FAT
2017年1月26日 (木) 21:08時点におけるKusakata (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「Category:ファイルシステム en:FAT {{Related articles start}} {{Related|ファイルシステム}} {{Related articles end}} Wikipedia:ja:File Allocation T...」)
関連記事
Wikipedia:ja:File Allocation Table より:
- File Allocation Table (FAT) はコンピュータファイルシステムの構造であり、その構造を利用する業界標準のファイルシステムを指す。FAT ファイルシステムは単純かつ堅牢な旧式のファイルシステムである。簡単な実装でも優れた性能を発揮できるが、新しいファイルシステムのような性能・信頼性・拡張性は持っていない。しかしながら、パーソナルコンピュータや携帯端末、組み込み環境などで動作するほとんど全てのオペレーティングシステムによって FAT はサポートされているため、コンピュータや携帯デバイスなどで相互にデータを交換したい場合に FAT は適している。
カーネルの設定
以下はカーネルのデフォルトのマウント設定です:
$ zgrep -e FAT -e DOS /proc/config.gz | sort -r
# DOS/FAT/NT Filesystems CONFIG_FAT_FS=m CONFIG_MSDOS_PARTITION=y CONFIG_FAT_FS=m CONFIG_MSDOS_FS=m CONFIG_VFAT_FS=m CONFIG_FAT_DEFAULT_CODEPAGE=437 CONFIG_FAT_DEFAULT_IOCHARSET="iso8859-1" CONFIG_NCPFS_SMALLDOS=y
オプションを説明すると:
- 言語の設定: CONFIG_FAT_DEFAULT_CODEPAGE, CONFIG_FAT_DEFAULT_IOCHARSET
- FAT パーティションのファイル名を全て小文字にする: CONFIG_NCPFS_SMALLDOS
- FAT ファイルシステムのサポートを有効にする: CONFIG_FAT_FS, CONFIG_MSDOS_FS, CONFIG_VFAT_FS
- 86x PC で FAT でパーティションされたハードディスクのサポートを有効にする: CONFIG_MSDOS_PARTITION
mount によって検出されたパーティションタイプが VFAT だった場合 /usr/bin/mount.vfat
スクリプトが実行されます:
/usr/bin/mount.vfat
#!/bin/bash #mount VFAT with full rw (read-write) permissions for all users #/usr/bin/mount -i -t vfat -oumask=0000,iocharset=utf8 "$@" #The above is the same as mount -i -t vfat -oiocharset=utf8,fmask=0000,dmask=0000 "$@"