「Shadowsocks」の版間の差分
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== インストール == |
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− | {{Pkg|shadowsocks}} パッケージを[[インストール]]してください。 |
+ | {{Pkg|shadowsocks-libev}}(C)/{{Pkg|shadowsocks}}(Python) パッケージを[[インストール]]してください。{{Pkg|shadowsocks-libev}}がおすすめ。 |
== 設定 == |
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"password":"mypassword", |
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"workers": 1 |
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| timeout || 秒数 |
| timeout || 秒数 |
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| fast_open || [https://github.com/clowwindy/shadowsocks/wiki/TCP-Fast-Open TCP-Fast-Open] を使用するかどうか (true / false) |
| fast_open || [https://github.com/clowwindy/shadowsocks/wiki/TCP-Fast-Open TCP-Fast-Open] を使用するかどうか (true / false) |
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==== コマンドラインから使う ==== |
==== コマンドラインから使う ==== |
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+ | {{ic|ss-local}} コマンドを使うことでクライアントを起動できます。設定ファイル {{ic|/etc/shadowsocks/config.json}} を使って起動するには: |
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+ | $ ss-local -c /etc/shadowsocks/config.json |
または、コマンドで設定を直接指定することも可能です: |
または、コマンドで設定を直接指定することも可能です: |
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− | $ |
+ | $ ss-local -s ''server_address'' -p ''server_port'' -l ''local_port'' -k ''password'' -m ''encryption_method'' |
==== systemd を使う ==== |
==== systemd を使う ==== |
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− | Shadowsocks クライアントは {{ic|shadowsocks@.service}} のインスタンスを使って制御することができます。 |
+ | Shadowsocks クライアントは {{ic|shadowsocks-libev@.service}} のインスタンスを使って制御することができます。 |
− | 例えば、設定ファイル {{ic|/etc/shadowsocks/config.json}} を使ってサービスを[[起動]]・[[有効化]]する場合、{{ic|shadowsocks@config.service}} サービスを使ってください。 |
+ | 例えば、設定ファイル {{ic|/etc/shadowsocks/config.json}} を使ってサービスを[[起動]]・[[有効化]]する場合、{{ic|shadowsocks-libev@config.service}} サービスを使ってください。 |
==== GUI クライアント ==== |
==== GUI クライアント ==== |
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==== コマンドラインから使う ==== |
==== コマンドラインから使う ==== |
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− | サーバーは {{ic| |
+ | サーバーは {{ic|ss-server}} コマンドで起動します。 |
設定ファイル {{ic|/etc/shadowsocks/config.json}} を使ってフォアグラウンドでサーバーを起動するには: |
設定ファイル {{ic|/etc/shadowsocks/config.json}} を使ってフォアグラウンドでサーバーを起動するには: |
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+ | $ ss-server -c /etc/shadowsocks/config.json |
バックグラウンドで実行するには: |
バックグラウンドで実行するには: |
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{{bc| |
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− | $ |
+ | $ ss-server -c /etc/shadowsocks/config.json -d start |
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+ | $ ss-server -c /etc/shadowsocks/config.json -d stop}} |
==== systemd を使う ==== |
==== systemd を使う ==== |
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− | Shadowsocks サーバーは {{ic|shadowsocks-server@.service}} のインスタンスを使って制御することができます。 |
+ | Shadowsocks サーバーは {{ic|shadowsocks-libev-server@.service}} のインスタンスを使って制御することができます。 |
− | 例えば、設定ファイル {{ic|/etc/shadowsocks/config.json}} を使ってサービスを[[起動]]・[[有効化]]する場合、{{ic|shadowsocks-server@config.service}} サービスを使ってください。 |
+ | 例えば、設定ファイル {{ic|/etc/shadowsocks/config.json}} を使ってサービスを[[起動]]・[[有効化]]する場合、{{ic|shadowsocks-libev-server@config.service}} サービスを使ってください。 |
Shadowsocks で特権ポート (1024 以下) を使うには、root でサーバーを起動する必要があります: |
Shadowsocks で特権ポート (1024 以下) を使うには、root でサーバーを起動する必要があります: |
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− | {{hc|/etc/systemd/system/shadowsocks-server@.service.d/start-as-root.conf|<nowiki> |
+ | {{hc|/etc/systemd/system/shadowsocks-libev-server@.service.d/start-as-root.conf|<nowiki> |
[Service] |
[Service] |
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User=root |
User=root |
2020年5月15日 (金) 08:57時点における版
Shadowsocks は軽量な socks5 プロキシです。
目次
インストール
shadowsocks-libev(C)/shadowsocks(Python) パッケージをインストールしてください。shadowsocks-libevがおすすめ。
設定
Shadowsocks の設定は JSON フォーマットのファイルを使って行うことができます。パッケージには以下のサンプル設定が含まれています:
/etc/shadowsocks/example.json
{ "server":"my_server_ip", "server_port":8388, "local_address": "127.0.0.1", "local_port":1080, "password":"mypassword", "timeout":300, "method":"chacha20-ietf-poly1305", "fast_open": false, "workers": 1 }
名前 | 説明 |
---|---|
server | サーバーが listen するアドレス |
server_port | サーバーのポート |
local_address | ローカルマシンが listen するアドレス |
local_port | ローカルマシンのポート |
password | 暗号化に使用するパスワード |
timeout | 秒数 |
method | デフォルト: "chacha20-ietf-poly1305"。Stream Ciphers/AEAD Ciphers を参照。 |
fast_open | TCP-Fast-Open を使用するかどうか (true / false) |
workers | ワーカーの数 |
ログ出力レベルを調整したい場合、"verbose": value
オプションを追加します。以下の値のどれかを使ってください:
- 2: 全てをログ出力
- 1: デバッグ
- 0: デフォルト
- -1: 警告
- -2: エラー
クライアント
コマンドラインから使う
ss-local
コマンドを使うことでクライアントを起動できます。設定ファイル /etc/shadowsocks/config.json
を使って起動するには:
$ ss-local -c /etc/shadowsocks/config.json
または、コマンドで設定を直接指定することも可能です:
$ ss-local -s server_address -p server_port -l local_port -k password -m encryption_method
systemd を使う
Shadowsocks クライアントは shadowsocks-libev@.service
のインスタンスを使って制御することができます。
例えば、設定ファイル /etc/shadowsocks/config.json
を使ってサービスを起動・有効化する場合、shadowsocks-libev@config.service
サービスを使ってください。
GUI クライアント
shadowsocks-qt5 をインストールしてください。
サーバー
コマンドラインから使う
サーバーは ss-server
コマンドで起動します。
設定ファイル /etc/shadowsocks/config.json
を使ってフォアグラウンドでサーバーを起動するには:
$ ss-server -c /etc/shadowsocks/config.json
バックグラウンドで実行するには:
$ ss-server -c /etc/shadowsocks/config.json -d start $ ss-server -c /etc/shadowsocks/config.json -d stop
systemd を使う
Shadowsocks サーバーは shadowsocks-libev-server@.service
のインスタンスを使って制御することができます。
例えば、設定ファイル /etc/shadowsocks/config.json
を使ってサービスを起動・有効化する場合、shadowsocks-libev-server@config.service
サービスを使ってください。
Shadowsocks で特権ポート (1024 以下) を使うには、root でサーバーを起動する必要があります:
/etc/systemd/system/shadowsocks-libev-server@.service.d/start-as-root.conf
[Service] User=root
暗号化
python2-m2crypto パッケージをインストールすると暗号化が少しだけ高速になります。
Salsa20 や ChaCha20 暗号を使いたい場合は libsodium パッケージをインストールしてください。
参照
- Shadowsocks ウェブサイト
- Python パッケージ
- GitHub wiki
- Backup GitHub project (the original project has been "removed according to regulations" in August 2015)