kea
ナビゲーションに移動
検索に移動
関連記事
Kea は、Internet Systems Consortium (ISC) によって開発されている最先端のDHCPサーバーです。 古い dhcpd は サポートが終了しました 。
インストール
kea パッケージをインストールしてください。 追加のドキュメントについては、kea-docsをインストールしてください。 任意の依存パッケージは:
- mariadb データベースのバックエンド
- postgresql データベースのバックエンド
- krb5 ケルベロスのサポート
- python kea-shell
使用方法
kea には4つの systemd ユニットファイルが含まれています:
ユニットファイル | 目的 |
---|---|
kea-dhcp4.service | IPv4 DHCPデーモン |
kea-dhcp6.service | IPv6 DHCPデーモン |
kea-dhcp-ddns.service | DNSアップデートデーモン |
kea-ctrl-agent.service | Keaサーバー管理のためのRESTインターフェイス |
設定
設定ファイルは /etc/kea
にあります。 設定ファイルの記述には JSON を用います。
次の例にまだ含まれていない特別な設定に関しては、Kea documentation を参照してください。
IPv4 DHCP
IPv4 DHCP を使用するには、設定ファイル /etc/kea/kea-dhcp4.conf
を記述し、 kea-dhcp4.service
を有効化して起動してください。
Kea がリッスンしているインターフェイスには必ず静的 IP アドレスを割り当ててください。
設定例
この例の仮定:
- The net is
192.168.0.0/24
- DNS server has the IP
192.168.0.1/24
- Gateway has the IP
192.168.0.254/24
- Static IP of the DHCP server network interface
eth0
is192.168.0.253/24
- Kea should provide IPs from
192.168.0.100/24
to192.168.0.199/24
最小限の設定ファイル /etc/kea/kea-dhcp4.conf
は以下のようになります:
/etc/kea/kea-dhcp4.conf
{ "Dhcp4": { "interfaces-config": { "interfaces": [ "enp1s0/192.168.0.253" ], "dhcp-socket-type": "raw" }, "subnet4": [ { "id": 1, "subnet": "192.168.0.0/24", "pools": [ { "pool": "192.168.0.100 - 192.168.0.199" } ], "option-data": [ { "name": "routers", "data": "192.168.0.254" }, { "name": "domain-name-servers", "data": "192.168.0.1" } ] } ] } }
以下コマンドを実行して、設定ファイルにエラーがないかを確認できます:
# kea-dhcp4 -t /etc/kea/kea-dhcp4.conf
# systemctl enable kea --now
次のコマンドを実行して、Kea のログ出力を確認します:
# journalctl -u kea-dhcp4.service