「アクセシビリティ機能を使って Arch Linux をインストール」の版間の差分
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2021年7月19日 (月) 21:58時点における版
公式 Arch Linux インストールメディアはいくつかの アクセシビリティ 機能をサポートしています。
この文章では、それらの機能を使って Arch Linux をインストールする方法を説明します。
目次
インストール前
ライブ環境を起動する
インストールメディアが起動を開始するときに、Down
に続けて Enter
を押して、発音が有効な環境を起動してください。
USB 点字ディスプレイは udev により自動で認識されるはずです。
複数のサウンドカード
コンピュータにいくつかのサウンドカードがある場合、次のメッセージが発音されます。 Please select your sound card for speech output.
使いたい出力からビープ音が聞こえたとき、Enter
を押してサウンドカードを選択してください。
読み上げの言語を変更する
espeakup.service
で使われる espeak-ng 言語/音声を変更するには、ユニットの次のディレクティブを 編集 してください。
Environment="default_voice=language_code"
+variant
を language_code
に追加することでも、espeak-ng 音声の種類を変更することができます。詳しくは espeakup(8) と espeak-ng(1) を参照してください。
インストール
必要なパッケージのインストール
インストールされたシステムで発音を有効にするには、espeakup と alsa-utils パッケージが必要です。点字ディスプレイを使うのであれば brltty パッケージを インストール してください。
必要なパッケージを、インストール時の pacstrap(8) 呼び出しに追加してください。
# pacstrap /mnt base linux linux-firmware espeakup alsa-utils
システムの設定
サウンドカード
#複数のサウンドカード が検出された場合、インストールメディアにより生成された /etc/asound.conf
ファイルをコピーしてください。
# cp /etc/asound.conf /mnt/etc/
サービスの有効化
インストールしたシステムから起動した後に発音のサポートを有効化するには、espeakup.service
サービスを 有効化 する必要があります。#読み上げの言語を変更する も参照してください。
再起動
新しくインストールしたシステムから起動した後、発音は自動で開始されます。