「Opera」の版間の差分

提供: ArchWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(同期)
11行目: 11行目:
 
{{Related articles start}}
 
{{Related articles start}}
 
{{Related|ブラウザプラグイン}}
 
{{Related|ブラウザプラグイン}}
{{Related2|Firefox|Firefox}}
+
{{Related|Firefox}}
{{Related2|Chromium|Chromium}}
+
{{Related|Chromium}}
 
{{Related articles end}}
 
{{Related articles end}}
 
[http://www.opera.com Opera] はノルウェーの企業 [[Wikipedia:ja:Opera Software|Opera Software]] によって1994年から開発されている無料のウェブブラウザです。タブブラウザや検索バーなど、今となってはあらゆるウェブブラウザでお馴染みとなった機能を始めて導入したウェブブラウザとして知られています。
 
[http://www.opera.com Opera] はノルウェーの企業 [[Wikipedia:ja:Opera Software|Opera Software]] によって1994年から開発されている無料のウェブブラウザです。タブブラウザや検索バーなど、今となってはあらゆるウェブブラウザでお馴染みとなった機能を始めて導入したウェブブラウザとして知られています。
19行目: 19行目:
   
 
== インストール ==
 
== インストール ==
  +
Opera は[[公式リポジトリ]]にある {{Pkg|opera}} パッケージで[[インストール]]することができます。
 
  +
2014年12月、Opera バージョン26が64ビット環境向けだけにリリースされました。このバージョンから、プロプライエタリな Presto レイアウトエンジンは新しいオープンソースの Blink エンジンに置き換わっています。12.16 以前のバージョンは32ビット環境でも使えます。
  +
  +
{{Pkg|opera}} パッケージを[[インストール]]すると x86_64 環境では新しい Blink バージョンがインストールされ、i686 環境では旧 Presto バージョンが入ります。
  +
  +
12.16 Presto バージョンは {{AUR|opera-legacy}} パッケージを使うことで x86_64 と i686 どちらのアーキテクチャでもインストールできます。
   
 
== プラグイン ==
 
== プラグイン ==
Opera は、Firefox や Chromium など主要なブラウザでサポートされている Netscape ベースのプラグインを使うことができます。様々なプラグインの情報やインストール方法は[[ブラウザプラグイン]]を見て下さい。Opera では、プラグインのパスは ''Settings > Preferences... > Advanced > Content > Plug-in Options'' から指定することが可能です。
 
   
  +
プラグインのインストール方法については[[ブラウザプラグイン]]を見てください。Opera は既に Netscape plugin API (NPAPI) をサポートしておらず、新しい Pepper plugin API (PPAPI) しか使えません。
=== Adobe Flash ===
 
次の記事を参照: [[ブラウザプラグイン#Flash Player]]
 
 
=== Java サポート ===
 
次の記事を参照: [[ブラウザプラグイン#Java (IcedTea)]]
 
   
 
=== Adblock ===
 
=== Adblock ===
  +
{{Tip|Opera には広告ブロックが内蔵されており設定から有効にできます。}}
  +
 
[[AUR]] の {{AUR|opera-adblock-complete}} パッケージを使って Adblock サポートをインストールします。
 
[[AUR]] の {{AUR|opera-adblock-complete}} パッケージを使って Adblock サポートをインストールします。
   
47行目: 49行目:
   
 
以上のオプションはアドレスバーにパスを入力することで簡単に見つかります (スペースは入れない)。例えば {{ic|<nowiki>opera:config#UserPrefs|ShowTrayIcon</nowiki>}}、もしくは検索を使って下さい。
 
以上のオプションはアドレスバーにパスを入力することで簡単に見つかります (スペースは入れない)。例えば {{ic|<nowiki>opera:config#UserPrefs|ShowTrayIcon</nowiki>}}、もしくは検索を使って下さい。
 
==== メールクライアントを無効にする ====
 
コマンドラインオプションを追加することでブラウザの機能やサービスを制御することが可能です。デフォルトの内蔵メールクライアントを使わずに Opera を起動するには:
 
$ opera -nomail
 
 
また、内蔵のメールクライアントを永続的に無効化したい場合は opera:config#UserPrefs 下の ''Show E-mail Client'' オプションのチェックを外します。
 
 
==== ARGB, LIRC, mailto リンクを無効にする ====
 
[[Wikipedia:ARGB|ARGB]] (32ビット) のビジュアル、[[LIRC|LIRC]] 赤外線コントロールのサポート、{{ic|mailto:}} リンクを無効にして Opera を起動するには:
 
$ opera -noargb -nolirc -nomaillinks
 
 
=== Flash のパフォーマンスを向上させる ===
 
Flash のパフォーマンスを良くするために、Opera を起動する前に以下の環境変数を設定、または [[xinitrc|xinitrc]] や [[Bash|~/.bash_profile]]、{{ic|/etc/profile}} (全ユーザー共通) などでエントリを export することができます:
 
OPERAPLUGINWRAPPER_PRIORITY=0
 
OPERA_KEEP_BLOCKED_PLUGIN=1
 
 
次の環境変数も Flash の問題を解決するかもしれません:
 
GDK_NATIVE_WINDOWS=1
 
 
詳しくは [http://my.opera.com/ruario/blog/flash-problems-on-linux Flash problems on Linux?] を見て下さい。
 
 
==== .xinitrc のサンプル ====
 
{{hc|~/.xinitrc|<nowiki>
 
...
 
export OPERAPLUGINWRAPPER_PRIORITY=0
 
export OPERA_KEEP_BLOCKED_PLUGIN=0
 
...</nowiki>
 
}}
 
 
==== コマンドラインのサンプル ====
 
コマンドラインから変数を使うには次のようにして Opera を起動します:
 
$ OPERAPLUGINWRAPPER_PRIORITY=0 OPERA_KEEP_BLOCKED_PLUGIN=1 opera &
 
   
 
=== プロファイルを tmpfs に配置 ===
 
=== プロファイルを tmpfs に配置 ===
ブラウザプロファイルを [[Fstab#tmpfs|tmpfs]] に再配置することで、RAM にプロファイルが保存されるようになりアプリケーションのレスポンスが向上します。さらにディスクの読み書きの操作が減るため、SSD にとっても意味があります。
+
ブラウザプロファイルを [[tmpfs]] に再配置することで、RAM にプロファイルが保存されるようになりアプリケーションのレスポンスが向上します。さらにディスクの読み書きの操作が減るため、SSD にとっても意味があります。
   
 
ブラウザプロファイルを移動する方法は2つあります:
 
ブラウザプロファイルを移動する方法は2つあります:
* [[Profile-sync-daemon|Profile-sync-daemon]] を使う。Opera を自動で検出してプロファイルを tmpfs に再配置します。
+
* [[Profile-sync-daemon]] を使う。Opera を自動で検出してプロファイルを tmpfs に再配置します。
 
* {{ic|-pd}} コマンドラインフラグを使って Opera にプロファイルデータを保存する場所を指定する:
 
* {{ic|-pd}} コマンドラインフラグを使って Opera にプロファイルデータを保存する場所を指定する:
 
$ opera -pd /tmp/opera
 
$ opera -pd /tmp/opera
93行目: 63行目:
 
Opera はクロスプラットフォームですが、様々な Linux デスクトップ環境と見た目を統一することが可能になっています。
 
Opera はクロスプラットフォームですが、様々な Linux デスクトップ環境と見た目を統一することが可能になっています。
 
; Qt: メニューの外観を Qt と統合するには、好きな Qt テーマをインストールして {{ic|qtconfig}} を使って適用してください。
 
; Qt: メニューの外観を Qt と統合するには、好きな Qt テーマをインストールして {{ic|qtconfig}} を使って適用してください。
; KDE: Opera で [[KDE|KDE]] アイコンを利用するには、[http://my.opera.com/community/customize/skins/info/?id=8141 このような] テーマをインストールします {{Dead link|2014|04|05}}。
+
; KDE: Opera で [[KDE]] アイコンを利用するには、[http://my.opera.com/community/customize/skins/info/?id=8141 このような] テーマをインストールします {{Dead link|2014|04|05}}。
 
; GTK+: Tango アイコンテーマを使用する GTK+ スキンが [http://my.opera.com/community/customize/skins/info/?id=3465 こちら] にあります {{Dead link|2014|04|05}}。
 
; GTK+: Tango アイコンテーマを使用する GTK+ スキンが [http://my.opera.com/community/customize/skins/info/?id=3465 こちら] にあります {{Dead link|2014|04|05}}。
   
105行目: 75行目:
 
フォントは ''Settings > Preferences... > Advanced > Fonts'' から設定することができます。
 
フォントは ''Settings > Preferences... > Advanced > Fonts'' から設定することができます。
   
最初に Opera を起動する前に {{AUR|ttf-ms-fonts}} パッケージがインストールされていると、Opera はデフォルトで MS フォントを使用します。GTK+ のオプションや [[GNOME|GNOME]] や KDE のフォント設定で指定したフォントは無視されます。システムによって設定されたオプションを Opera に強制的に使用させるには:
+
最初に Opera を起動する前に {{AUR|ttf-ms-fonts}} パッケージがインストールされていると、Opera はデフォルトで MS フォントを使用します。GTK+ のオプションや [[GNOME]] や KDE のフォント設定で指定したフォントは無視されます。システムによって設定されたオプションを Opera に強制的に使用させるには:
 
* 実行中の Opera のインスタンスを全て終了。
 
* 実行中の Opera のインスタンスを全て終了。
 
* {{AUR|ttf-ms-fonts}} パッケージをアンインストール。
 
* {{AUR|ttf-ms-fonts}} パッケージをアンインストール。
122行目: 92行目:
 
* ログイン
 
* ログイン
   
これは Chrome/[[Chromium|Chromium]] における [http://www.google.com/support/chrome/bin/answer.py?hl=en&answer=95464 --incognito オプション] や [[Firefox|Firefox]] の[https://wiki.mozilla.org/PrivateBrowsing プライベートブラウジング]に似ています。
+
これは Chrome/[[Chromium]] における [http://www.google.com/support/chrome/bin/answer.py?hl=en&answer=95464 --incognito オプション] や [[Firefox]] の[https://wiki.mozilla.org/PrivateBrowsing プライベートブラウジング]に似ています。
   
 
コマンドラインからプライベートタブを開くには次のコマンドを使用:
 
コマンドラインからプライベートタブを開くには次のコマンドを使用:

2016年9月15日 (木) 23:51時点における版

関連記事

Opera はノルウェーの企業 Opera Software によって1994年から開発されている無料のウェブブラウザです。タブブラウザや検索バーなど、今となってはあらゆるウェブブラウザでお馴染みとなった機能を始めて導入したウェブブラウザとして知られています。

メールクライアントの内蔵や、ワンクリックブックマーク、タブスタック (タブをまとめる機能)、HTML5 のサポートなど、Opera は革新を続けています。

インストール

2014年12月、Opera バージョン26が64ビット環境向けだけにリリースされました。このバージョンから、プロプライエタリな Presto レイアウトエンジンは新しいオープンソースの Blink エンジンに置き換わっています。12.16 以前のバージョンは32ビット環境でも使えます。

opera パッケージをインストールすると x86_64 環境では新しい Blink バージョンがインストールされ、i686 環境では旧 Presto バージョンが入ります。

12.16 Presto バージョンは opera-legacyAUR パッケージを使うことで x86_64 と i686 どちらのアーキテクチャでもインストールできます。

プラグイン

プラグインのインストール方法についてはブラウザプラグインを見てください。Opera は既に Netscape plugin API (NPAPI) をサポートしておらず、新しい Pepper plugin API (PPAPI) しか使えません。

Adblock

ヒント: Opera には広告ブロックが内蔵されており設定から有効にできます。

AURopera-adblock-completeAUR パッケージを使って Adblock サポートをインストールします。

パフォーマンス調整

新しめのハードウェアなら Opera は十分高速に動作しますが、さらに高速になるように調整することができます。このページに書かれていないサンプルは、Opera wiki ページ を見て下さい。

機能やサービスを無効にする

アプリケーションのパフォーマンスを最大化するコツの一つに、内蔵の opera:config 設定エディタ を使って無駄な機能やサービスを無効化するのが挙げられます。

よく無効化される機能は以下の通り:

  • システムトレイアイコン: opera:config#UserPrefs 下の Show Tray Icon のチェックを外す。
  • BitTorrent: opera:config#BitTorrent 下の Enable のチェックを外す。
  • Geolocation: opera:config#Geolocation 下の Enable geolocation のチェックを外す。
  • マルチメディア: opera:config#Multimedia 下の要らないオプションのチェックを外す。
  • ウェブサーバー: opera:config#Web Server 下の Enable のチェックを外す。

以上のオプションはアドレスバーにパスを入力することで簡単に見つかります (スペースは入れない)。例えば opera:config#UserPrefs|ShowTrayIcon、もしくは検索を使って下さい。

プロファイルを tmpfs に配置

ブラウザプロファイルを tmpfs に再配置することで、RAM にプロファイルが保存されるようになりアプリケーションのレスポンスが向上します。さらにディスクの読み書きの操作が減るため、SSD にとっても意味があります。

ブラウザプロファイルを移動する方法は2つあります:

  • Profile-sync-daemon を使う。Opera を自動で検出してプロファイルを tmpfs に再配置します。
  • -pd コマンドラインフラグを使って Opera にプロファイルデータを保存する場所を指定する:
$ opera -pd /tmp/opera

外観

テーマ

Opera はクロスプラットフォームですが、様々な Linux デスクトップ環境と見た目を統一することが可能になっています。

Qt
メニューの外観を Qt と統合するには、好きな Qt テーマをインストールして qtconfig を使って適用してください。
KDE
Opera で KDE アイコンを利用するには、このような テーマをインストールします [リンク切れ 2014-04-05]
GTK+
Tango アイコンテーマを使用する GTK+ スキンが こちら にあります [リンク切れ 2014-04-05]

タイトルバー

タブバーを右クリックして、"Show Border" のチェックを外すことでタイトルバーを非表示にすることができます。

タブモード

Opera はタブの階層とタイルのモードをネイティブでサポートしています。"Main" ツールバーを有効にしたり Menu > Appearance > Buttons > Browser から必要なボタンをドラッグアンドドロップすることで適当なボタンが見つかります。

フォント

フォントは Settings > Preferences... > Advanced > Fonts から設定することができます。

最初に Opera を起動する前に ttf-ms-fontsAUR パッケージがインストールされていると、Opera はデフォルトで MS フォントを使用します。GTK+ のオプションや GNOME や KDE のフォント設定で指定したフォントは無視されます。システムによって設定されたオプションを Opera に強制的に使用させるには:

  • 実行中の Opera のインスタンスを全て終了。
  • ttf-ms-fontsAUR パッケージをアンインストール。
  • 既存のプロファイルフォルダを移動: mv -i ~/.opera ~/.opera.bak
  • Opera のインスタンスを起動してフォントマネージャの設定が適用されたかどうか確認。
  • ~/.opera.bak から ~/.opera にブックマークやフィルターファイルなどを戻す。operaprefs.ini ファイルだけは戻さない。
  • 必要ならば ttf-ms-fontsAUR パッケージを再インストール。
ノート: If no text except numbers is showing on some of the webpages that might be a problem with the fonts. A known issue that causes this problem is the helvetica pfb postscript fonts.

プライベートタブ

訪れたウェブサイトの履歴を残さないようにしてブラウズするために、プライベートタブを使うことができます。プライベートタブが閉じられると、そのタブに関係する以下のデータが消去されます:

  • キャッシュ
  • クッキー
  • 履歴
  • ログイン

これは Chrome/Chromium における --incognito オプションFirefoxプライベートブラウジングに似ています。

コマンドラインからプライベートタブを開くには次のコマンドを使用:

$ opera -newprivatetab

ブラウズ中にプライベートタブだけが確実に使われるようにするには:

  • Settings > Preferences... > General > Startup > Start without open tabs を設定。
  • Settings > Preferences... > General > Home page option のエントリを消去。
  • Settings > Preferences... > Advanced > Tabs > Additional tab options... > Allow windows with no tabs を有効化。

既に Opera が起動しているときにプライベートブラウジングのウィンドウを新しく開くには Ctrl+Shift+N を押すか Menu > New Tabs and Windows > New Private Window を選択してください。後で開いたタブは全てプライベートになります。

アクセシビリティのヒント

テキスト選択を無効化

Opera のテキスト選択は無効にすることができます。ただし、JavaScript によるテキスト選択は動作します (例えばフォームの中など)。設定するには以下のリンクを開いて下さい:

opera:config#System|DisableTextSelect

Grab and scroll モード

テキスト選択を無効化するのに加えて、grab and scroll モードでマウスのドラッグによってページをスクロールできるようにすることができます。タッチスクリーンを使っている場合に、特に便利です。設定するには以下のリンクをコピーアンドペーストしてください:

opera:config#UserPrefs|ScrollIsPan

適切な Opera ボタンをツールバーにドラッグアンドドロップすることでこの設定をすぐに変更することも可能です。ボタンは Menu > Appearance > Buttons > Browser View にあります。

リンクの長押しでバックグラウンドタブで開く (拡張)

この 拡張をインストールすることでリンクの長押しによって新しいバックグラウンドタブで開くようにすることができます。

仮想オンスクリーンキーボード (拡張)

オンスクリーンの仮想キーボードを利用できるようにする拡張が存在します。詳しい説明やインストールリンクは こちら です。

トラブルシューティング

NVIDIA のカードでスクロールが遅延する

次のコマンドを実行してみてください:

$ nvidia-settings -a InitialPixmapPlacement=2

コンピューターによっては、このハックがないと http://helion.pl での動作が極端に遅くなります。テストにはうってつけのサイトです。

マウスのホイールによる水平スクロール

Settings > Preferences... > Advanced > Shortcuts > Mouse > Middle-Click Options... > Enable horizontal panning にチェックを入れて下さい。

または

  • Highlight Settings > Preferences... > Advanced > Shortcuts > Mouse > Opera Standard.
  • Duplicate Settings > Preferences... > Advanced > Shortcuts > Mouse > Opera Standard.
  • Edit... Settings > Preferences... > Advanced > Shortcuts > Mouse > Copy of Opera Standard.
  • Search the Forward and Back input contexts and edit the appropriate button shortcuts to scroll left and scroll right.
  • Rename Settings > Preferences... > Advanced > Shortcuts > Mouse > Copy of Opera Standard as desired.

外部のウェブブラウザの起動

Opera でサイトが上手く表示されない場合は、外部のブラウザで現在表示しているページを起動するという方法があります。

ノート: The following method appears to be deprecated in favor of the built-in Open With menu accessed via the right mouse button.
  • $HOME/.opera/toolbar/standard_toolbar.ini にある [Site Navigation Toolbar.content] の下に次の行を設定:
Button0, "Chromium"="Execute program, "chromium, "%u", , "Chromium""
  • Firefox が使いたい場合:
Button0, "Firefox"="Execute program, "firefox", "%u", , "Firefox""
  • コマンドラインオプションをいくらでも含めることができます:
Button0, "Chromium"="Execute program, "chromium --block-nonsandboxed-plugins --disable-java --incognito --safe-plugins --start-maximized --user-data-dir=/tmp/.chromium", "%u", , "Chromium""

GTK+ 2.24.7+ で起動・終了したときに Opera がクラッシュする

このクラッシュが発生する場合、DialogToolkit オプションを 4 に変更することで回避できます:

opera:config#FileSelector|DialogToolkit

GTK+ スタイリングサポートが無効化されるため問題が発生しなくなります。

暗い GTK+ テーマで入力フィールドやアドレスバーが読めない

暗い GTK テーマを使用する場合、Opera のアドレスバーやインターネットページの入力・テキストフィールドが読めなくなることがあります (例: Amazon で黒地に黒字になります)。これはサイトが背景とテキスト色のどちらかしか設定していないのが原因で、Opera はテーマから片方の色を持ってくることになります。

インストールしたクリアテーマとコマンドを使って問題を回避することができます: env GTK2_RC_FILES=/usr/share/themes/<light-theme-name/gtk-2.0/gtkrc opera

デフォルトに設定するには、好きなテキストエディタを使って /usr/bin/opera を編集してください。Opera 12.14 の場合:

sudo gedit /usr/bin/opera
...
#!/bin/sh
export OPERA_DIR=${OPERA_DIR:-/usr/share/opera}
export OPERA_PERSONALDIR=${OPERA_PERSONALDIR:-$HOME/.opera}
exec /usr/lib/opera/opera "$@"

ファイルを編集して以下のように変更します:

/usr/bin/opera
...
#!/bin/sh
export OPERA_DIR=${OPERA_DIR:-/usr/share/opera}
export OPERA_PERSONALDIR=${OPERA_PERSONALDIR:-$HOME/.opera}
env GTK2_RC_FILES=/usr/share/themes/Clearlooks/gtk-2.0/gtkrc /usr/lib/opera/opera "$@"

これでブラウザは /usr/bin/opera ファイルに設定されたクリアテーマを使うようになります。上記の例では "Clearlooks" テーマが使われ、問題は解決します。

参照