Sdcv
sdcv はコマンドライン辞書ツールです。StarDict 形式の辞書を使うことができます。
インストール
公式リポジトリから sdcv パッケージをインストールしてください。
使用方法
sdcv はコマンドラインから起動できます:
$ sdcv
シェルのようなコマンドラインが開いてデータベースを検索できます。
辞書の追加
ウェブ上の様々なところに StarDict 辞書をダウンロードできるサイトがあります。例:
- http://abloz.com/huzheng/stardict-dic/dict.org
- http://abloz.com/huzheng/stardict-dic/freedict.de
- http://abloz.com/huzheng/stardict-dic/mova.org
- http://abloz.com/huzheng/stardict-dic
ファイルをダウンロードしたら /usr/share/stardict/dic
に展開してください。
root 権限がない場合は STARDICT_DATA_DIR
環境変数でディレクトリを設定できます。例:
export STARDICT_DATA_DIR=$XDG_DATA_HOME
sdcv は dic
サブディレクトリを検索するので設定したディレクトリの中に作成しておいてください。
ヒントとテクニック
sdcv エイリアス
sdcv は何回も使うターミナルコマンドとしてはいささか微妙です。以下のようにエイリアスを設定すると良いでしょう:
alias def="/usr/bin/sdcv"
Output Formatting
You can use a wrapper around sdcv to conveniently format its output (Source):
function def() { sdcv -n --utf8-output --color "$@" 2>&1 | \ fold --width=$(tput cols) | \ less --quit-if-one-screen -RX }
An environment variable can achieve similar formatting functionality without the need of a wrapper, affecting all normal calls of sdcv
:
SDCV_PAGER='less --quit-if-one-screen -RX'
Piping also works:
SDCV_PAGER='lolcat -f | less --quit-if-one-screen -RX'