UW IMAP
2019年9月28日 (土) 02:25時点におけるKusakata (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「Category:メールサーバー en:UW IMAP Wikipedia より: :'''UW IMAP''' はワシントン大学で開発された IMAP プロトコル…」)
Wikipedia より:
- UW IMAP はワシントン大学で開発された IMAP プロトコルのリファレンスサーバー実装です。
開発が止まってもう長いこと経ちますが、未だに基本の IMAP サーバーとして機能します (他の IMAP サーバーについてはメールサーバー#POP3/IMAP サーバーを見てください)。
インストール
Arch では UW IMAP は単純に imap と呼ばれています。
imap パッケージをインストールしてください。設定ファイルは使いません。
設定
元々は inetd を使うように作られていますが、今の Arch 環境では systemd ソケットファイルを使うほうが良いでしょう:
/etc/systemd/system/imaps.socket
[Unit] Description=IMAP Server Activation Socket Documentation=https://www.washington.edu/imap/ [Socket] ListenStream=0.0.0.0:993 Accept=true [Install] WantedBy=sockets.target
また、対応する .service ファイルも必要です:
/etc/systemd/system/imaps@.service
[Unit] Description=IMAP Server [Service] ExecStart=-/usr/bin/imapd StandardInput=socket
UW-IMAPD は PAM を使うため、PAM の認証ファイルも作成してください。以下は標準的なシステムパスワードを使用して認証する例です:
/etc/pam.d/imap
auth required pam_unix.so account required pam_unix.so session required pam_unix.so
imaps.socket
を起動・有効化して試してみてください。
SSL
汎用の SSL 証明書と鍵は /etc/ssl/certs/imapd.pem
に作成されます。署名済みの証明書に置換することが可能です。