phpLDAPadmin
phpLDAPadmin はウェブベースの LDAP 管理インターフェイスです。
インストール前の設定
Apache, MySQL, PHP をセットアップするガイドは LAMP を見て下さい。
インストール
公式リポジトリから phpldapadmin パッケージをインストールしてください。
設定
Apache
Apache の設定ファイルを作成:
/etc/httpd/conf/extra/phpldapadmin.conf
Alias /phpldapadmin "/usr/share/webapps/phpldapadmin" <Directory "/usr/share/webapps/phpldapadmin"> DirectoryIndex index.php AllowOverride All Options FollowSymlinks Require all granted </Directory>
そして /etc/httpd/conf/httpd.conf
にファイルを記述:
# phpLDAPadmin configuration Include conf/extra/phpldapadmin.conf
デフォルトでは、誰でも phpLDAPadmin ページを見れるようになっています。これを変更したいときは、/etc/httpd/conf/extra/phpldapadmin.conf
を好きなように編集してください。例えば、同一マシンからしかアクセスできないようにしたい場合、Require all granted
を Require local
に置き換えてください。
PHP
/etc/php/php.ini
を編集して以下の行をアンコメントすることで PHP の php-ldap
拡張を有効にする必要があります:
;extension=ldap.so
PHP が /usr/share/webapps
と /etc/webapps
にアクセスできるようにしてください。以下を /etc/php/php.ini
の open_basedir
に追加してください:
open_basedir = /srv/http/:/home/:/tmp/:/usr/share/pear/:/usr/share/webapps/:/etc/webapps
phpLDAPadmin の設定
phpLDAPadmin の設定ファイルは /etc/webapps/phpldapadmin/config.php
にあります。ローカル LDAP サーバーを動かしている場合、何も変更しなくても使用できるはずです。
LDAP サーバーが localhost 上にない場合、以下の行をアンコメントして編集してください:
$servers->setValue('server','host','127.0.0.1');
絶対に必要というわけではありませんが、以下の行を編集することでサーバーに名前を付けることができます:
$servers->setValue('server','name','My LDAP server');
phpLDAPadmin にアクセス
phpLDAPadmin のインストールが完了したら、使いはじめる前に Apache を再起動してください。
phpLDAPadmin には http://localhost/phpldapadmin/ からアクセスできます。