アクセシビリティ機能を使って Arch Linux をインストール
公式 Arch Linux インストールメディアはいくつかの アクセシビリティ 機能をサポートしています。
この文章では、それらの機能を使って Arch Linux をインストールする方法を説明します。
目次
インストール前
ライブ環境を起動する
インストールメディアが起動を開始するときに、Down
に続けて Enter
を押して、発音が有効な環境を起動してください。
USB 点字ディスプレイは udev により自動で認識されるはずです。
複数のサウンドカード
コンピュータにいくつかのサウンドカードがある場合、次のメッセージが発音されます。 Please select your sound card for speech output.
使いたい出力からビープ音が聞こえたとき、Enter
を押してサウンドカードを選択してください。
読み上げの言語を変更する
espeakup.service
で使われる espeak-ng 言語/音声を変更するには、Environment=
ディレクティブの中の default_voice=
に言語コードが追記されるようにユニットを 編集 してください。
+variant
を言語コードに追加することでも、espeak-ng 音声の種類を変更することができます。詳しくは espeakup(8) と espeak-ng(1) を参照してください。
インストール
必要なパッケージのインストール
インストールされたシステムで発音を有効にするには、espeakup と alsa-utils パッケージが必要です。点字ディスプレイを使うのであれば brltty パッケージを インストール してください。
必要なパッケージを、インストール時の pacstrap(8) 呼び出しに追加してください。
# pacstrap -K /mnt base linux linux-firmware espeakup alsa-utils
システムの設定
サウンドカード
#複数のサウンドカード が検出された場合、インストールメディアにより生成された /etc/asound.conf
ファイルをコピーしてください。
# cp /etc/asound.conf /mnt/etc/
サービスの有効化
インストールしたシステムから起動した後に発音のサポートを有効化するには、espeakup.service
サービスを 有効化 する必要があります。#読み上げの言語を変更する も参照してください。
再起動
新しくインストールしたシステムから起動した後、発音は自動で開始されます。
Troubleshooting
Most graphical applications should work out of the box, such as Gtk-, Qt- or Gecko-based ones. You can verify the functionality by running accerciser. The application of choice should appear and have a deeply nested tree structure of children. Issues may arise if:
- You haven't enabled the assistive technologies setting for your distribution. There's usually a single checkbox somewhere to be found to enable it. After enabling, you need to reboot.
- The application is Chromium- or Electron-based. These programs typically need both the Environment variable
ACCESSIBILITY_ENABLED=1
, and an additional argument--force-renderer-accessibility
when launching. For Chrome you can replace the latter step with enabling the accessibility options insidechrome://accessibility
, however this seems to not persist after restart. - The application is Java-based. In this case, you need to install the ATK bridge java-atk-wrapper-openjdk8 (depending on your Java version)
- In the rare case that the application is an exotic, old application built with Qt4, such as some programs that haven't been maintained since 2015, you need to install
qt-at-spi
- As a last resort, any of these other environment variables may help:
GTK_MODULES=gail:atk-bridge
,OOO_FORCE_DESKTOP=gnome
,GNOME_ACCESSIBILITY=1
,QT_ACCESSIBILITY=1
,QT_LINUX_ACCESSIBILITY_ALWAYS_ON=1