「DaVinci Resolve」の版間の差分

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(ページの作成:「カテゴリ:オーディオ カテゴリ:ビデオ en:DaVinci Resolve Davinci Resolve はプロプライエタリの動画エディタ、色補正・光学…」)
 
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|{{AUR|intel-opencl}} || 5.0.r63503-2 || {{R|コアダンプ出力}}

2020年12月31日 (木) 14:43時点における最新版

Davinci Resolve はプロプライエタリの動画エディタ、色補正・光学合成アプリケーションです。

インストール

無料版と有料版 (別名 Studio) が存在します。

DaVinci Resolve を使うには適切な OpenGL/OpenCL ドライバーが必要です。オープンソースの OpenCL ドライバーはいまのところサポートされていません。非互換の OpenCL ドライバーはアンインストールしておかないと Resolve がクラッシュする場合があるので注意してください (例えばプロプライエタリドライバーを使うために opencl-mesa をアンインストールする必要があります)。

スタンドアロンの Intel GPU は現在サポートされていません。AMD と Intel のハイブリッド構成の場合、Intel GPU を第一のグラフィックカードとして使って AMD GPU でプロプライエタリの OpenCL ドライバーを使うことができます。

OpenGL ドライバー表
GPU メーカー 種別 ドライバー OpenGL ドキュメント DaVinci Resolve の動作
AMD / ATI オープンソース xf86-video-amdgpu mesa AMDGPU No
xf86-video-ati ATI 未確認
プロプライエタリ xf86-video-amdgpu amdgpu-pro-libglAUR AMDGPU PRO Yes
Intel オープンソース xf86-video-intel mesa Intel Graphics Yes
NVIDIA オープンソース xf86-video-nouveau mesa Nouveau No
プロプライエタリ nvidia nvidia-utils NVIDIA Yes
OpenCL ドライバー表
GPU メーカー OpenCL ドライバー 確認済みのバージョン DaVinci Resolve の動作
Neutral opencl-mesa No
AMD opencl-amdgpu-pro-orcaAUR 19.30_838629-1 Yes
opencl-amdgpu-pro-palAUR 19.30_838629-1 Yes
Intel intel-compute-runtime 19.27.13361-1 コアダンプ出力
beignetAUR 1.3.2+12+gfc5f430c-2 コアダンプ出力
intel-openclAUR 5.0.r63503-2 コアダンプ出力
intel-opencl-runtimeAUR 1:18.1.0.013-2 コアダンプ出力
Nvidia opencl-nvidia 適切、ただし CUDA で動作?

BlackMagic Design カード

DeckLink, UltraStudio, Intensity カードを使用して動画をキャプチャ・再生するには、decklinkAUR パッケージでデスクトップビデオソフトウェアをインストールしてください。

トラブルシューティング

アプリケーションウィンドウにタイトルバーが表示されない

Linux 版の Resolve の問題です。KDE の場合、タイトルバーを強制的に有効にするルールを使うことで問題を回避できます。[1] を参照。

.mp4 クリップが音声クリップとして認識されるのに音声が出力されない

フリー版の Linux 用 Resolve でのみ発生する問題です。MP4 コンテナと AAC 音声のどちらもサポートされていません。動画ファイルを別のフォーマットに変換するか、Studio 版を購入してください。変換は以下のようなコマンドで行うことができます:

ffmpeg -i input.mp4 -c:v dnxhd -profile:v dnxhr_hq -pix_fmt yuv422p -c:a pcm_s16le -f mov output.mov

HiDPI

高精細ディスプレイを使用する場合、以下の環境変数を設定してください:

export QT_DEVICE_PIXEL_RATIO=2
export QT_AUTO_SCREEN_SCALE_FACTOR=true

ソース: https://forum.blackmagicdesign.com/viewtopic.php?f=21&t=84614&p=469009&hilit=hidpi#wrapper

Wine 版

一部のプラグインは Windows では使えますが、Linux からは利用できません。wine から Davinci Resolve を使おうとしても、残念ながら、wine 4.13-1 現在では Resolve は動作しません。起動画面が "Looking for control surface" でフリーズしてターミナルに以下のようなエラーメッセージが表示されます:

 wine: Call from 0x7bc6c52c to unimplemented function OpenCL.dll.clReleaseDevice, aborting

参照

Post on Davinci Resolve forum with tested configurations.