UW IMAP

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Wikipedia より:

UW IMAP はワシントン大学で開発された IMAP プロトコルのリファレンスサーバー実装です。

開発が止まってもう長いこと経ちますが、未だに基本の IMAP サーバーとして機能します (他の IMAP サーバーについてはメールサーバー#POP3/IMAP サーバーを見てください)。

インストール

Arch では UW IMAP は単純に imap と呼ばれています。

imap パッケージをインストールしてください。設定ファイルは使いません。

設定

元々は inetd を使うように作られていますが、今の Arch 環境では systemd ソケットファイルを使うほうが良いでしょう:

/etc/systemd/system/imaps.socket
[Unit]
Description=IMAP Server Activation Socket
Documentation=https://www.washington.edu/imap/

[Socket]
ListenStream=0.0.0.0:993
Accept=true

[Install]
WantedBy=sockets.target

また、対応する .service ファイルも必要です:

/etc/systemd/system/imaps@.service
[Unit]
Description=IMAP Server

[Service]
ExecStart=-/usr/bin/imapd
StandardInput=socket

UW-IMAPD は PAM を使うため、PAM の認証ファイルも作成してください。以下は標準的なシステムパスワードを使用して認証する例です:

/etc/pam.d/imap
auth		required	pam_unix.so
account		required	pam_unix.so
session		required	pam_unix.so

imaps.socket起動有効化して試してみてください。

SSL

汎用の SSL 証明書と鍵は /etc/ssl/certs/imapd.pem に作成されます。署名済みの証明書に置換することが可能です。