Budgie
Budgie は、Solus Operating System のデフォルトのデスクトップで、一から作成されています。よりモダンなデザインに加えて、Budgie は GNOME 2 デスクトップのルックアンドフィールをエミュレートすることができます。
インストール
公式リポジトリの budgie-desktop で安定版をインストールすることができます。最新の git master は budgie-desktop-gitAUR でインストールできます。完全なデスクトップ環境として使用するために、任意の依存パッケージもインストールすることを推奨します。また、標準的な GNOME を動作させるのに必要なアプリケーションが含まれている gnome グループもインストールすることを推奨します。
起動
ディスプレイマネージャから Budgie Desktop セッションを選択してください。あるいは xinitrc に Budgie Desktop を記述してください:
~/.xinitrc
export XDG_CURRENT_DESKTOP=Budgie:GNOME exec budgie-desktop
使用方法
"Raven" という名前のサイドバーで、通知メッセージを表示したり、ボリュームを設定したり、デスクトップの外観を変えることができます。サイドバーを表示するには Super+N
キーを押すか Status Indicator アプレットをクリックしてください。
設定
Budgie Desktop の設定はサイドバーから行うことができ、システム設定の変更は gnome-control-center から行います。
ボタンレイアウトの変更
ウィンドウボタンのレイアウトは dconf, dconf-editor, gsettings を使って変更できます。例:
$ gsettings set com.solus-project.budgie-wm button-layout 'close,minimize,maximize:appmenu' $ gsettings set com.solus-project.budgie-helper.workarounds fix-button-layout 'close,minimize,maximize:menu'
Budgie WM を置き換える
Budgie では別のウィンドウマネージャを使うことができます。budgie-wm を使用したいウィンドウマネージャに置き換えたカスタムセッションを作成するか、my-wm --replace
を自動起動してください (my-wm は使用したいウィンドウマネージャの実行ファイルの名前に置き換えてください)。