「Qutebrowser」の版間の差分
Github:qutebrowser/qutebrowser のdoc/faq.asciidoc#frequently-asked-questions をみる限り、現在はwebEngineがデフォルトになっているようなので更新しました |
設定ファイルがv1.0.0以降変更になっていたため、en:Qutebrowserとhelpを元に更新 |
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=== ユーザー設定 === |
=== ユーザー設定 === |
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UIから、コマンドラインから、もしくはPythonスクリプトからの三種類の方法で設定することができます。 |
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qutebrowser の設定ファイルは {{ic|$XDG_CONFIG_HOME/qutebrowser/}} にあります。メインの設定は {{ic|qutebrowser.conf}} ファイルに記述されており、ini ファイルのようにセクションでまとめられています。例えば、(コメントによって説明されているように) {{ic|[searchengines]}} の下には検索エンジンを設定することができます。ArchWiki を検索するショートカットを追加したいときは、以下の2行を追加してください: |
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qutebrowser に付属しているヘルプでは、それぞれの使い方について詳細に書かれています。ヘルプを参照するには、 {{ic|:help}} を入力し、そのページで {{ic|Configuring qutebrowser}} を選択してください。 |
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aw = ${archwiki} |
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設定ファイルがおかれるパスを知るには、 {{ic|qute://version}} を開いてください。Archlinux では {{ic|$XDG_CONFIG_HOME/qutebrowser/}}になるはずです。 |
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qutebrowserによって設定される値は {{ic|autoconfig.yml}} (手動では変更しないべきです)に、ユーザーの書いた Python スクリプトは {{ic|config.py}} に保存されます。 |
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g = ${google} |
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==== UIから設定する ==== |
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{{ic|:set}} で設定画面を開くことができます。設定が終わったら、もう一度 {{ic|:set}} することで保存できます。 |
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例えば、 {{ic|url.searchengines}} の下では検索エンジンの設定ができます。これは、key-value のペアのリストとして保存されています。何も設定していない場合、以下のような値になっているはずです。 |
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これは、DuckDuckGo をデフォルトの検索エンジンとして設定しています。ここで、{{ic|<nowiki>{}</nowiki>}} は検索する文字列に置き換えられます。 |
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ArchWiki を検索するショートカットを追加したいときは、以下のようにします: |
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検索するための引数の渡し方は検索エンジンによって異なることに注意してください。例えば Google を設定するには {{ic|<nowiki>https://www.google.com/search?hl=en&q={}</nowiki>}} とします |
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==== コマンドラインから設定する ==== |
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{{ic|:set}} の後に、設定したい項目と設定したい値を打ちます。例えば、 qutebrowser を再起動したときに前回開いていたページを復元したい場合、以下のようにすることができます。 |
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:set auto_save.session truei |
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==== Python スクリプトで設定する ==== |
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{{ic|:config-write-py --defaults}} でテンプレートファイルが生成されます。 |
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詳しくは {{ic|qute://help/configuring.html#configpy}} を参照してください。 |
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=== {{ic|qutebrowser.conf}} と {{ic|keys.config}} からのミグレーション === |
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{{ic|qutebrowser.conf}} と {{ic|keys.config}} は、v1.0.0 以前までに使われていた方法です。 |
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=== キーバインド === |
=== キーバインド === |
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キーバインド |
{{Note|キーバインドも他の設定と同じファイルに保存されるようになりました}} |
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{{ic|:bind ''key'' ''command''}} コマンドで直接ブラウザからキーバインドを編集してもかまいませんし、ファイルからキーバインドを編集することも可能です。初めから、大漁、盛りだくさんのキーバインドが設定されています。キーバインドにラグが感じられる場合、他のキーバインドが同じキーを使っているのが原因です。 |
{{ic|:bind ''key'' ''command''}} コマンドで直接ブラウザからキーバインドを編集してもかまいませんし、ファイルからキーバインドを編集することも可能です。初めから、大漁、盛りだくさんのキーバインドが設定されています。キーバインドにラグが感じられる場合、他のキーバインドが同じキーを使っているのが原因です。 |
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2020年8月4日 (火) 16:03時点における版
qutebrowser は軽量で vim ライクなキーボード操作ができる PyQt5 と QtWebKit ベースのブラウザです。
インストール
qutebrowser または qutebrowser-gitAUR パッケージをインストールしてください。
基本的な使い方
コマンドプロンプトを出すには : を使います。Tab で自動補完が効きます。
qutebrowser を初めて起動した場合、クイックスタートページが表示されます。クイックスタートは :help でいつでも開けます。キーボードショートカットは チートシート を見てください。
ユーザー設定
UIから、コマンドラインから、もしくはPythonスクリプトからの三種類の方法で設定することができます。
qutebrowser に付属しているヘルプでは、それぞれの使い方について詳細に書かれています。ヘルプを参照するには、 :help を入力し、そのページで Configuring qutebrowser を選択してください。
設定ファイルがおかれるパスを知るには、 qute://version を開いてください。Archlinux では $XDG_CONFIG_HOME/qutebrowser/になるはずです。
qutebrowserによって設定される値は autoconfig.yml (手動では変更しないべきです)に、ユーザーの書いた Python スクリプトは config.py に保存されます。
UIから設定する
:set で設定画面を開くことができます。設定が終わったら、もう一度 :set することで保存できます。
例えば、 url.searchengines の下では検索エンジンの設定ができます。これは、key-value のペアのリストとして保存されています。何も設定していない場合、以下のような値になっているはずです。
{"DEFAULT": "https://duckduckgo.com/?q={}"}
これは、DuckDuckGo をデフォルトの検索エンジンとして設定しています。ここで、{} は検索する文字列に置き換えられます。
ArchWiki を検索するショートカットを追加したいときは、以下のようにします:
{"DEFAULT": "https://duckduckgo.com/?q={}", "aw": "https://wiki.archlinux.jp/?search={}"}
これで、 :open aw qutebrowser と入力すればこのページが開かれるはずです。標準設定では o で :open を置き換えるようにキーマップが設定されているので、o aw your_search_term と入力することで ArchWiki を素早く検索できます。
検索するための引数の渡し方は検索エンジンによって異なることに注意してください。例えば Google を設定するには https://www.google.com/search?hl=en&q={} とします
コマンドラインから設定する
:set の後に、設定したい項目と設定したい値を打ちます。例えば、 qutebrowser を再起動したときに前回開いていたページを復元したい場合、以下のようにすることができます。
:set auto_save.session truei
Python スクリプトで設定する
:config-write-py --defaults でテンプレートファイルが生成されます。
詳しくは qute://help/configuring.html#configpy を参照してください。
qutebrowser.conf と keys.config からのミグレーション
qutebrowser.conf と keys.config は、v1.0.0 以前までに使われていた方法です。
キーバインド
:bind key command コマンドで直接ブラウザからキーバインドを編集してもかまいませんし、ファイルからキーバインドを編集することも可能です。初めから、大漁、盛りだくさんのキーバインドが設定されています。キーバインドにラグが感じられる場合、他のキーバインドが同じキーを使っているのが原因です。
動画の再生
ブラウザプラグイン#マルチメディアの再生を見てください。