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プラグインをインストールしたら {{ic|libvirt}} プロバイダが使えるようになります: |
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* [http://cloud-images.ubuntu.com/vagrant/ Vagrant Ubuntu Cloud Images]<br/>2013年1月から存在します。何らかの理由で Canonical は公式には喧伝していません、おそらくまだベータなのでしょう。バニラなイメージなので、Chef や Puppet がないとあまり役には立ちません。 |
* [http://cloud-images.ubuntu.com/vagrant/ Vagrant Ubuntu Cloud Images]<br/>2013年1月から存在します。何らかの理由で Canonical は公式には喧伝していません、おそらくまだベータなのでしょう。バニラなイメージなので、Chef や Puppet がないとあまり役には立ちません。 |
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+ | * [https://github.com/elasticdog/packer-arch GitHub の packer-arch プロジェクト] は {{AUR|packer-io}} を使用して公式 iso イメージから軽量な Arch Linux の Vagrant イメージを作成する設定ファイルを提供しています。 |
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== トラブルシューティング == |
== トラブルシューティング == |
2017年4月30日 (日) 14:21時点における版
関連記事
Vagrant は仮想化された開発環境を管理・設定するためのツールです。
Vagrant には'プロバイダー'という概念があり、仮想化エンジンとその API を示します。一番人気があってサポートの手厚いプロバイダーは Virtualbox です。他に libvirt
, kvm
, lxc
, vmware
などのプラグインが存在します。
基本的に Vagrant は Vagrantfile
を使って仮想化するマシンを定義します。単一の Vagrantfile で複数のマシンを定義することができます。
インストール
公式リポジトリから vagrant パッケージをインストールしてください。
プラグイン
パワフルなプラグインをサポートするために Vagrant はミドルウェアアーキテクチャを採用しています。
プラグインは Vagrant に組み込まれているプラグインマネージャでインストール可能です。インストールするプラグインを複数指定することもできます:
$ vagrant plugin install vagrant-vbguest vagrant-share
vagrant-libvirt
このプラグインは Vagrant に libvirt プロバイダを追加します。プラグインをインストールする前に gcc と make パッケージをインストールする必要があり、libvirt プロバイダを使うには libvirt と関連するパッケージをインストール・設定する必要があります。
2016年9月現在 (Vagrant バージョン 1.8.5)、Arch Linux では通常にインストールすることができません。以下の方法でインストールしてください:
$ CONFIGURE_ARGS='with-ldflags=-L/opt/vagrant/embedded/lib with-libvirt-include=/usr/include/libvirt with-libvirt-lib=/usr/lib' \ GEM_HOME=~/.vagrant.d/gems GEM_PATH=$GEM_HOME:/opt/vagrant/embedded/gems PATH=/opt/vagrant/embedded/bin:$PATH \ vagrant plugin install vagrant-libvirt
incompatible library version
によって vagrant up
が失敗してしまうのは バグ #541 が原因です。reinstall-vagrant-libvirt.sh を作成・実行することで解決できます。
プラグインをインストールしたら libvirt
プロバイダが使えるようになります:
$ vagrant up --provider=libvirt
vagrant-lxc
まず公式リポジトリから lxc をインストールして、それから:
$ vagrant plugin install vagrant-lxc
次に、このコメントのようにして lxc と systemd ユニットファイルを設定してください。以下のような Vagrantfile
でこのプラグインを使うことができます:
VAGRANTFILE_API_VERSION = "2" Vagrant.configure("2") do |config| config.vm.define "main" do |config| config.vm.box = 'http://bit.ly/vagrant-lxc-wheezy64-2013-10-23' config.vm.provider :lxc do |lxc| lxc.customize 'cgroup.memory.limit_in_bytes', '512M' end config.vm.provision :shell do |shell| shell.path = 'provision.sh' end end end
シェルスクリプトの provision.sh
ファイルは Vagrantfile
と同じ場所に配置する必要があります。適切な設定を行なって下さい。例えば、上記の box にパッケージされている puppet を削除するには:
rm /etc/apt/sources.list.d/puppetlabs.list apt-get purge -y puppet facter hiera puppet-common puppetlabs-release ruby-rgen
vagrant-kvm (非推奨)
このプラグインは仮想化プロバイダーとして KVM をサポートします。
Vagrant は必要なものが全て揃った多彩な環境を /opt
にインストールしますが、これは Arch のシステムの Ruby やその他のライブラリと複雑に干渉します。(Ruby との問題、Curl ライブラリとの問題)
vagrant-kvm wiki にある Arch Linux 向けの完全なインストールガイド を参照してインストールしてください。
プロビジョニング
プロビジョナーを使うことでソフトウェアを自動的にインストールして、vagrant up の中で行う設定を変更・自動化することができます。最もよく使われているプロビジョナーは公式リポジトリに入っている puppet と AUR からインストールできる chef-dkAUR の2つです。
Vagrant の Base Box
以下は色々な vagrant base box の入手場所の一覧で、目的は様々です: 開発, テスト, 本番環境。
- よくメンテされている最新の Vagrant 用 Arch Linux x86_64 base box
- 同一の Arch Linux x86_64 base box は次を実行することで Vagrant Cloud から取得可能:
vagrant init terrywang/archlinux
- Vagrant Cloud は Vagrant box のための HashiCorp の公式サイトです。ユーザーが投稿した box を閲覧したり自分の box をアップロードすることができます。単一の Vagrant Cloud box で複数のプロバイダーとバージョニングをサポートすることができます。
- vagrantbox.es
vagrant base box のリスト。Gareth Rushgrove @garethr によって開始され Nginx を使って Heroku でホストされています。こちらのストーリーを見て下さい: Vagrantbox.es Story。
- Opscode bento
日本語で bento が何を意味するかは知っていますよね?ここでは、弁当箱ではなく cookbook や private chef (Chef Server と Client) をテストするのに使える極めて便利な base box を指します。含まれているディストリビューション: Ubuntu Server, Debian, CentOS, Fedora, FreeBSD。
- Puppet Labs Vagrant Boxes
すぐに使える vagrant box 集。Puppet Labs の人々によって作成。
- Vagrant Ubuntu Cloud Images
2013年1月から存在します。何らかの理由で Canonical は公式には喧伝していません、おそらくまだベータなのでしょう。バニラなイメージなので、Chef や Puppet がないとあまり役には立ちません。
- GitHub の packer-arch プロジェクト は packer-ioAUR を使用して公式 iso イメージから軽量な Arch Linux の Vagrant イメージを作成する設定ファイルを提供しています。
トラブルシューティング
ホストと vagrant ボックスで ping が通らない (ホストオンリーネットワーク)
ときどき、ホストオンリーネットワークが機能しないという問題が発生することがあります。ホストの vboxnet インターフェイスに ip が割り当てられず、ホストが vagrant ボックスに ping できなかったり、ボックスの方からホストに ping できなかったりします。この問題は net-tools をインストールすることで解決します。このスレッド を参照してください。
ホストの Arch から仮想マシンでネットワークを使うことができない
バージョン 1.8.4 現在、Vagrant は仮想マシンとブリッジ接続するのに古い route
コマンドを使って仮想ネットワークインターフェイスのルーティングを設定します。route
がインストールされていない場合、ホスト OS から仮想マシンにアクセスできなくなります。route コマンドが含まれている net-tools パッケージをインストールしてください。
net-tools パッケージをインストールすることで問題は解決します。
Error starting network 'default': internal error: Failed to initialize a valid firewall backend
ファイアウォールの依存パッケージがインストールされていません。ebtables と dnsmasq パッケージをインストールして systemd サービスの libvirtd
を再起動してください。