「Vimprobable」の版間の差分
(同期) |
Kusakata.bot (トーク | 投稿記録) 細 (文字列「http://www.google.com/」を「https://www.google.com/」に置換) |
||
44行目: | 44行目: | ||
{ "b", "http://blekko.com/?q=%s" }, |
{ "b", "http://blekko.com/?q=%s" }, |
||
{ "d", "http://duckduckgo.com/?q=%s" }, |
{ "d", "http://duckduckgo.com/?q=%s" }, |
||
− | { "g", " |
+ | { "g", "https://www.google.com/search?hl=en&source=hp&ie=ISO-8859-l&q=%s" }, |
{ "a", "https://wiki.archlinux.org/index.php?title=Special%%3ASearch&search=%s&go=Go" }, |
{ "a", "https://wiki.archlinux.org/index.php?title=Special%%3ASearch&search=%s&go=Go" }, |
||
{ "w", "https://secure.wikimedia.org/wikipedia/en/w/index.php?title=Special%%3ASearch&search=%s&go=Go" }, |
{ "w", "https://secure.wikimedia.org/wikipedia/en/w/index.php?title=Special%%3ASearch&search=%s&go=Go" }, |
2018年2月6日 (火) 23:43時点における版
Vimprobable は Mozilla Firefox で利用できる Vimperator プラグインのような操作ができる WWW ブラウザです。WebKit エンジンがベースになっています (GTK バインディングを使用)。開発が止まってしまった vimpression のフォークです。
インストール
AUR には3つのバージョンの Vimprobable が存在します: vimprobable-gitAUR, vimprobable2-gitAUR, vimprobable2AUR (最新リリース)。現在の Vimprobable2 はバージョン 1.0 で、それがメインブランチと考えられます。Vimprobable1 の開発はまだ終わっておらずバグフィックスが追加されていますが、活発な開発は Vimprobable2 に引き継がれています。
最初のバージョンではコンパイルする前に config.h
を編集するしかカスタマイズする方法がありません。とても安定していて使いやすいバージョンです。バージョン 2 も安定していますが、開発は活発に行われています。:set
や :map
コマンドによる設定など、カスタマイズをさらに広げることに注力しています。
設定
どちらのバージョンも config.h
ファイルでカスタマイズを行ってから以下のコマンドで再コンパイルする必要があります:
$ makepkg -fi
Vimprobable2 では $XDG_CONFIG_HOME/vimprobable/vimprobablerc
という名前の設定ファイルも読み込みにいきます。再コンパイルする必要なく様々なオプションを設定することが可能です。ファイルは自分で作成してください。
基本的な vimprobablerc には以下のオプションを記述します:
set homepage=https://bbs.archlinux.org/ set scrollbars=false set fontsize=12 set monofontsize=10 set monofont="Droid Sans Mono Slashed"
Vimprobable2 の設定に関する詳細は rc の man ページに書かれています:
man vimprobablerc
他にもカスタマイズできるファイルがソースディレクトリには2つ存在します: config.h
と keymap.h
。御察しの通り、前者には外観などの一般的な設定オプションを記述し、後者ではキーバインドを設定します。どちらのファイルも、変更を加えたら Vimprobable2 を再コンパイルしないと変更が適用されません。
デフォルトのキーバインドやオプションについては man ページで確認できます:
man vimprobable
ヒントとテクニック
ユーザーエージェントをもっと一般的なものに設定することでウェブサイトによってはアクセスが簡単になります。$XDG_CONFIG_HOME/vimprobable/vimprobablerc
に多くのサイトが受け入れているブラウザのユーザーエージェントを追加してください。例:
set useragent="Vimprobable2 (X11; U; Unix; en-US) AppleWebKit/531.2+ Compatible (Safari)"
次のページでユーザーエージェントのリストを見ることができます: http://www.useragentstring.com/pages/useragentstring.php
以下のように Vimprobable2 の config.h
で検索エンジンを追加することが可能です:
static Searchengine searchengines[] = { { "b", "http://blekko.com/?q=%s" }, { "d", "http://duckduckgo.com/?q=%s" }, { "g", "https://www.google.com/search?hl=en&source=hp&ie=ISO-8859-l&q=%s" }, { "a", "https://wiki.archlinux.org/index.php?title=Special%%3ASearch&search=%s&go=Go" }, { "w", "https://secure.wikimedia.org/wikipedia/en/w/index.php?title=Special%%3ASearch&search=%s&go=Go" }, }
tabbed で Vimprobable を動作させている場合、xid
で Vimprobable を起動することで他のアプリケーションからウェブページを開いて tabbed
でページをキャプチャできます:
$(tabbed -d >/tmp/tabbed.xid); vimprobable2 -e $(</tmp/tabbed.xid)
そして他のアプリケーションから xid
を使って Vimprobable を起動するようにします:
exec vimprobable2 -e $(</tmp/tabbed.xid) "$1"
以下のスクリプトを使えば tabbed のウィンドウが存在しない場合に tabbed セッションを作成して、tabbed の中に Vimprobable を起動することができるようになります。
#!/usr/bin/env bash [[ -z $((xprop -id $(</tmp/tabbed.xid)) 2>/dev/null) ]] && tabbed -d > /tmp/tabbed.xid exec vimprobable2 -e $(</tmp/tabbed.xid) $( [[ "$1" ]] && echo "$1") &