アクセシビリティ機能を使って Arch Linux をインストール

提供: ArchWiki
2022年8月6日 (土) 12:53時点におけるNy-a (トーク | 投稿記録)による版 (en:Special:PermanentLink/706071 に同期)
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公式 Arch Linux インストールメディアはいくつかの アクセシビリティ 機能をサポートしています。

この文章では、それらの機能を使って Arch Linux をインストールする方法を説明します。

ノート: このページでは、インストールガイド と異なる手順のみ説明します。

インストール前

ライブ環境を起動する

ノート: インストールメディアのブートローダーは、デフォルトのメニューアイテムを開始する前に15秒のタイムアウトが設定されています。

インストールメディアが起動を開始するときに、Down に続けて Enter を押して、発音が有効な環境を起動してください。

USB 点字ディスプレイは udev により自動で認識されるはずです。

複数のサウンドカード

コンピュータにいくつかのサウンドカードがある場合、次のメッセージが発音されます。 Please select your sound card for speech output.

使いたい出力からビープ音が聞こえたとき、Enter を押してサウンドカードを選択してください。

読み上げの言語を変更する

espeakup.service で使われる espeak-ng 言語/音声を変更するには、Environment= ディレクティブの中の default_voice= に言語コードが追記されるようにユニットを 編集 してください。

+variant を言語コードに追加することでも、espeak-ng 音声の種類を変更することができます。詳しくは espeakup(8)espeak-ng(1) を参照してください。

インストール

必要なパッケージのインストール

インストールされたシステムで発音を有効にするには、espeakupalsa-utils パッケージが必要です。点字ディスプレイを使うのであれば brltty パッケージを インストール してください。

必要なパッケージを、インストール時の pacstrap(8) 呼び出しに追加してください。

# pacstrap /mnt base linux linux-firmware espeakup alsa-utils

システムの設定

サウンドカード

#複数のサウンドカード が検出された場合、インストールメディアにより生成された /etc/asound.conf ファイルをコピーしてください。

# cp /etc/asound.conf /mnt/etc/

サービスの有効化

インストールしたシステムから起動した後に発音のサポートを有効化するには、espeakup.service サービスを 有効化 する必要があります。#読み上げの言語を変更する も参照してください。

再起動

新しくインストールしたシステムから起動した後、発音は自動で開始されます。

翻訳ステータス: このページは en:Install Arch Linux with accessibility options の翻訳バージョンです。最後の翻訳日は 2022-08-06 です。もし英語版に 変更 があれば、翻訳の同期を手伝うことができます。