「Neovim」の版間の差分

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=== vim からの移行 ===
 
=== vim からの移行 ===
   
Neovim はメインの設定ディレクトリに {{ic|~/.vim}} ではなく {{ic|$XDG_CONFIG_HOME/nvim}} を、メインの設定ファイルとして {{ic|~/.vimrc}} ではなく {{ic|$XDG_CONFIG_HOME/nvim/init.vim}} を使用します。neovim で vim の設定を使うには以下のコマンドを実行して適当なシンボリックリンクを作成してください:
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Neovim はメインの設定ディレクトリに {{ic|~/.vim}} ではなく {{ic|$XDG_CONFIG_HOME/nvim}} を、メインの設定ファイルとして {{ic|~/.vimrc}} ではなく {{ic|$XDG_CONFIG_HOME/nvim/init.vim}} を使用します。
   
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移行に関する情報は [https://neovim.io/doc/user/nvim.html#nvim-from-vim nvim-from-vim] を参照するか、neovim で {{ic|:help nvim-from-vim}} コマンドを実行することで得ることができます。
$ mkdir -p ${XDG_CONFIG_HOME:=$HOME/.config}
 
$ ln -s ~/.vim $XDG_CONFIG_HOME/nvim
 
$ ln -s ~/.vimrc $XDG_CONFIG_HOME/nvim/init.vim
 
 
移行に関する情報は neovim で次のコマンドを実行することで得ることができます:
 
 
:help nvim-from-vim
 
   
 
==== vim アドオンのロード ====
 
==== vim アドオンのロード ====
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一部のアプリケーションでは vi や vim がデフォルトエディタとしてハードコードされていますが、{{AUR|neovim-drop-in}} をインストールすることで ''neovim'' を使うことができます。
 
一部のアプリケーションでは vi や vim がデフォルトエディタとしてハードコードされていますが、{{AUR|neovim-drop-in}} をインストールすることで ''neovim'' を使うことができます。
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=== init.vim から .vimrc にシンボリックリンクを作成 ===
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neovim は標準 vim と互換性を保っているため、{{ic|nvim/init.vim}} から {{ic|.vimrc}} にシンボリックリンクを張ることで設定オプションをそのまま使うことができます:
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$ ln -s ~/.vimrc ~/.config/nvim/init.vim
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neovim と vim の設定を分けたい場合、{{ic|.vimrc}} ファイルの中で {{ic|if}} ブロックを使うことでどちらかにだけ適用される設定を記述できます:
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if has('nvim')
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" Neovim specific commands
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else
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" Standard vim specific commands
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endif
   
 
== 参照 ==
 
== 参照 ==

2017年7月30日 (日) 02:25時点における版

Neovim はユーザーエクスペリエンスやプラグイン、GUI などを改良した Vim のフォークです。

インストール

neovim パッケージをインストールしてください。

設定

vim からの移行

Neovim はメインの設定ディレクトリに ~/.vim ではなく $XDG_CONFIG_HOME/nvim を、メインの設定ファイルとして ~/.vimrc ではなく $XDG_CONFIG_HOME/nvim/init.vim を使用します。

移行に関する情報は nvim-from-vim を参照するか、neovim で :help nvim-from-vim コマンドを実行することで得ることができます。

vim アドオンのロード

vim のためにインストールしたプラグインやシンタックス定義などのアドオンを使いたい場合、rtp を使って vim のデフォルトのランタイムパスを neovim に追加することができます。nvim の中から以下を実行するか、あるいは neovim の設定ファイルに追加してください:

set rtp^=/usr/share/vim/vimfiles/

Tips and tricks

vi や vim を neovim で置き換える

$VISUAL$EDITOR 環境変数を設定することで大抵の場合に neovim が使われるようになります。

一部のアプリケーションでは vi や vim がデフォルトエディタとしてハードコードされていますが、neovim-drop-inAUR をインストールすることで neovim を使うことができます。

init.vim から .vimrc にシンボリックリンクを作成

neovim は標準 vim と互換性を保っているため、nvim/init.vim から .vimrc にシンボリックリンクを張ることで設定オプションをそのまま使うことができます:

$ ln -s ~/.vimrc ~/.config/nvim/init.vim

neovim と vim の設定を分けたい場合、.vimrc ファイルの中で if ブロックを使うことでどちらかにだけ適用される設定を記述できます:

if has('nvim')
    " Neovim specific commands
else
    " Standard vim specific commands
endif

参照