System76 Oryx Pro
起動
System76 Oryx Pro には2つの NVMe M.2 スロットと2.5インチ SSD/HDD 用の空間が存在します。NVMe からの起動には EFI の使用が不可欠で、SATA/AHCI での起動はできません。基本的にこのノートパソコンでは EFI を使うのが安全です。
ドライバー
System76 Oryx Pro には Linux で Oryx Pro が上手く動作するように補助を行うようカスタマイズされたユーティリティやデーモンが存在します。ドライバー (グラフィカル, io, ファン) の設定やファームウェアのアップデート、LED 制御などが含まれます。
System76 では、マシンにプリインストールされる Pop OS! という名前のディストリビューションを開発しています。ドライバーやグラフィカル設定を Pop OS! と揃えることで、一番良い設定を得ることができるでしょう。
ドライバーは AUR からインストールできます:
- system76-driverAUR
- system76-dkmsAUR
- system76-io-dkmsAUR
- system76-firmware-daemonAUR
- system76-powerAUR
上記のパッケージの -git 版も存在します。最新バージョンが必要な場合はそちらをインストールしてください。
グラフィカル
このノートパソコンには内蔵 (intel) と外部 (nvidia) グラフィックカードが同梱されています。外部ポート (DP over Mini-DP, DP over USB-C, HDMI) は外部 nvidia カードに接続されています。Bumblebee で動作するという報告が存在します。
上手く動かない場合、bumblebee を削除して nvidia のプロプライエタリドライバーをインストールしてみてください。
i3 で動作を確認しているため、GNOME などのデスクトップ環境では挙動が変わるかもしれません。
オーディオ
USB ヘッドセットで問題なく動作しますが、オンボードスピーカーに音声を流しません。このセクションは書き途中です。
サスペンド/ハイバネート
デフォルトでは Arch Linux はサスペンド・ハイバネートされたセッションを復元しません。このセクションは書き途中です。