マシンチェック例外
この記事ではハードウェアのエラーを能動的に監視・記録・報告するサービスについて説明します。マシンチェック例外 (MCE) は CPU によって生成されるエラーで、ハードウェアのエラーや故障が検出されたときに発せられます。
マシンチェック例外 (MCE) が発生する理由は幅広く存在します。電源供給の電圧が仕様に満たされなかったりすることから、宇宙線によるメモリ DIMM や CPU のビットの反転まで、様々な要因が考えられます。ハードウェアのエラーを引き起こすソフトウェアの欠陥なども含まれます。
インストール
mcelog[リンク切れ: アーカイブ: aur-mirror] パッケージをインストールしてください。mcelog は Andi Kleen によって書かれた MCE 情報を収集するツールの一つです。
設定
mcelog の設定ファイルは /etc/mcelog/mcelog.conf にあります。詳しくは man mcelog, man mcelog.conf, man mcelog.triggers を参照してください。
mcelog.service を起動・有効化してください。デフォルトで、デーモンとして mcelog がサービスによって実行されます。