仮想コンソールに自動ログイン

提供: ArchWiki
2015年1月6日 (火) 22:43時点におけるKusakata (トーク | 投稿記録)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動

関連記事

この記事ではブートプロセスの最後に仮想コンソールに自動的にログインする方法を説明しています。この記事で扱っているのはコンソールのログインだけです。Xorg に自動ログインする情報はログイン時に X を起動を見て下さい。

設定

agetty に渡されるデフォルトパラメータを上書きする systemd のファイルを使って設定を行います。

設定は仮想コンソールとシリアルコンソールで異なります。ほとんどの場合、設定するのは仮想コンソールの自動ログインでしょう。デバイス名は ttyN で、N が数字です。シリアルコンソールのデバイス名は ttySN のようになり、N は同じく数字になります。

仮想コンソール

以下のファイル (とディレクトリ) を作成してください:

/etc/systemd/system/getty@tty1.service.d/autologin.conf
[Service]
ExecStart=
ExecStart=-/usr/bin/agetty --autologin username --noclear %I 38400 linux
ヒント: オプション Type=idle は全てのジョブ (ユニットの状態変更リクエスト) が完了するまでサービスの起動を遅らせます。Type=simple を使うと、サービスはすぐに実行されますが、ブートアップメッセージがログインプロンプトに残るかもしれません。このオプションは X を自動的に起動する場合に特に有用です。このオプションを使うには、Type=simpleautologin.conf に追加してください。

tty1 以外の tty を使いたい時は Systemd FAQ を見て下さい。

シリアルコンソール

以下のファイル (とディレクトリ) を作成してください:

/etc/systemd/system/serial-getty@ttyS0.service.d/autologin.conf
[Service]
ExecStart=
ExecStart=-/usr/bin/agetty --autologin username -s %I 115200,38400,9600 vt102

参照