Kerbal Space Program
バージョン 0.19 から、Kerbal Space Program にはネイティブの Linux 版が含まれています。ただし、公式にサポートされているのは Ubuntu 12.04 だけで、Arch Linux では設定をしないと動作しないことがあります。
インストール
AUR から kerbalspaceprogramAUR[リンク切れ: アーカイブ: aur-mirror] をインストールしてください。もしくは Steam 版を購入している場合は、Steam でインストールしてください。
既知の問題
最初のロードの後ゲームが進まない
これを修正するには、次をセットしてください:
LC_ALL=C
ロケットのパーツが接続されないときも、これで直ります。
起動時にセグメンテーション違反が発生する (バージョン 1.1 以上)
Unity 5 エンジンのゲームを使うには PulseAudio を動作させる必要があります。KSP のバグトラッカーに投稿されている pulsenomore ツール [1] を使うことで解決します。
文章が表示されない
AUR の ttf-ms-fontsAUR パッケージで提供されている、Arial と Arial Black フォントが必要です。
もしくは公式リポジトリの ttf-freefont[リンク切れ: パッケージが存在しません] を使うこともできます。x86_64 Arch Linux の KSP 0.90.0 でテスト済みです。
ゲーム内のメニューが表示されない (バージョン 1.1 以上)
解像度によってはメニューが表示されないことがあるようです。{{ic|settings.cfg}] ファイルを編集してフルスクリーンを有効にしたり解像度を少しだけ変えてみてください (例: 1366x768 から 1363x768 に変更)。
解像度がおかしいとフォントレンダリングに問題が発生する場合があります。その場合、AnyRes mod を使うことでゲーム内の解像度を変更できます。
マシンによっては起動オプションやコマンドラインフラグに -force-glcore
を追加すると問題が解決することがあります。Steam の場合、ライブラリを開いて KSP を右クリックしてプロパティから起動オプションの設定を選択し、-force-glcore
を追加してください。ゲームエンジンはできるかぎり最新の OpenGL バージョンと OpenGL 拡張を活用してゲームを実行するようになります。オプションを有効にすると影に問題が発生することがあります。ゲーム内の設定を変更すれば問題は解決します。
primusrun を使うとグラフィックがちらつく
PRIMUS_SYNC=2 を使って起動してください (ただしこれを使うとフレームレートが減少します)。
設定にアクセスしたり64ビットの Steam でセーブをするとゲームがクラッシュする
Kerbal Space Program のプロパティで、起動オプションを設定してください:
LC_ALL=C %command%_64
x86_64 で全ての lib32 ドライバーをインストールしている場合にゲームのグラフィックがおかしくなる
Steam は KSP.x86 実行可能ファイルと KSP.x86_64 実行可能ファイルを実行しようとします。次のフォルダに移動して:
/home/$USER/.local/share/Steam/SteamApps/common/Kerbal\ Space\ Program/
次のコマンドで起動してください:
./KSP.x86_64
もしくは、steam から起動したい場合、以下の起動オプションを設定してください:
%command%_64
64ビット環境で音が鳴らない
64ビットの実行可能ファイルを起動してください。
Steam は KSP.x86 実行可能ファイルと KSP.x86_64 実行可能ファイルを実行しようとします。次のフォルダに移動して:
/home/$USER/.local/share/Steam/SteamApps/common/Kerbal\ Space\ Program/
次のコマンドで起動してください:
./KSP.x86_64
もしくは、ゲームリストの "Kerbal Space Program" を右クリックして、プロパティをクリックし、起動設定をクリックして、次を追加してください:
LD_LIBRARY_PATH="/usr/lib:$LD_LIBRARY_PATH" LC_ALL=C %command%_64
ゲーム内のテクスチャが黒くなる
ゲーム内のグラフィック設定で "Edge Highlighting (PPFX)" を無効にしてください。