Ventoy

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Ventoy は、書き換え可能なパーティションに保存されている EFI、IMG、ISO、VHD(x)、WIM ファイルを選択・起動できるドライブを作成するための、フリーでオープンソースなツールです。

ほとんどの種類の OS がサポートされています (Windows/WinPE/Linux/ChromeOS/Unix/VMware/Xen...)。完全なリストを参照してください。

インストール

ventoy-binAUR または ventoyAURインストールしてください。

使用法

警告: 使用するドライブは消去され、そのドライブ上に存在するデータはセットアップ後に消失します。

メディアをセットアップするためのユーティリティは3つあります:

  1. /opt/ventoy/Ventoy2Disk.sh コマンドラインから起動するシェルスクリプト。
  2. /opt/ventoy/VentoyGUI.x86_64 グラフィカルアプリケーション。アプリケーションが root 権限で起動していない場合に root へ昇格するために xauth や似たようなアプリケーションが必要です。
  3. file:///opt/ventoy/WebUI/index.html を Web ブラウザで開く。

これらのユーティリティは、ドライブ上にインストールした Ventoy をアップグレードするのにも使用できます。

Ventoy はドライブ上に2つのパーティションを作成します。パーティションのデフォルトの名前はそれぞれ Ventoy と VTOYEFI です。Ventoy パーティションにはブータブルなイメージ (iso ファイル) やその他のデータが格納されます。VTOYEFI は Ventoy のバイナリファイル格納用です。

起動可能なイメージを追加するには、最初のパーティションをマウントし、そのイメージをそこへコピーしてください。

ヒント: イメージファイルは Ventoy パーティション上のどの場所にも配置できます。ルートディレクトリに置いたり、イメージファイルを一箇所にまとめておいたりする必要はありません。

インストールせずに使う

単にマルチブートドライブを作成したいだけであれば、ビルド済みの実行ファイルを GitHub の releases ページからダウンロードできます。Vfat パーティションが mkfs.vfat を使って作成されるので、dosfstools をインストールしておく必要があります。ファイルの sha256sum を検証し解凍したあと、シェルスクリプトを引数なしで実行することで、含まれている CLI [1]の help ページを表示できます:

# ./ventoy-VERSION/Ventoy2Disk.sh

後でも、似たような手順でドライブ内の ventoy を将来のバージョンにアップグレードできます。より新しいバージョン (NEWER-VERSION) をダウンロードし、sha256sum を検証し、解凍、以下を実行してください:

# ./ventoy-NEWER-VERSION/Ventoy2Disk.sh

そして、表示された help メッセージに従ってください。

ここで言及したシェルスクリプトの代替として、GTK/qt [2]ウェブ UI[3] も含まれています。

ヒントとテクニック

どのバージョンがインストールされているか確認する

上記の Ventoy2Disk.sh ユーティリティにアップデートフラグを (-u) 渡して実行してみてください。アップデートをする前に、どのバージョンからアップデートするのかが表示されます。

ファイルの整合性を確認する

上流のドキュメントで説明されているように、付属のチェックサムユーティリティを使えばディスク上のファイルの整合性を検証することができます。

参照

翻訳ステータス: このページは en:Ventoy の翻訳バージョンです。最後の翻訳日は 2024-08-15 です。もし英語版に 変更 があれば、翻訳の同期を手伝うことができます。