スクロールバックバッファ

提供: ArchWiki
2016年1月12日 (火) 16:00時点におけるKusakata (トーク | 投稿記録)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動

ビデオアダプタと表示端末の間に、スクロールバックバッファと呼ばれるバッファが作成されることで、テキストコンソールの画面から出てしまったテキストを遡って表示するスクロールバックが可能になっています。デフォルトでは、Shift+PageUp と Shift+PageDown のキーの組み合わせでバッファを上下にスクロールできます。

バッファの拡張

上限までスクロールしても情報が十分得られない場合、スクロールバックバッファを拡張して、保存できる出力の量を増やす必要があります。fbcon=scrollback:Nk カーネルパラメータでカーネルのフレームバッファコンソール (fbcon) を設定することで拡張できます。N を使用したいバッファサイズ (キロバイト) に置き換えてください。デフォルトのサイズは 32k です。

上記の設定が反映されない場合、フレームバッファコンソールが正しく有効になっていません。Framebuffer Console ドキュメント をみて他のパラメータを設定したり、あるいはフレームバッファドライバーを変更してください。