Microsoft フォント
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TrueType の Microsoft フォントのインストールと Windows のフォントレンダリングのエミュレート。
目次
インストール
Windows のパーティションからフォントを使う
Windows のパーティションを /windows
にマウントしていると仮定します。次のようにリンクをすることでフォントを使うことが可能です:
# ln -s /windows/Windows/Fonts /usr/share/fonts/WindowsFonts
それから fontconfig のキャッシュの再生成をしてください:
# fc-cache
最新のパッケージ
AUR から利用可能:
- ttf-win7-fontsAUR — Windows 7 フォント
- ttf-office-2007-fontsAUR — Microsoft Office 2007 フォント
- ttf-ms-win8AUR — Windows 8 フォント
レガシーなパッケージ
ttf-ms-fontsAUR が AUR から利用できます。
オリジナルの Microsoft's End User License Agreement によれば、フォントを使用する際にはいくつかの法的な制限が課せられます。
このパッケージに含まれるフォント:
- Andalé Mono
- Arial
- Arial Black
- Comic Sans
- Courier New
- Georgia
- Impact
- Lucida Sans
- Lucida Console
- Microsoft Sans Serif
Symbol- Times New Roman
- Trebuchet
- Verdana
- Webdings
- Wingdings
ttf-tahomaAUR や ttf-microsoft-tahomaAUR を AUR から取得することもできます、これらには Tahoma が含まれています。
他にも AUR には ttf-vista-fontsAUR があり、これには以下のフォントが含まれています:
MS フォントを便利に使う Fontconfig のルール
ウェブサイトはよく一般的な名前 (helvetica, courier, times, times new roman) を使ってフォントを指定することがあります。fontconfig にあるルールはこれらのフォントを(見た目が悪い)フリーフォントに置き換えます:
/etc/fonts/conf.d/30-metric-aliases.conf
MS フォントをフルに活用するには一般的な名前を MS のフォントにマッピングするルールを作る必要があります:
<?xml version="1.0"?> <!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd"> <fontconfig> <alias binding="same"> <family>Helvetica</family> <accept> <family>Arial</family> </accept> </alias> <alias binding="same"> <family>Times</family> <accept> <family>Times New Roman</family> </accept> </alias> <alias binding="same"> <family>Courier</family> <accept> <family>Courier New</family> </accept> </alias> </fontconfig>
ブラウザで serif,sans-serif,monospace フォントを MS フォントに関連付けるのも有効です。
Windows XP のようなシャープなフォント
MS フォントを Windows XP のように表示する方法のガイドが http://www.sharpfonts.co.cc/ にあります (サイトは落ちています、AUR の sharpfontsAUR を試して下さい)。要するに、上述の通りフォントをインストールして著者によって修正がなされた XML ファイルを使って下さい。
Windows 7 のようなスムースなフォント
Infinality のパッチが適用された freetype2 パッケージを使い、それによって作られた local.conf
にある Windows 7 プロファイルを使って下さい。