Cairo Compmgr

提供: ArchWiki
2017年10月19日 (木) 21:12時点におけるKusakata (トーク | 投稿記録)による版 (同期)
ナビゲーションに移動 検索に移動

関連記事

Cairo Composite Manager は用途が広くて拡張性の高いコンポジットマネージャです。レンダリングに cairo を使っています。プラグインを使うことでデスクトップにクールなエフェクトを追加することができます。影を落としたり、ウィンドウの透過を設定したり、メニューやウィンドウのアニメーションや、デコレーションの適用などが可能です。

Xcompmgr と同じように、Cairo Compmgr は既存のウィンドウマネージャを置き換えません。OpenboxFluxbox などを軽量なウィンドウマネージャを使っていて、エレガントなデスクトップを求めているユーザーにうってつけです。

インストール

cairo-compmgrAUR または cairo-compmgr-gitAUR (開発版) パッケージをインストールしてください。

gconf を削除することでエラーなくコンパイルすることができ、問題なく動作します。ただし、vala を依存パッケージから削除することはできません。gconf を削除する場合、PKGBUILD の package() 関数から一番後ろの3行を削除する必要があります。

設定

Cairo Composite Manager を起動するには、次を実行:

$ cairo-compmgr 

数秒間だけ動作してターミナルを巻き込んでクラッシュする場合、Cairo Composite Manager を開いて 'Freeze' プラグインを無効化してください:

$ cairo-compmgr --configure

全く起動しない場合は 'Clone' プラグインを無効にしてください。

X が起動する度にロードするようにするには、~/.xinitrc に以下を追加します:

cairo-compmgr &

起動したら、Cairo Composite Manager はシステムトレイに表示され、アイコンを右クリックすることで設定を行えます。

Xcompmg の機能だけが必要な場合は、プラグインを無効化することができます。Cairo Composite Manager がプラグインをアンロードすると、しばらく画面が動かなくなるので我慢してください。

参照