DeveloperWiki:新しいミラー
目次
新しいミラーの追加
このテキストは Arch のパッケージのための新しいミラーを追加する方法の概要を説明しています。
個人的なミラーに関するノート
- ミラーのための帯域は無料ではありません。彼らはあなたに提供する全てのデータについて支払う必要があります
- これはあなたが ISP に支払っていても適用されます
- 完全なミラーは 50GB 以上のサイズがあります
- あなたがほとんど使ったことがないとしても、誰かにダウンロードされるパッケージはたくさんあります
- ミラー管理者は、あなたが必要とするパッケージのみをダウンロードすることを強く推奨しています
- 個人的なミラーをセットアップする前に、ここ に書かれている代わりの方法を確認するようにしてください
2つのティアを使用したミラーリング方式
高い負荷と帯域の制限が原因で、Arch Linux は2つのティアを使用したミラーリング方式を使用しています。
archlinux.org と1時間ごとに直接同期するティア1ミラーがいくつかあります。
他の全てのミラーはティア1ミラーの中の1つと同期する必要があります。archlinux.org と同期することは許可されていません。
ミラー管理者向け
ティア2必要要件
- 60GB 以上のディスクスペース
- ティア1ミラーと同期 (https://archlinux.org/mirrors/tier/1/ を参照)
- アップストリームのミラーの全てのコンテンツを同期する (つまり、いくつかのリポジトリだけを同期するようなことはしない)
- 最低1時間以上の間隔を空けて、1日1回以上は同期する
- ランダムな分に同期して、リクエストが他のミラーと間隔を空けるようにする
- 次の rsync オプションを使う: -rtlvH --delete-after --delay-updates --safe-links
- ミラーのユーザーに停止時間の通知を送りたい場合は、arch-mirrors-announce リストを使ってください。投稿するためにリストを購読する必要はありません。
- http サポート
ティア1必要要件
- ティア2の必要要件を満たす
- 100Mbit/s 以上の帯域
- rsync サポート
- 実績のある信頼性 (しばらくの間十分な稼働時間のティア2ミラーである、out-of-sync 通知に反応する等)
rsync を直接使うことも、このスクリプト を出発点にすることもできます。スクリプトは変更がないときに負荷と帯域を最小化 (2018-03-01 現在において毎回の rsync の 実行時に約 3MiB のメタデータ) しようとしていることに注意してください。頻繁に同期をしない場合や、アップストリームのミラーが lastupdate ファイルを提供しない場合は、自由にこのチェックを削除してください。
機能リクエストを作成する
https://bugs.archlinux.org に行って以下の情報を含む機能リクエスト (カテゴリ:ミラー) を作成してください。
- ミラーのドメイン名
- ミラーの地理的位置 (国)
- サポートしているアクセス方法の URL (http(s)・rsync) (ftp 以外)
- ミラーの有効な帯域
- 管理者の連絡メールアドレス (任意、以下を参照)
- 管理者の代替連絡メールアドレス (任意)
- (ティア1ミラー) ティア0 (rsync.archlinux.org) との同期が許可されるための rsync の IP
- (ティア2ミラー) 同期元のティア1ミラーの名前。有効なティア1ミラーは ここ で見つけることができます。
連絡メールアドレスは、ミラーに関して疑問があるときや問題があるときに、Arch Linux のスタッフによりミラーの管理者に連絡するときに使われます。連絡メールアドレスが提供されていない場合、ミラーは一覧から、特に問題が発生したとき、事前の管理者への連絡なしにいつでも削除される可能性があります。
連絡先とメーリングリスト
自由に arch-mirrors メーリングリスト に参加してください。ミラーに関する一般的な議論に使うことができます。ユーザーにミラーの停止時間について知らせたい場合は、arch-mirrors-announce メーリングリストを使ってください。投稿するためにリストを購読する必要はありません。
Arch Linux スタッフに質問したい場合、arch-mirrors リストを使うか、トラッカーにバグレポートを開くか、または mirrors@archlinux.org にメールを送ることができます。
Arch Linux 側
- Django 管理サイトにミラーを追加する
- gen_rsyncd.conf.pl スクリプトを使って rsync のホワイトリストを再生成する - ティア1ミラー、または前にティアを解除されたミラーへのアクセスを無効化するときのみ (毎時の cronjob によっても実行される)
- pacman-mirrorlist パッケージを再生成する
ミラーサイズ
To give you an impression how much space will be needed for a mirror here are some numbers (as of 2018-03-01):
Mandatory:
- pool (all packages) - 42GB
- repositories (core, community, extra, testing, gnome-unstable, kde-unstable, multilib) - total ~100MB
Optional:
- iso - 7GB (encouraged)
- archive - 15GB (permanently frozen)
- other - 17GB
- sources - 50GB
Most mirrors do not sync archive, other and sources directories, but sync everything else (including temporary repositories), so usually you will need about 50GB reserved for Arch Linux mirror.
However, note that the required space may temporarily increase when a big rebuild happens and thus many packages exist twice in different versions. Please plan in a buffer of 30GB to 50GB on top of the above mentioned values.