Common Desktop Environment
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Common Desktop Environment は Unix および OpenVMS 用のデスクトップ環境で、Motif ウィジェットツールキットをベースとしています。かつては UNIX98 Workstation Product Standard に含まれており、商用の Unix ワークステーションと一緒に"クラシック"な Unix デスクトップとして長い間使われていました。旧式の環境でありながら、依然として整備されており Linux システムのサポートも続けられています。
警告 Linux で CDE を動かすことは甚だ実験的であり、既知のセキュリティ上の問題が存在し、安全ではないシステムの変更が必要になります。CDE を動作させるときはコントロールが効く条件下 (例: VM) で行い、本運用には使わないことを推奨します。
ノート CDE がサポートしているのは32ビット環境だけで、64ビットのサポートは実験段階です。
インストール
ベースの CDE システムは AUR の cdesktopenvAUR パッケージでインストールできます。パッケージをインストールした後、設定の変更が必要になります。
変更事項
rpcbind サービスを insecure モードに設定してください:
/etc/conf.d/rpcbind
RPCBIND_ARGS="-i"
変更を適用するには再起動が必要です:
# systemctl restart rpcbind
使用方法
dtlogin
cdesktopenvAUR パッケージには dtlogin サービスが入っており起動時に CDE ログインマネージャを起動します:
# systemctl start dtlogin
xinit
CDE は startx で直接起動することができます (xorg-xinit をインストールしてください):
$ export PATH=$PATH:/usr/dt/bin $ export LANG=C $ startx /usr/dt/bin/Xsession