Urban Terror
公式サイト より:
- Urban Terror™ はフリーのマルチプレイ FPS です。言うなればハリウッドのような戦略シューティングゲーム。リアリズムに基づいていますが、モットーは「面白さは現実を超える」です。それによって、とてもユニークで楽しい、やみつきになるゲームができました。
インストール
クライアント
Urban Terror は公式リポジトリに含まれています。2つのパッケージをインストールしてください: urbanterrorAUR と urbanterror-dataAUR[リンク切れ: パッケージが存在しません]。
別の X サーバーで Urban Terror を実行
別の X サーバーでゲームを起動したい場合、以下の内容で新しい Bash スクリプトを作成して実行可能権限を付与してください:
~/xstart/urbanterror.sh
#!/bin/bash DISPLAY=:1.0 xinit /usr/bin/urbanterror $* -- :1
Ctrl+Alt+F7
を使うことで通常のデスクトップの X サーバーを表示することができ、Ctrl+Alt+F8
でゲームに戻ることができます。
2番目の X サーバーはゲームだけを実行して、1番目の X サーバーのプログラムは全てバックグラウンドで実行されるので、パフォーマンスが改善されます。さらに、ゲームを完全に終了したり Alt+Tab
を押さなくても、X サーバーを切り替えられるのはとても便利です。最後に、Urban Terror がクラッシュした場合に困りません。Ctrl+Alt+Backspace
で2番目の X サーバーを終了すればデスクトップの X や全てのプロセスは同じように終了します。
同じ X サーバーで Urban Terror を実行
既に X セッションを起動していて tty1 (Ctrl+Alt+F1
) からファイルを実行している場合、X セッションからログアウトすることで urbanterror を1番目の X サーバーで実行できます (Ctrl+Alt+F7
)。ターミナルの出力は全て tty1 に表示されます。ウィンドウマネージャに依存せず全てのゲームで機能します。
マップ
マップを作成する方法。
ゲームファイルの準備
準備する方法は2つあります。ディスクの容量があまりない場合は2番目の方法を使ってください。
pk3s を展開する (推奨, ~1GB の空きディスク容量が必要)
Urban Terror の pk3 ファイルを新しいフォルダに展開してください:
install -d ~/urtmapping/q3ut4 cd ~/urtmapping/q3ut4 bsdtar -x -f /opt/urbanterror/q3ut4/zpak000_assets.pk3 --exclude maps bsdtar -x -f /opt/urbanterror/q3ut4/zpak000.pk3
GTKRadiant からゲームフォルダに書き込めるようにする (シングルユーザーマシン向け)
GTKradiant はゲームプロファイルを作成するときにゲームディレクトリの中にファイルを作成します。一時的に Urban Terror フォルダの所有者をあなたに変えることができます:
chown yourusername -R /opt/urbanterror
それから GTKRadiant を起動してゲームプロファイルを設定してください (下を参照、パスに /opt/urbanterror
を使用)。終了したらアクセス権限を元に戻してください:
chown root -R /opt/urbanterror
新しく作成したファイルの所有者はあなたのユーザーになるので注意してください。
レベルエディタのインストール
Urban Terror のマップは netradiant など他のレベルエディタで作成することが可能です。
ZeroRadiant (gtkradiant-svn)
gtkradiant-svnAUR[リンク切れ: アーカイブ: aur-mirror] と gtkradiant-gamepack-urt-svnAUR[リンク切れ: アーカイブ: aur-mirror] の両方を AUR からビルド・インストールしてください。
ターミナルで名前を入力するか、新しく作成されたメニューエントリをクリックして gtkradiant を起動してください。ダイアログが表示されるので、ドロップダウンリストから Urban Terror (standalone) を選択してエンジンのディレクトリとして /home/you/urtmapping
を選んでください (q3ut4 ではありません)。次のウィンドウで OK をクリックするとエディタが表示されます。
こちら に初めてマップを作成するときのガイドがあります。
マップのテスト
作成した .bsp マップファイルを ~/.urbanterror/q3ut4/maps
にコピーして次を実行:
$ urbanterror +set fs_game iourtmap +set sv_pure 0 +map ut4_yourmap
トラブルシューティング
urbanterror_ui.shader の修正
~/urtmapping/q3ut4/scripts/urbanterror_ui.shader
をテキストエディタで開いて29行目-55行目まで削除してください (/* から */)。gtkradiant はこの部分をコメントと認識せずパースしようとします。
libcurl の問題
cURL パッケージはインストールされているのに、UrbanTerror から cURL ライブラリがロードできないためファイルを自動ダウンロードできないと表示することがあります。UrbanTerror では共有ライブラリファイルの名前は libcurl.so.3
であると想定していますが、Arch Linux では現在 libcurl.so.4
が使われています。
この問題を修正するには、パラメータを追加してターミナルエミュレータから UrbanTerror を起動してください:
$ urbanterror +cl_curllib libcurl.so.4
音が流れない
ALSA を使っている場合:
$ export SDL_AUDIODRIVER=alsa
別のデバイスを使っている場合:
$ emacs .asoundrc
もしくは次を実行することで直すのに役立つこともあります:
$ cat /proc/asound/card*/id
参照
- Urban Terror ホームページ
- ZeroRadiant ホームページ
- UT-Forums: Level Design Linklist
- Debian + GTKRadiant + Urban Terror HOW-TO
- UT-Forums: Urban Terror GTKRadiant Tutorial Please note that the example from this guide has no light and Urban Terror will just display black walls.