声のみのストリームが利用できない場合は、上記の例から、-f bestaudio を除外してください。これは、ビデオをダウンロードして、後処理としてオーディオがコピーされます。デフォルトでは、ダウンロードしたビデオを削除しますが、-k を含めるとビデオが残ります。

アルバムアートを含めるには、atomicparsley が必要です。 

$ yt-dlp -x -f bestaudio[ext=m4a] --add-metadata --embed-thumbnail URL

字幕

利用可能な言語を確認するには、 

$ yt-dlp --list-subs URL

選択した字幕つきビデオをダウンロードするには(カンマ区切り)、 

$ yt-dlp --write-sub --sub-lang LANG URL

自動生成された字幕の場合、 

$ yt-dlp --write-auto-sub --sub-lang LANG URL

字幕のみを取得するには、--skip-download を追加します。

設定

システム全体の設定ファイルは /etc/youtube-dl.conf で、ユーザー個別の設定ファイルは ~/.config/youtube-dl/config です。

構文はシンプルで1行ずつコマンドラインオプションを指定します。使用できるオプションについては youtube-dl(1) の man ページを参照してください。設定例: 

~/.config/youtube-dl/config
# Save in ~/Videos
-o ~/Videos/%(title)s.%(ext)s

# Prefer 1080p or lower resolutions
-f (bestvideo[height<=1080]/bestvideo)+bestaudio/best[height<=1080]/best

ヒントとテクニック

ダウンロード速度の改善

一部のウェブサイトはダウンロード速度を制限しています。マルチ接続ダウンロードをサポートしている外部ダウンローダ、Aria2 を使うことでダウンロード速度を向上させることができます。例: 

$ youtube-dl --external-downloader aria2c --external-downloader-args '-c -x 5 -k 2M' URL

プレイリスト

youtube-dl でプレイリストを作成するには、通常、以下のオプションを使用します。 

$ youtube-dl --ignore-errors --continue --no-overwrites --download-archive progress.txt 通常のオプション URL

この一連のオプションにより、中断後もダウンロードを効果的に継続できます。アーカイブする場合は、通常の --write-xxx と --embed-xxx オプションを追加してください。

トリミング

DASH 動画の一部を youtube-dl -g -f format URL の出力を使って ffmpeg の -ss, -t, -c copy オプション で入力することでダウンロードできます。

クリップボードからの URL

シェルの alias、デスクトップランチャー、キーボードショートカットを設定すると、選択(またはコピー)した URL の動画(または音声)を、X selection から出力してダウンロードすることができます。クリップボード#ツール を参照してください。

参照

翻訳ステータス: このページは en:Youtube-dl の翻訳バージョンです。最後の翻訳日は 2021-10-19 です。もし英語版に 変更 があれば、翻訳の同期を手伝うことができます。
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