「Acer Chromebook 14 CB3-431 (Edgar)」の版間の差分

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== デベロッパーモード ==
 
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インストールする前に、未署名のインストールメディアを BIOS が読み込めるように権限を与える必要があります。それには [http://www.chromium.org/chromium-os/developer-information-for-chrome-os-devices/acer-c720-chromebook#TOC-Developer-Mode デベロッパーモード] の有効化やカスタム SeaBIOS の書き込みが必要です。
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インストールする前に、未署名のインストールメディアを BIOS が読み込めるように権限を与える必要があります。それには [https://www.chromium.org/chromium-os/developer-information-for-chrome-os-devices/acer-c720-chromebook#TOC-Developer-Mode デベロッパーモード] の有効化やカスタム SeaBIOS の書き込みが必要です。
 
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* サウンド/オーディオ
 
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上記の問題を解決するにはパッチの適用された {{AUR|linux-galliumos-braswell}} カーネルをコンパイル・適用する必要があります。
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=== 内蔵キーボード ===
 
=== 内蔵キーボード ===

2022年8月17日 (水) 11:28時点における最新版

警告: この記事は ChromeOS を Arch Linux に置き換えようとしている読者を想定しています。

この記事では Acer Chromebook 14 cb3-431 (Edgar) に完全な Arch Linux をインストールするのに必要な手順を簡単に説明しています。

書き込み保護

以下のガイドラインに従うのであれば必ずしも書き込み保護を無効化する必要はありません。

デベロッパーモード

インストールする前に、未署名のインストールメディアを BIOS が読み込めるように権限を与える必要があります。それには デベロッパーモード の有効化やカスタム SeaBIOS の書き込みが必要です。

警告: デベロッパーモードを有効にするとデータが全て消去されます。

デベロッパーモードを有効化するには:

  1. マシンの電源を切る。
  2. 起動時に Esc+F3 (Refresh) を押してリカバリモードに入る。
  3. リカバリモードに入ったら (巨大な黄色のビックリマークが表示されます)、Ctrl+d を押してください。
  4. 確認を求められるので Enter を押してデベロッパーモードを有効にしてください。
  5. デバイスがリセットされ起動時に毎回警告画面が表示されるようになります。警告画面は Ctrl+d を押すことでスキップできます。

カスタム SeaBios の書き込み

未署名あるいは自己署名のインストールメディア (つまり Arch Linux のインストールメディア) をロードするにはカスタム SeaBios が必要です。

ChromeOS の中でインターネット接続を確立して、Ctrl+Alt+F2 でスーパーユーザーシェルを開きユーザー名 chronos を使ってください。そして MrChromeBox の SeaBios ユーティリティを入手してください:

# curl -L -O https://mrchromebox.tech/firmware-util.sh

ファームウェアユーティリティを実行:

# sudo bash firmware-util.sh

オプション 1 の Install RW_LEGACY を選択して、SeaBios から外部のインストールメディアを起動できるようにします。

Arch Linux のインストールメディアを挿入してから再起動オプションを選択してください。

インストール

インストールメディアの起動

白色の "OS verification disabled" 画面で、Ctrl+l を押して SeaBios に入ってください。それから Esc キーを押してブートメニューをロードし、外部のインストールメディアを選択してください。

Linux バージョンが 4.8.14 以下のインストールメディアでないかぎり、内蔵キーボードやサウンド、トラックパッドはインストール中に機能しません。ここからは公式のインストールガイドに従ってください。

ノート: すぐに SeaBios が内蔵ディスクをロードしようとした場合や、Esc キーのブートメニューリクエストを無死した場合、SeaBios がロードされる前にデバイスは完全にシャットダウンします。ChromeOS から再起動して SeaBios に入ってブートメニューを開く必要があります。

インストール後

書き込み保護を無効化せずデフォルトで SeaBios で起動するように設定されている場合、GRUB を起動するには白画面の "OS verification disabled" で Ctrl+l を押して切り替えるしかありません。

修正

新しい Intel Braswell チップセットがまだ浸透していないため、手動で修正する必要がある項目が多数存在します。

デフォルト状態では以下の機能が動作しません:

  • 内蔵キーボード
  • トラックパッド
  • サウンド/オーディオ

上記の問題を解決するにはパッチの適用された linux-galliumos-braswellAUR[リンク切れ: パッケージが存在しません] カーネルをコンパイル・適用する必要があります。

内蔵キーボード

カーネルにパッチを適用しても内蔵キーボードは完全には機能しません。一部のホットキーは xkeyboard-config-chromebookAUR パッケージで設定する必要があります。

サウンド

音声出力を修正するには pacman --force パラメータを使って galliumos-braswell-configAUR パッケージをインストールしてください。

トラックパッド

xf86-input-synaptics ドライバーにおけるトラックパッドの押圧の感度の問題を解決するには /etc/X11/xorg.conf.d/10-synaptics.conf ファイルに以下を追加してください:

/etc/X11/xorg.conf.d/10-synaptics.conf
Section "InputClass"
	Identifier "touchpad catchall"
	Driver "synaptics"
	MatchIsTouchpad "on"
	MatchDevicePath "/dev/input/event*"
	Option "FingerLow" "1"
	Option "FingerHigh" "5"
EndSection

libinput を使用している場合、/etc/udev/hwdb.d/99-touchpad-pressure.hwdb に以下の hwdb 設定を追加してください:

/etc/udev/hwdb.d/99-touchpad-pressure.hwdb
libinput:name:*Elan Touchpad:dmi:*svnGOOGLE:*pnEdgar*
 LIBINPUT_ATTR_PRESSURE_RANGE=1:15

X サーバーを再起動することで変更が適用されます。