Poclbm
Poclbm (Python OpenCL Bitcoin miner) is a Python script that mines Bitcoins using an OpenCL capable device.
イントロダクション
Bitcoin の採掘では GPU/CPU などの計算資源を使用して Bitcoin ネットワークで取引の検証に使われる"ブロック"を生成します。現在、ブロックを生成すると 50 BTC が与えられます。ただし、2012年11月の終わりまでには 25 BTC に落ちる予定です。
ブロックは生成されるたびに難易度が上昇していくので、今日 (2012年11月現在)、平均的なゲームパソコンではブロックを生成するには2年以上かかります。そのためゲームパソコンでブロックを生成しようとするのは電気代に釣り合いません。ブロック生成はランダムなので、ときには運良く普通のゲームパソコンでもブロックが生成できる可能性はあります。しかしながら、万に一つもない可能性に賭けて何ヶ月も費やすのは賢いとは言えないでしょう。結局あきらめて何も得られないまま高額の電気代を払うことになるのが落ちです。それに対して、プールマイニングという方法が存在します。
プールとはブロックを共同で採掘するコンピュータのネットワークであり、得られた報酬はブロックを生成するのに貢献した全ての人に分配されます。プールを利用することで、小額ながら安定した収入が見込めます。適切なハードウェアを使用すれば立派なビジネスにさえなります。
採掘を行うときに CPU を使うのは現実的ではありません。たとえローエンドのグラフィックカードでもハイエンドの CPU を打ち負かすのは容易いことです。したがって GPU を使って採掘を行います。ウェブサーバーなど別のことに使用しているマシンでも適切な設定をすることで採掘は可能です。採掘に専念させたい場合は低性能なシングルコアの CPU と、同じくローエンドのマザーボードで良いでしょう。RAM も 2GB もあれば十二分です。
(ATI と NVIDIA の両方で) ドライバーによってはバグが存在し、(GPU で採掘しているのにも関わらず) マイナーによって2コアの CPU が 100% 消費されることがあります。原因は不明ですが Windows でも同様の問題があるようです。
インストール
AUR から poclbm-gitAUR をインストールしてください。
マイナーの実行
以下のコマンドを実行することで全ての OpenCL デバイスでマイナーを起動します。エラーが表示される場合は設定が正しいことを確認して、必要なパッケージとドライバーが全てインストールされていることをチェックしてください:
$ poclbm username:password@server:port
マイナーは起動するとハッシュレート (x MH/s) を表示します。終了したいときは Ctrl+C
を使ってください。マイナーを手動で実行したいだけなら以下の設定は必要ありません。
systemd サービスとして実行
サービスファイルを作成:
/etc/systemd/system/poclbm.service
[Unit] Description=Python OpenCL Bitcoin miner After=network.target [Service] ExecStart=/usr/bin/poclbm --verbose <user-specific arguments> [Install] WantedBy=multi-user.target
#マイナーの実行に書かれているようにプールの情報を入力してください。ユニットを作成したら systemctl でサービスを起動できます。