Common Desktop Environment

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Common Desktop Environment は Unix および OpenVMS 用のデスクトップ環境で、Motif ウィジェットツールキットをベースとしています。かつては UNIX98 Workstation Product Standard に含まれており、商用の Unix ワークステーションと一緒に"クラシック"な Unix デスクトップとして長い間使われていました。旧式の環境でありながら、依然として整備されており Linux システムのサポートも続けられています。

ヒント: CDE には安全でないモードでの rpcbind の実行や、64ビット版がないなどの問題がありました。これは最近のバージョンではその問題は解決されています。64ビット版は使用可能で、現在は安定しています。また、rpcbind を実行するのに insecure モードを必要としなくなりました。 Common Desktop Environment の開発は現在とても活発です。

インストール

ベースの CDE システムは AUR の cdesktopenvAUR パッケージでインストールできます。パッケージをインストールした後、設定の変更が必要になります。

変更事項

rpcbind サービスを insecure モードに設定してください:

/etc/conf.d/rpcbind
RPCBIND_ARGS="-i"

変更を適用するには再起動が必要です:

# systemctl restart rpcbind

使用方法

dtlogin

cdesktopenvAUR パッケージには dtlogin サービスが入っており起動時に CDE ログインマネージャを起動します:

# systemctl start dtlogin

xinit

CDE は startx で直接起動することができます (xorg-xinit をインストールしてください):

$ export PATH=$PATH:/usr/dt/bin
$ export LANG=C
$ startx /usr/dt/bin/Xsession

参照