「VA-API」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
imported>Indigo (→サポートしているハードウェア: Pkg link fix catalyst-legacy-utils --> catalyst-total-hd234k Ref: AMD_Catalyst#Installing_from_the_unofficial_repository) |
細 (1版 をインポートしました) |
(相違点なし)
|
2015年1月11日 (日) 13:58時点における版
Video Acceleration API は動画デコード・エンコードのハードウェアアクセラレーションを提供するための仕様及びオープンソースライブラリです。
目次
サポートしているハードウェア
オープンソースドライバー:
- AMD Radeon 9500 以降の GPU が公式リポジトリにある libva-vdpau-driver パッケージでサポートされています。オープンソースの ati-dri ドライバを使います。
- Intel GMA 4500 以降の GPU が公式リポジトリにあるオープンソースの libva-intel-driver パッケージでサポートされています。
- NVIDIA GeForce 8 以降の GPU が libva-vdpau-driver パッケージで nouveau-dri ドライバーと一緒にサポートされています (公式リポジトリ から利用可能です)。nouveau-fwAUR パッケージを使います、このパッケージには動作に必要なファームウェアがNVIDIA のバイナリドライバーから展開されて含まれています。
プロプライエタリドライバー:
- AMD Radeon HD 4000 以降の GPU が AUR にある libva-xvba-driverAUR パッケージでサポートされています。Radeon HD 5000 以降ではプロプライエタリの catalyst-utilsAUR ドライバを使い、Radeon HD 4000 シリーズでは catalyst-total-hd234kAUR を使います。
- NVIDIA GeForce 8 以降のカードが公式リポジトリにある libva-vdpau-driver パッケージでサポートされています。プロプライエタリの nvidia-utils ドライバを使います。
サポートしているフォーマット
libva-vdpau-driver と ati-dri | libva-intel-driver | libva-vdpau-driver と nouveau-dri | libva-xvba-driverAUR | libva-vdpau-driver と nvidia-utils | |
---|---|---|---|---|---|
MPEG2 デコード | AMD Radeon 9500 以降 | Intel GMA 4500 以降 | Nvidia GeForce 8 以降 | AMD Radeon HD 4000 以降 | Nvidia GeForce 8 以降 |
MPEG4 デコード | AMD Radeon HD 6000 以降 | -- | Nvidia GeForce 200 以降 | AMD Radeon HD 6000 以降 | Nvidia GeForce 200 以降 |
H264 デコード | AMD Radeon HD 4000 以降 | Intel GMA 45001, Ironlake Graphics 以降 | Nvidia GeForce 400 以降 | AMD Radeon HD 4000 以降 | Nvidia GeForce 8 以降 |
VC1 デコード | AMD Radeon HD 4000 以降 | Intel Sandy Bridge Graphics 以降 | Nvidia GeForce 8200, 8300, 8400, 9300, 200 以降 | AMD Radeon HD 4000 以降 | Nvidia GeForce 8 以降 |
MPEG2 エンコード | -- | Intel Ivy Bridge Graphics 以降 | -- | -- | -- |
H264 エンコード | -- | Intel Sandy Bridge Graphics 以降 | -- | -- | -- |
1libva-driver-intel-g45-h264 パッケージによってサポートされています。方法と注意事項は GMA 4500 での H.264 デコーディングを見て下さい。
あなたの GPU でどのプロファイルがサポートされているか知るために、libva パッケージによって提供されている、次のコマンドを実行してください:
$ vainfo
VAEntrypointVLD はあなたのカードがそのフォーマットをデコードできることを意味していて、VAEntrypointEncSlice はそのフォーマットをエンコードできることを意味しています。
設定
libva-vdpau-driver は手動で環境変数を使って有効にする必要があります:
export LIBVA_DRIVER_NAME=vdpau
サポートしているソフトウェア
GStreamer
公式リポジトリにある gst-vaapi パッケージをインストールしてください。
$ gst-launch-1.0 playbin uri=file:///path/to/foobar.mpeg
フォーマットがサポートされていれば、VA-API が自動で使われます。
GStreamer ベースのプレイヤー:
- totem: 設定は必要ありません。
MPlayer
公式リポジトリにある mplayer-vaapi パッケージをインストールしてください。
$ mplayer -vo vaapi -va vaapi foobar.mpeg
- -vo - vaapi ビデオ出力ドライバの選択
- -va - vaapi ビデオデコードドライバの選択
MPlayer ベースのプレイヤー:
- gnome-mplayer: ハードウェアアクセラレーションを有効にするには:
編集 -> 環境設定 -> プレイヤー
からビデオの出力を "vaapi" に設定してください。 - smplayer: ハードウェアアクセラレーションを有効にするには:
オプション -> 環境設定 -> 全般 -> ビデオ
から出力ドライバーを "vaapi" に設定してください。
VLC media player
公式リポジトリにある vlc パッケージをインストールしてください。
ハードウェアアクセラレーションを有効にするには: ツール -> 設定 -> 入力とコーデック
から "GPUアクセラレーションを使用" にチェックを入れて下さい。