Cocos2D-X
Cocos2D-X は高性能なクロスプラットフォームの 2D/3D ゲームエンジンです。iOS, Android, WinXP/7/8, WP8, BlackBerry, MeeGo, Marmelade, WebOS, macOS など複数のプラットフォームに対応しています。このページでは初めてパッケージを使うときに設定する方法を説明します。他のドキュメントはこちらを参照。
インストール
公式リポジトリから cocos2d-x-srcAUR をインストールしてください。
設定
PATH 環境変数
インストール後、cocos
の python2 スクリプトを実行してプロジェクトを作成したり sdkbox
を実行するために、/opt/cocos2d-x/tools/cocos2d-console/bin
と /opt/cocos2d-x/tools/cocos2d-console/plugins/plugin_package
を PATH 環境変数に追加してください。以下をシェルの設定ファイルに追加します (~/.bashprofile
や ~/.zshenv
など):
export PATH=/opt/cocos2d-x/tools/cocos2d-console/bin:/opt/cocos2d-x/tools/cocos2d-console/plugins/plugin_package:${PATH}
Python ビルドスクリプトの対処
ほとんどの Cocos2D-X スクリプトは python3
ではなく python2
を使っているため、python2 foo.py
をただ実行するだけでは不十分で、"env python" によって呼び出される他のモジュールが python3 になってしまいます。この問題を修正する方法は Python#ビルドスクリプトのバージョン問題の対処を読んで下さい。PATH 環境変数の /usr/bin
の前に、/usr/local/bin
あるいはシェルスクリプトをインストールしたディレクトリを忘れずに追加してください。以下の設定で大丈夫なはずです:
export PATH=/usr/local/bin:${PATH}
Android のクロスコンパイル
android-ndkAUR, android-sdkAUR, android-sdk-platform-toolsAUR をインストールして、以下をシェルの設定ファイルに追加してください:
export NDK_ROOT=/opt/android-ndk export ANDROID_SDK_ROOT=/opt/android-sdk export ANT_ROOT=/usr/bin
android
ツールで特定の android のバージョンの SDK プラットフォームを取得することもできますが、Arch User Repository にも android-platform
など SDK プラットフォームをダウンロードするパッケージが存在します。
SDKBOX のアップデート
Cocos2D-X には sdkbox
という名前のツールが付属しており、サードパーティのソフトウェア開発キットをプロジェクトに簡単に統合できます。このツールをアップデートするには、/opt/cocos2d-x/tools/cocos2d-console/plugins/plugin_package
に読み書き実行の権限が必要で、ディレクトリ内に次のファイルが入っていなければなりません: sdkbox
, sdkbox.bat
, sdkbox.pyc
。
シングルユーザー設定の場合、以下を実行することでアップデートできます:
# chown $USER:$USER /opt/cocos2d-x/tools/cocos2d-console/plugins/plugin_package/{,sdkbox,sdkbox.bat,sdkbox.pyc} $ sdkbox update
参照
- Official Programmers Guide
- Cocos2D-X Developer Guide
- Official API Referenece Guide
- Enabling Immersive Mode for Android - See Cookiebit's answer.
- Texture Rendering + Blur Tutorial
- Particle2DX - Cocos2D-X Particle Generator