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+ | OpenStack は世界中の開発者やクラウド技術研究者による、官民のクラウドで使えるユビキタスなオープンソースクラウドコンピューティング基盤を産み出そうという共同研究プロジェクトです。簡単に実装できて、大規模に展開することができ、機能豊富なプラットフォームとして、ありとあらゆるクラウドで使われることを目標としています。相互に関連がある一連のプロジェクトから成り、クラウドのインフラソリューションに値する様々なコンポーネントが存在します。 |
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− | [http://docs.openstack.org/image-guide/content/ch_obtaining_images.html |
+ | 大抵の GNU/Linux ディストリビューションの [http://docs.openstack.org/image-guide/content/ch_obtaining_images.html 公式 Openstack イメージ] が利用できます。 |
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+ | * パスワードを入力しなくても [[sudo]] を実行できる非特権ユーザーを追加。 |
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+ | ** ネットワークインターフェイスの名前が {{ic|eth*}} になるように [[udev]] を設定。 |
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− | ** Configuring [[udev]] to name network interfaces {{ic|eth*}} |
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+ | ** {{ic|eth0}} で [[dhcpcd|DHCP]] を使用するように [[systemd-networkd]] を設定。 |
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− | ** Configuring [[systemd-networkd]] to use [[DHCP]] on {{ic|eth0}} |
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+ | * [[SSH]] サーバーをインストール。 |
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− | * Installing [[SSH]] server |
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+ | * [[initramfs]] を設定して initramfs イメージを再生成。 |
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+ | ** {{ic|autodetect}} フックを無効化 (chroot からは自動検知の挙動が変わるため)。 |
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+ | ** {{AUR|mkinitcpio-growrootfs}} の {{ic|growfs}} フックを有効にするか {{AUR|cloud-utils-bzr}} の {{ic|growpart}} をインストールして [[cloud-init]] でサイズを変更。 |
− | * |
+ | * サービスを自動的に起動するように設定 (例: {{ic|systemctl enable ...}})。 |
+ | * 生成済みの鍵 (SSH サーバーや pacman の鍵) を削除。任意で最初の起動時に新しい鍵を生成。 |
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− | * Deleting generated keys (i.e. those of the SSH server and pacman); optionally generating new ones during first boot |
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+ | * 2つのシステムが混同されないようにマシン ID ({{ic|/etc/machine-id}} と {{ic|/var/lib/dbus/machine-id}}) を削除。 |
− | == |
+ | == 参照 == |
− | * [http://www.openstack.org/ Openstack |
+ | * [http://www.openstack.org/ Openstack ウェブサイト] |
2016年3月14日 (月) 00:38時点における版
OpenStack は世界中の開発者やクラウド技術研究者による、官民のクラウドで使えるユビキタスなオープンソースクラウドコンピューティング基盤を産み出そうという共同研究プロジェクトです。簡単に実装できて、大規模に展開することができ、機能豊富なプラットフォームとして、ありとあらゆるクラウドで使われることを目標としています。相互に関連がある一連のプロジェクトから成り、クラウドのインフラソリューションに値する様々なコンポーネントが存在します。
目次
コンポーネント
コンピュート (Nova)
nova-libertyAUR が AUR からインストールできます。
ネットワーキング (Neutron)
neutron-libertyAUR が AUR からインストールできます。
イメージサービス (Glance)
glance-libertyAUR が AUR からインストールできます。
ブロックストレージ (Cinder)
cinder-kiloAUR が AUR からインストールできます。
オブジェクトストレージ (Swift)
python-swiftclientAUR が AUR からインストールできます。
アイデンティティサービス (Keystone)
keystone-libertyAUR が AUR からインストールできます。
ダッシュボード (Horizon)
horizon-libertyAUR が AUR からインストールできます。
テレメトリ (Ceilometer)
python-ceilometerclientAUR が AUR からインストールできます。
オーケストレーション (Heat)
python-heatclientAUR が AUR からインストールできます。
イメージ
利用可能なイメージ
大抵の GNU/Linux ディストリビューションの 公式 Openstack イメージ が利用できます。
Arch のイメージは未完成です。http://linuximages.de/openstack/arch/ から実験的なイメージがダウンロードできます。
自分でイメージを作成
OpenStack イメージは 特定の要件 を満たす必要があります。イメージは手動で作成することもできますし、ツールの力を借りることも可能です。
ツールについて言えば、image-bootstrap の --openstack
パラメータが役に立つでしょう。2015年6月24日現在、作成されるイメージは実験的な段階に留まります。
手動で作成する場合、主な手順は以下のとおり:
- ディスクをパーティショニングして ext3/4 パーティションを作成。
- 作成したパーティションにベースシステムをインストール (例: arch-install-scripts の
pacstrap
を使用)。 - ブートローダーをインストール (例: GRUB や extlinux)。
- cloud-init をインストール・設定。
- パスワードを入力しなくても sudo を実行できる非特権ユーザーを追加。
- DHCP で
eth0
を設定。- ネットワークインターフェイスの名前が
eth*
になるように udev を設定。 eth0
で DHCP を使用するように systemd-networkd を設定。
- ネットワークインターフェイスの名前が
- SSH サーバーをインストール。
- initramfs を設定して initramfs イメージを再生成。
autodetect
フックを無効化 (chroot からは自動検知の挙動が変わるため)。- mkinitcpio-growrootfsAUR の
growfs
フックを有効にするか cloud-utils-bzrAUR のgrowpart
をインストールして cloud-init でサイズを変更。
- サービスを自動的に起動するように設定 (例:
systemctl enable ...
)。 - 生成済みの鍵 (SSH サーバーや pacman の鍵) を削除。任意で最初の起動時に新しい鍵を生成。
- 2つのシステムが混同されないようにマシン ID (
/etc/machine-id
と/var/lib/dbus/machine-id
) を削除。