「Arch Linux エイプリルジョーク」の版間の差分
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説得力を高めるために Ark Linux の方にも同じジョークが投稿されました (残念ながら、Ark Linux ニュースのアーカイブは残っていないようです)。 |
説得力を高めるために Ark Linux の方にも同じジョークが投稿されました (残念ながら、Ark Linux ニュースのアーカイブは残っていないようです)。 |
2018年2月6日 (火) 23:42時点における版
毎年4月の最初の1日目には、Arch Linux のウェブサイトはフロントページにエイプリルフールのジョークを慣例的に記載します。この文章は Wiki の読者の目の保養になるようなジョークをまとめています。
目次
2016
2016年にはエイプリルフールのジョークはありませんでした。
2015
2015年にはエイプリルフールのジョークはありませんでした。
2014
2014年にはエイプリルフールのジョークはありませんでした [1]。
2013: Pacman は systemd に依存します
掲載年: 2013 / 固定リンク: Pacman 4.1 released
このリリースでの大きな変更はパッケージマネージャと systemd の緊密な統合です。ローリングリリースシステムでアップデートをどう実行するのが一番良いかということについて十分な議論の末、出来る限り他のプロセスが動いていない状態でアップデートを実行するのが不可欠だということがわかりました。また、アップデートのセキュリティ上の観点から、出来る限り早くアップデートが提供されるべきだというのも肝要です。これを達成するのに一番良い方法としてシャットダウン時にアップデートをすればよいと考えました。バックグラウンドでアップデートを監視してダウンロードする新しいデーモン、pacmand がこれを行います。アップデートが見つかったときに、pacmand はシステムの再起動を予定します (そのため systemd との統合が必要になります)。現段階では再起動のタイミングは設定できませんが、再起動を設定した時間だけ遅らせることができるポップアップがタイマーによって表示されます。設定は pacman 4.2 で追加される予定で、その際には様々な用途で使える pacmanctl が用意されるはずです。リリースが行われるまでは、Arch Linux は影響を最小限に抑えるため全てのアップデートは [testing] リポジトリで行われ、週のこれから決める日時だけにアップデートをプッシュします。日時が決定したときはニュース記事が作成されるでしょう。
もちろん、以上の全てを実現するために pacman は systemd に深く依存することになります。Arch Linux が公式に systemd に移行したので、この変更は受け入れられると感じています。このリリースの systemd がない環境でのテストは行われていないため (おそらく動作しないでしょう)、pacman を使用する Arch ユーザーや他のディストリビューションは pacman をパッケージマネージャとして使い続けたいと思うかぎり systemd に移行することを求められます。systemd との統合は pacman 4.2 で更に密接になります。libsystemd-bus を通して、近日中に予定されている kdbus メッセージパッシングインターフェイスを使用することにより、他のプログラムが pacman と対話できるようにすることで、代替フロントエンドの開発を簡単にします。
2012
2012年にはエイプリルフールのジョークはありませんでした。
2011: Canterbury
掲載年: 2011 / 固定リンク: Arch ニュースアーカイブ #519
歴史
FOSDEM 2011 ディストリビューション共同イベント において Archlinux と Debian のリードデベロッパたちは、それぞれのプロジェクトの優れた機能を結合して、新しいディストリビューションを協同開発するというアイデアを議論しました。この構想は先に行われた openSUSE のカンファレンスで初めて取り上げられ、協力して総力を結集する可能性について確信が得られました。
一週間後の2月16日、Linux Standard Base のバージョン 4.1 が公開されました。新しい標準仕様が出たことで、統一ディストリビューションはまた注目されます。Gentoo と Grml も構想への参加を決めました。
デュアル ISO/usb-IMG インストーラファイルの立案者である Dieter は新しいインストーラの作業を既に開始しており、議論が進行中です。インフラストラクチャやシステムツールなど、統合が難しい部分も上手く対処するように細部が練られています。
目標
目標とするのは、真に一丸となって立ち上がり、プロプライエタリなオペレーティングシステムに総力を挙げて対抗することです。フリーソフトウェアコミュニティが多様性を推し進めるだけでなく、共通のゴールに向かって実際に協力することができるというところを見せつけます。
機能
Canterbury ディストリビューションは linux 界の一番良いところを組み合わせてユーザーに新風を巻き起こします:
- Arch のようにシンプル - 技術的にシンプルで最先端。
- Debian のように安定 - 確かな信頼性。
- Gentoo のように柔軟 - 何事もお気に召すまま。
- Grml のようにライブ - すぐに使用可能。
- openSUSE のように開放的 - 誰でもウェルカム。
2010: エイプリルフールチャレンジ
掲載年: 2010 / 固定リンク: Arch ニュースアーカイブ #492
今年もこの時期がやってきましたが、今年は極めて微妙になりそうです。実際とても微妙なので、ほとんどの人はエイプリルフールに全く気づかないでしょう。しかしがらエイプリルフールは確かに存在します。専用のフォーラムスレッドであなたの考えを投稿してください。寄付されたノートパソコンがあるので、一番最初にこのジョークを完全に明らかにした人に賞として進呈します。
エイプリルフールチャレンジについて
Arch フォーラム: April Fools Challenge
ページ 01: "it's all about recursion."
ページ 15: "We're almost half way through April, why on earth is this thread still active?"
ページ 16: "I'll add a 'move along, nothing to see here' just so people can be absolutely sure..."
ページ 16: "Noting to see here???? There are 386 replies and 49,275 views!!! ....... Trapped in The Matrix."
2009: i686 のサポートを終了します
掲載年: 2009 / 固定リンク: Arch ニュースアーカイブ #440
最近、開発者達はマルチメディアのサポートを向上させるために i686 版に何か最適化を追加する可能性について議論しました。これには古いシステムとの互換性の喪失を伴います。既に聞き及んでいるかもしれませんが、この議論の結果として、x86_64 版だけに専念することが決定されました。開発者の全体的な意見として、今になっては x86_64 版はこの決定を正当化するのに十分なほど完全な状態になっており、現世代のハードウェアをサポートするという Arch の哲学にも合います。x86_64 アーキテクチャは2002年から選択できるようになり (対して i686 は1995年からです)、ほとんどの i686 ユーザーが x86_64 互換のハードウェアを持っていることは疑うべきもありません。
i686 版の廃止について公式のスケジュールは予定されていませんが、サポート終了の決定が既に ArchLinux-BR コミュニティにリークされてしまった以上、公式のアナウンスを作成する必要があります。しかしながら、(GNOME, KDE, Xorg などの) 主要なアップデートが近い将来 i686 用にビルドされなくなることは確かです。ただし ABS を使って i686 のパッケージをビルドすることができるのは変わりません。アーキテクチャ依存のパッチのほとんどは x86_64 用のものなので、比較的痛みは少ないはずです。
i686 のサポートの終了について
2009年の4月1日に、Arch が i686 アーキテクチャのサポートを終了するというアナウンスがフロントページでなされ、さらに Arch-Dev-Public メーリングリストでも流されました。このアナウンスはフォーラムやメーリングリスト、IRC などに飛び火して激しい議論を引き起こしました。とりわけ、議論によって Aaron が Arch を離れると威迫する自体にまで至りました。前の年と同じように、人生を楽しい物にするためにフォーラムや他の Arch サイトで様々なフレーズがフィルタリングされました。
事後報告
掲載年: 2009 / 固定リンク: Arch ニュースアーカイブ #441
こんにちは、Arch Linux を使ってるみなさん。Arch Linux から i686 アーキテクチャは降ろされないということを謹んでお知らせします。i686 のサポートがなくなるというのはエイプリルフールの嘘であり、開発者やフォーラムのモデレータ全員による大芝居です。
興味深いことに、このジョークで実際に良いことがありました。多少のユーザーが64ビットのプロセッサの存在に気づいて、多くが Arch Linux の64ビット版に移行しました。移行したユーザーには64ビット版を使い続けることを推奨します。それによってアーキテクチャへの貢献が増え、主要なソフトウェアメーカーのサポートが促進されるでしょう。
64ビットコミュニティの要求に折れた代表例として Adobe があります。最近になって Adobe は flash プラグインの64ビットの Linux サポートを追加しました。私たちはこのことにとても感謝しています。
この嘘によって引き起こされた迷惑については陳謝いたします。ですが、4月1日の悪ふざけはせずにはいられないものです。
本当のサポートの終焉
2017年1月25日に、開発者とコミュニティの中で使われなくなっているという理由で実際に i686 アーキテクチャのサポートを打ち切るという アナウンス がされました。
2008: Arch はドイツ語に
掲載年: 2008 / 固定リンク: n/a
英語を話す Archer への重要通知
ここ2ヶ月、非公開の開発メーリングリストにて長い議論が行われ、Arch の第一言語を英語のままにしておくのは Arch の最大のユーザーベースに仇となっているという結論に達しました。そんなわけで、Arch Linux の第一言語を、公式にドイツ語に変更することが多数決で決まりました。
この移行を起こっている間はご辛抱くださいますようお願いします。円滑に言語を切り替えるため archlinux.de と綿密に協力しているところであり、archlinux.de とウェブサイトを統合することを予定しています。Arch を支えている大きなコミュニティを知ったことで、英語のサイトを完全に閉じた時に生まれる穴は、すぐに埋められるというのが私たちが考えるところです。
さらに、"Arch" はドイツ語の発音法で呼ぶことになるのでご了承下さい。心配するには及びません、何事も慣れです。開発者の90%は既に習得しました。
Happy Computenpeepers, The Management
ドイツ語の Arch について
2008年の4月1日、Arch Linux ウェブサイトの大部分 (BBS を含む) がドイツ語に翻訳されました。上記の通知はほとんどのページに表示され、BBS の文章はユーザーによって書き換えられ、Wiki 記事へのリンクは全て "Deutchland" という名前が入ったページへのリンクになり、"joke" といった単語は "genius idea" に書きなおされました。例: "Arch Linux April Jokes Collection" → "Arch Linux Deutschland genius idea Collection"。
2007: Arch Ark
掲載年: 2007 / 固定リンク: Arch ニュースアーカイブ #307
私たちは名前を変更します!
Arch Linux と名前が付けられて5年間、Ark Linux と混同される5年間の末、ついに解決に至りました。ここ数ヶ月 Ark Linux の人々と協議を重ねて両方のディストリビューションにとって有益な解決方法を見出したのです。今日、Arch Linux の名前の変更をアナウンスすることができ、嬉しく思います。今日、光栄にも発表させて頂きます、私たちの新しい名前は Ark Linux です!
archlinux.org のドメインは人々が新しい名前の変更に慣れるまで、今後数週間は維持し続けますが、最終的にはドメインも変更する予定です。名前の変更によって、もはや Arch Linux と Ark Linux の区別についての問題が起こることはないと確信しています。
Ark Linux よ永遠なれ!
Ark Linux
Ark Linux は実在していた Linux ディストリビューションでした (開発は停止しています [2])。このジョークは特に、"www.arklinux.org" を間違えて "www.archlinux.org" と入力してしまってから Arch を使い始めた Archer にとっては抜群の効果でしょう。"Arch Linux" という名前はアーチ /a-ch/ と発音されることになっています (larch や starch と韻を踏みます、"archer" と同じ)。ただし、実際にどう発音するかについて合意は得られていないようです [3]。
説得力を高めるために Ark Linux の方にも同じジョークが投稿されました (残念ながら、Ark Linux ニュースのアーカイブは残っていないようです)。
2006: Judd は Google に移籍します
掲載年: 2006 / 固定リンク: Arch ニュースアーカイブ #214
流布されている異動
最近うわさになっていることについて、きちんと事情を説明したいという気になりました。
Judd は正式に Google からの仕事のオファーを引き受けました。そのため、Archlinux の仕事を続けることは不可能になります。
プロジェクトのリードは有能な Jason Chu (Xentac) の手に委ねられました。0.7.1.1 のリリース (コードネーム: Pony) が近づいている中、Jason が最優先課題として挙げたのは、古いソフトウェアが入った [stable] リポジトリを作成することです。今後はこのリポジトリが作業の主な中心となり、セキュリティバックポートや互換性の修正が行われます。そのために、通常のリポジトリは少しずつ減らしていく予定です。より'安定'して'高品質'なリリースシステムに移ったときに今のリポジトリは削除されることになるでしょう。
0.7.1.1 は数週間のうちにリリースされると思って下さい。
Thanks, Aaron
Judd と Arch プロジェクトの本当の告別
Arch Linux の創設者、Judd Vinet は実際に2007年10月1日にプロジェクトを離れており、"Arch のナンバーワンチアリーダー"になっています [4]。それ以降、Aaron Griffin がプロジェクトリーダーです。
Arch Linux とそのリリースシステム
Arch Linux では安定で生産品質なリリースシステムは用いられません。Arch が使っているのはローリングリリースシステムであり、固定されたリリーススケジュールは存在せず、システムは絶えず最新状態に保たれます。
2005: Arch vs. ウォンバット
掲載年: 2005 / 固定リンク: Arch ニュースアーカイブ #147
CETW 問題
深い悲しみに包まれながらこのメッセージを書いています。
Arch Linux 0.7 (Wombat) を初めてリリースしたとき、ウォンバットの倫理的扱いを求める会 (Centre for Ethical Treatment of Wombats, CETW) から連絡がありました。Wombat というコードネームを付けて"オープンソースプロジェクト"をリリースすることにより世界中のウォンバットを傷つけていると CETW はどうも考えたようです。Arch Linux は Linux ディストリビューションであり、Arch Linux のリリースを作成しても害を受けるウォンバットなどいないということを彼らに説得させようとしましたが、どうしても容認してくれません。
さらに彼らは破壊的なやり方を変えないかぎり告訴してやると脅してきました。
何度も審議した結果、法廷で彼らと戦うだけの十分な資金が私たちにはないということが判明したので、代わりに示談にすることを決めました。示談の内容には Arch Linux の開発を中止することも含まれています。
したがって、後先考えずに命名したせいで、Arch Linux はもはやこの世に存在しません。開発者一同、コミュニティのサポートと貢献には御礼申し上げます。
ウォンバット
- "ウォンバットはオーストラリア特有の哺乳類動物である。足は短く、強靭な前脚を持ち、体長は約1メートル (39インチ) で短い尻尾がある。オーストラリアの南東部やタスマニアの森林・山岳・草原地帯に分布。ウォンバットという名前はシドニー付近の先住民であるアボリジニのエオラ族の言葉に由来する。"
ウォンバットたちが弁護士を雇って Linux ディストリビューションを攻撃するという情報は確認されていません。参照: wikipedia:ja:ウォンバット#人との関わり。
2004: GNOME 2.6
掲載年: 2004 / 固定リンク: Arch ニュースアーカイブ #58
GNOME 2.6 がリリースされました!
題名通り、gnome 2.6 が登場しました。テスト段階で Arjan と JGC が衝突をなくす素晴らしい作業をしてくれたので、注意するべきところはほとんどなく、インストールはスムーズに進むはずです。
アップグレード: pacman -Syu インストール: pacman -S gnome
GTK 2.x 関連のパッケージも gnome 2.6 の要件を満たすようにアップグレードされました。
GNOME のバージョン履歴
上記のニュースが投稿されるまで、GNOME プロジェクトは2002年に 2.0 をリリースしており、2004年の4月1日までの最新リリースは GNOME 2.2 でした [5]。