アクセシビリティ機能を使って Arch Linux をインストール
2021年2月21日 (日) 23:22時点におけるAlbertwang1988 (トーク | 投稿記録)による版
公式 Arch Linux インストールメディアはいくつかの アクセシビリティ 機能をサポートしています。
この文章では、それらの機能を使って Arch Linux をインストールする方法を説明します。
目次
インストール前
ライブ環境を起動する
インストールメディアが起動を開始するときに、Down
に続けて Enter
を押して、発音が有効な環境を起動してください。
USB 点字ディスプレイは udev により自動で認識されるはずです。
複数のサウンドカード
コンピュータにいくつかのサウンドカードがある場合、次のメッセージが発音されます。 Please select your sound card for speech output.
使いたい出力からビープ音が聞こえたとき、Enter
を押してサウンドカードを選択してください。
インストール
必要なパッケージのインストール
インストールされたシステムで発音を有効にするには、espeakup と alsa-utils パッケージが必要です。点字ディスプレイを使うのであれば brltty パッケージを インストール してください。
必要なパッケージを、インストール時の pacstrap(8) 呼び出しに追加してください。
# pacstrap /mnt base linux linux-firmware espeakup alsa-utils
システムの設定
サウンドカード
#複数のサウンドカード が検出された場合、インストールメディアにより生成された
/etc/asound.conf
ファイルをコピーする必要があります。
# cp /etc/asound.conf /mnt/etc/
サービスの有効化
インストールしたシステムから起動した後に発音のサポートを有効化するには、espeakup.service
サービスを 有効化 する必要があります。
再起動
新しくインストールしたシステムから起動した後、発音は自動で開始されます。