Sdcv
sdcv はコマンドライン辞書ツールです。StarDict 形式の辞書を使うことができます。
インストール
公式リポジトリから sdcv パッケージをインストールしてください。
使用方法
sdcv はコマンドラインから起動できます:
$ sdcv
シェルのようなコマンドラインが開いてデータベースを検索できます。
辞書の追加
StarDict 辞書をダウンロードできる場所はウェブ上にいろいろあります(例:https://web.archive.org/web/20200702000038/http://download.huzheng.org/)。
適切なファイルを入手したら、/usr/share/stardict/dic
に展開してください。
root 権限がない場合は、STARDICT_DATA_DIR
環境変数を設定してください。
STARDICT_DATA_DIR=$XDG_DATA_HOME
sdcv は dic
サブディレクトリを探すので、それが作成されていることを確認し、その中に辞書ファイルを置きます。
すべてが正しく行われていれば、sdcvは渡された単語の定義を出力できるはずです。
ヒントとテクニック
出力フォーマット
sdcv のラッパーを使用すると、その出力 (Source) を簡単にフォーマットできます。
function def() { sdcv -n --utf8-output --color "$@" 2>&1 | \ fold --width=$(tput cols) | \ less --quit-if-one-screen -RX }
環境変数は、ラッパーを必要とせずに同様の書式設定機能を実現でき、sdcv
のすべての通常の呼び出しに影響します。
SDCV_PAGER='less --quit-if-one-screen -RX'
パイプも機能します:
SDCV_PAGER='lolcat -f | less --quit-if-one-screen -RX'